2015年5月30日の震度5強の地震について小劇場の対応・コメント
小笠原や神奈川県東部で震度5強、埼玉県で震度5弱
2015年5月30日20時24分ごろ、小笠原諸島西方沖を震源とする強い地震があり、小笠原で震度5強、埼玉県で震度5弱を観測した。気象庁によると、地震の強さを示すマグニチュードは8.5、震源の深さは約590kmと推定される。津波の心配はないという。
鉄道各社によると、東海道新幹線は東京〜新大阪間で上下線とも運転を見合わせた。JR東日本も山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線、埼京線が運転を見合わせたほか、首都圏の各線に遅れがでている。東京メトロも全線で遅れが出た。
具体例・中断等の報告
久々に本番中の上演中断。役者を袖に逃がし自分は揺れが収まるまで舞台上に残ってアナウンス、10分休憩&安全確認して、1シーン巻き戻しての再開。 通知が届いてから揺れだすまで1分近くあり誤報か?と迷ったのでもう少し早く止めても良かったかな、という反省点もありつつ、無事終わり一安心。
2015-05-30 21:58:54本番を止めた現場、止めなかった現場、色々だったようですが今回中断した判断基準は揺れの長さでした。今後も十分お気を付け下さい! 【再掲】ステージメイツが公開中の小劇場向け地震発生時対応ガイドライン14年版。必要に応じてご活用ください。 stagemates.jp/data/quake_gui…
2015-05-30 23:57:20改めて昨晩、舞台公演本番中に発生した地震への対応を、備忘録を兼ねて記しておきます。同業者の方の参考となれば幸いです。 facebook.com/stagemates/pos…
2015-05-31 01:57:31(上記リンク先内容)
改めて昨晩、舞台公演本番中に発生した地震への舞台監督としての対応を、備忘録を兼ねて記しておきます。
同業者の方の参考となれば幸いです。
会場は東京都世田谷区の小劇場、客席は通路部分に補助席を出すほどの満席。
携帯電話に通知が来た情報は揺れを感じる45秒ほど前に
「小笠原M8.5 深さ570Km 最大震度5強」。
続報が連続して届くが一向に揺れが来ない為、誤報かと思いつつ袖際で待機。
その後もしばらく判別が付かなかったが、美術パネル狙いのゴボの入った
ネタ明かりが動いているのを見て揺れを確信。
揺れは大きくなかったため公演を止めるかおそらく20~30秒ほど迷ったが、
収まる気配がないため袖から足を踏み出す。
場内に居た制作スタッフも同じ判断をした様子でほぼ同時に客席扉を開放。
公演の一時中断を客席に向けアナウンス。舞台上からブースに直接声を掛け、場内の蛍光灯を点灯。
灯体は揺れているものの音を立てるまではいかなかったため
震度3程度と判断し揺れが収まる前に役者を袖にはけさせる。
そのまま1人舞台上に残り、1分ほどで揺れが収まる。
ブースのスタッフと無線機で揺れが収まった事を確認し再度客席に
「会場で震度3程度の揺れ、地震は小笠原で震度5」とアナウンス。
公演は再開できると踏んでいたため「M8.5」と震度5「強」という
お客様に衝撃を与えるおそれのある情報は伏せる。
アナウンスの間に吊物等に異常無しとの連絡が入り、一度袖にはけ役者に確認を取り、
再度舞台上に出て「10分後に公演再開」「気分の悪いお客様は場内スタッフまで声を掛ける」旨アナウンス。
客席に混乱は無く休憩・安全確認後、演出家のコメントを挟み
地震発生の1シーン前から巻き戻して中断後約12分で公演再開。
再開後も特段客席に集中を欠いた様子や混乱は見られず、以降通常進行にて終演。
最寄駅の電車は動いていたが新宿駅からのJR各線が止まっていたため劇場管理者に場内開放の許可を取り、
後説にて再度演出家のコメントを入れた後、電車の運行情報と帰宅が困難な場合は
場内に留まることができる旨をアナウンス。
最終的には客席内に留まるお客様はおらず、終演から20分ほどで場内完パケ。
@156twt 我々が引退するまでに多分首都直下は来るでしょうね。そしてスタッフである限り、もっと言うと売れれば売れるほど、その時劇場にいる可能性はかなり高くなります。だから常に、10秒後もし地震が来たらどうするか頭の隅に置いておく事が大切ですね。(珍しくマジレス。おっぱい!!)
2015-05-31 00:18:15夜、おででこvol.7「岸田國士の思案」於日暮里ART CAFE 百舌。観劇中に地震に遭ったのだけど、劇団の方の対応がしっかりされていて、地震後も安心して観劇を続けることができた。見習いたい。
2015-05-30 23:29:491.まず、地震発生中、「落ちついてその場で待機してください」と冷静な呼びかけ 2.地震が収まった時点で一旦芝居を中断し、地震についての情報をアナウンス。震源、震度、津波の有無など。情報を知らせて頂いたことで、不安感やパニックを防げた。 3
2015-05-30 23:40:55あたりまえのことかもしれないけど、あたりまえのことをしっかり果たすために、裏での連絡体制や備えをしっかりされていたんだろうな。すごいと思った。
2015-05-31 00:02:46今日の新国立劇場での『海の夫人』上演中の地震発生時の対処が、本当に素晴らしかった。休憩開け5幕途中に件の地震が発生。客席も若干どよめく程の揺れの中、全く怯む様子なく芝居を続ける出演者に、これは続行?大丈夫か?と思っていたところ、舞台監督自ら登場し、一時中断を宣言。 (続く)
2015-05-31 00:04:30小劇場の安全性をきちんと説明し、15分と時間を明示した上で、観客の客席待機(後に10分のロビー解放休憩に変更。多分電波の入らない客席を考慮)と役者の楽屋待機を指示。(恐らくこの時間で現状の安全性を確認し、続行か中止の協議をしていたと思われる)休憩中も地震情報をアナウンス。(続く)
2015-05-31 00:05:44毎回、舞督直々に現状報告とこれからの対応を明確に説明して下さるので待つ側も安心。 結局、中断した5幕から再開になったが、ちゃんと幕の頭から仕切り直して下さり、役者さん方の集中力も相まって何事もなかったかのように無事完走。終演後は、各種鉄道の運行情報を掲示。終始完璧な対応だった。
2015-05-31 00:06:54多分、舞台の中断に関しては、賛否両論あるのかもしれないが、自分個人としては、照明が揺れまくっていて、壇上の二人の安全が気が気でなかったので、止めてくれて本当によかった。今回大事をとって下さった海の夫人の舞台監督さんの判断は、観客も演者も大事にしてくれたんだなと好感が持てた。
2015-05-31 00:15:38新国立劇場『海の夫人』 途中地震で10分の中断。 舞監さんの中断判断も素晴らしいと思ったし。 地下が最も安全な構造の劇場である事も素晴らしい。 再開後の集中力も素晴らしい。
2015-05-30 21:48:57サンシャイン劇場「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」初日終演後のロビー。迅速な地震対応で安全安心でした。 pic.twitter.com/5VseCR3a4J
2015-05-31 22:05:15地震直後、柱の近くと壁沿いに身を寄せていただき落ち着いた後のサンシャイン劇場ロビー。僕は、普段の地震後にTwitterでやっていることを、チームでやってました。地下鉄が動き始めた情報が出て、みなさん帰り始めました。帰れましたかねぇ? pic.twitter.com/Lvh2o7gbWo
2015-05-30 22:47:21第二幕直後に劇場内に緊急地震速報が。スタッフの方の適切な指示で安全確認の休憩後芝居再開となりました。帰る場合も何かしらの対応してたみたいでさすがこまつ座…指示出しの方に情報入るまでちょっとざわざわしたけど… instagram.com/p/3TrCtcmtr6/
2015-05-30 22:16:28昨日5月30日19時の回、上演中に強い地震がありましたが、劇場の安全を確認できたため、上演を続けさせていただきました。最後までご観劇くださった皆さま、ありがとうございました。(制作 野崎)
2015-05-31 10:44:00地震で本番中断という体験はさすがに初めて。 でも特に混乱もなく殆どのお客様が残ってくださり、安全確認後に本番再開。 相島一之さんのアドリブに惚れそうになりました。笑 無事に終演できて良かった。 劇場スタッフの皆、無事に帰れたかな…。
2015-05-31 00:05:27