新鋭短歌シリーズ「うずく、まる」著 中家菜津子

中家菜津子第一歌集「うずく、まる」への感想、反響のまとめ 中家菜津子『うずく、まる』批評会 4月17日(日)13時 続きを読む
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柳原恵津子 @yukinohiyanagi

焦点のあわぬ眼で雨粒を眺める鶏の鋭い鳴き声 父親がこどもにふれる優しさで赤茄子をもぐ太い親指 一生を耕し続け種を蒔く土は家族をやわらかくする /中家菜津子『うずく、まる』

2016-04-18 10:20:29
柳原恵津子 @yukinohiyanagi

@yukinohiyanagi 「沃野の風」はとても好きな連作。他の形の中家さんの魅力も捨て難い(むしろ独壇場)けれども。

2016-04-18 10:27:10
榮猿丸 @micropopster

昨日は春の嵐のような突発的な出来事があり中家菜津子歌集『うずく、まる』批評会伺えず残念。中家さんごめんなさい。

2016-04-18 22:52:20
榮猿丸 @micropopster

昨日は春の嵐のような突発的な出来事があり中家菜津子歌集『うずく、まる』批評会伺えず残念。中家さんごめんなさい。

2016-04-18 22:52:20
柳原恵津子 @yukinohiyanagi

「私性」という言葉の「私」は、どこまでも切実な、正直な、生真面目な「私」でなければならないだろうと近頃強く感じる。何が正直なのかを自ら問い続け、他者からも問われ続けたい、そういう居場所にいたい、と思う。それが可能な場所にいるだろうとも思う。

2016-04-18 13:00:53
柳原恵津子 @yukinohiyanagi

「私性」という言葉の「私」は、どこまでも切実な、正直な、生真面目な「私」でなければならないだろうと近頃強く感じる。何が正直なのかを自ら問い続け、他者からも問われ続けたい、そういう居場所にいたい、と思う。それが可能な場所にいるだろうとも思う。

2016-04-18 13:00:53
柳原恵津子 @yukinohiyanagi

昨日は堀田季何さんの俳句の作り手の視点の話をもっと聴きたかった。現代詩と同じくらい俳句の様式美も未知の世界だから。

2016-04-18 12:35:49
柳原恵津子 @yukinohiyanagi

昨日は堀田季何さんの俳句の作り手の視点の話をもっと聴きたかった。現代詩と同じくらい俳句の様式美も未知の世界だから。

2016-04-18 12:35:49
倉野いち @o_o_ichi

中家さんの批評会の感想がTLにたくさん流れてきて興味津々…。体はひとつしかないし、イベントが2つ重なっちゃったらどちらかを選ばなきゃいけないのは当たり前なんだけど、行けなかったのが悔しくなってきたぞ。堀田さんの会場発言聞きたかった!!

2016-04-18 12:23:24
岸原さや🌿🕊NO WAR @sayasaya777

今日は中家菜津子さん『うずく、まる』の歌集批評会&出版記念パーティーですね。個人的タスクで参加が叶いませんが、ご盛会を。 ひとつずつ入れかえたいよ君の目で見てみたいものばかりだ、雪だ /中家菜津子「未来2016.4月号」 pic.twitter.com/3pFaWMZX4I

2016-04-17 11:01:11
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川津望 @kujiranokakera

中家菜津子さんの詩歌集『うずく、まる』批評会に参加。1部は聞き手を加藤治郎さん、野村喜和夫さんに聞く「詩型は越えられるか」。

2016-04-17 20:39:37
川津望 @kujiranokakera

個人的に気になった点が一つ。筆者は中家さんが女性性を自覚、あるいは無自覚であると思えない。彼女が書く「女性像」と作中の「私」には圧倒的な距離があり、「私」は殆ど身体とその感覚、宇宙、葱を平等に扱う。

2016-04-17 20:41:49
川津望 @kujiranokakera

まる という終止をあらゆるものに与えること。信号機が「もういいよ」と言うのを待つ「私」のうずき。「音だけの花火」からも思うに何かがあった遠さ、不透明さを正直に書く重要性を中家さんは承知でいるのだ。これは自己陶酔ではなく、絶望である。

2016-04-17 20:44:13
川津望 @kujiranokakera

中家さんの作品の中で「私」が何故、一見すると予め描かれたかのような女性性を纏わなければならなかったのか。その問題の一つの解答はうずく、まる にあると思う。

2016-04-17 20:43:24
川津望 @kujiranokakera

うずく、まる。がうずく、まる になったことは、大きな変化である。そこで終止形として沈黙するのではなく、それこそ生きた身体感覚に言葉の多様性が宿る瞬間を、彼女は経験したのかもしれない。「一つのコンセプトから、詩(歌)集を編むこと自体、一つの創作行為」と語る加藤さんの言葉は熱かった。

2016-04-17 20:45:01
内山晶太 @uchibach

左心室 雨の匂いに包まれて雨の降るのをあなたと待った /中家菜津子『うずく、まる』

2016-04-17 12:57:29
内山晶太 @uchibach

椅子はみな睡蓮に似てそこかしこうつむく人の背中をつつむ /中家菜津子『うずく、まる』

2016-04-17 12:55:36
佐藤真夏 @yomoyamanohara

中家菜津子さんの『うずく、まる』批評会でした。私には敷居の高い場所ではありましたが、行って良かったと思います。普段から読んでいる中家さんの作品について深く知れる絶好の機会であったこと、解釈ではない「批評」の大枠を掴んだことが今日の収穫でした。

2016-04-17 17:27:17
佐藤真夏 @yomoyamanohara

あと、加藤治郎さんと野村喜和夫さんのお話を聞いた率直な感想を。 詩と短歌の融合については、越える必要性があるか、などの大きな問題提起もありました。それを受けて今、私が考えていることは、詩も短歌も出会った時期が同じなら自然に融合されていくことがあるのでは?ということです。

2016-04-17 22:01:34
佐藤真夏 @yomoyamanohara

例えばバイリンガル。日常的に日本語と英語を使っている人たちは、時々意図せずに言語が混ざっている。日本語でしか表現できないものがあり、英語でしか表現できないものがあるのも確かだけれど、混ざった言葉を使うのはそのひと独自の表出であって、それを自然なこととして受け止めることはできない?

2016-04-17 22:16:19
佐藤真夏 @yomoyamanohara

中家さんの作品についての批評会で、「分からない」という立場をとることの空虚さを知りました。批評にはそもそも明確な答えはないのだし、敢えて答えを置くとしたら、こう置く、というそれぞれの着地をもっと見たい。安易なことを言えないのも分かるけど、難しい、で終わらせたくない。

2016-04-17 21:46:23
生沼義朗 @yoshiaki_oinuma

今日の中家菜津子さんの歌集批評会は、書かなければならない原稿2本とレジメがあるので、大変申し訳なく思いながら、断念。 ご盛会を、突風吹きすさぶ新座よりお祈りしております。

2016-04-17 10:45:11
【十条カズオ】 @ootsukisan126

@ootsukisan126 『うずく、まる』批評会の会場質問では、東直子さん、松村由利子さん、堀田季何さん、文月悠光さん、田中庸介さん、蜂飼耳さんが発言。 特に、堀田季何さんの、他者の作品を論じる時に、自分の価値観(女性観など)を押しつけてはいけない、という発言には改めて納得。

2016-04-18 07:32:20
【十条カズオ】 @ootsukisan126

@ootsukisan126 批評会後、15階のエトワールに会場を移しての『うずく、まる』出版記念パーティーでは、カニエ・ナハさんが詩の朗読、中家菜津子さんも朗読をしました。 また批評会では発言できなかった、江田浩司さん、服部真里子さんらが『うずく、まる』について評を述べました。

2016-04-18 07:48:47
【十条カズオ】 @ootsukisan126

@ootsukisan126 中家菜津子『うずく、まる』の自由詩は一文の息が長いが、それは古典の歌物語の地の文を連想させる。 言葉が縁語的に次の言葉を生む文体は、現代詩における「言葉の自走性」と同時に、古典のアレゴリー的な世界を感じる。 短歌が口語なので、詩の一文のように見える。

2016-04-19 06:11:02
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