幼馴染×章大

あみ @ami_qitt25

【フォロワー100名記念リク第一弾】 《幼馴染み×章大》1 「章ちゃん〜ね、帰るの？ 一緒に帰るから待ってて」 『ん…』 教室の窓から手を振りながら 大声で叫んでる奴… 幼馴染みの彩 小さい時に引っ越して来てからの 付き合い #あみ妄想

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2 隣同士で親も仲が良いから まるで兄妹の様に育ってきた そのせいか 彩は俺をなんとも思っへんで 同じクラスに居ても この通り… 少しは意識して欲しいんやけど… 「ごめん、章ちゃんお待たせ」 慌てて靴を履くから… 「あ、」 #あみ妄想

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3 体制を崩して俺にもたれ掛かって 来てたから… 慌てて彩を離して 『あっ、おま、気を付けんと』 「ん、ごめんて…章ちゃん？ 怒ってるの？」 『お、怒ってへん…お、お前さ もう少し考えて行動せんと』 俺に掴まりながら靴を履き直して 「ん、考えてって？」 #あみ妄想

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4 『こ、こうゆう行動や』 彩の手を振りほどいて 先に歩き出すと 「章ちゃん、ごめんて」 慌てて付いてくる 昔からそうだった ずーっと俺の後ばっかり 付いてきて… 小さい時から そんな彩を守るのは 俺だって思ってた… でも… #あみ妄想

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5 「ねぇねぇ、章ちゃん聞いて 村上先輩がね…それでね…だって//」 こいつの口から 俺以外の男の名前を 聞く日が来るやなんて… 「ねぇ、章ちゃん聞いてる？」 『ん？聞いてへん』 「ひっどい！ちゃん聞いてよ、もぅ！」 そう言いながら俺を叩いて来る #あみ妄想

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6 その手を掴んで 『止めろや…』 「…章ちゃん？」 『ご、ごめん…』 「章ちゃん…最近変だよ ねぇ？なんかあった？」 顔を覗き込んで来る 彩の心配そうな顔… 『な、なんもないって言うてるやろ// ほら、帰んで』 #あみ妄想

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7 俺は急ぎ足で家に向かった 「章ちゃんってば、待ってよ」 歩幅が合わなくなって だんだん追いつかなくなる… 彩… 俺たちの関係みたいやな… #あみ妄想

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8 部屋に入って鞄を机に放って 俺はベッドに寝転んで… 考える事は決まってんや 彩の事… 俺たちが高校に入学して直ぐ あいつはサッカー部の マネージャーになった 最初は女子の先輩に 頼まれたからって 俺は軽音楽部で一緒に 帰るのも少なくなって来た #あみ妄想

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9 2年になった時 サッカー部の部長に 告られたって相談して来た 俺はその時 初めて彩に対しての気持ちが判った… 幼馴染みやなくて 女として好きなんやって… でも そんな事 今更言える訳ないやん… 俺がそう思っとっても 彩は… #あみ妄想

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10 “幼馴染みの章ちゃん” としてしか見とらん… 結局 彩はその部長の村上だかってのと お友達以上恋人未満で 付き合うと言ったらしい… 俺も他の女と付き合ったら 彩を又幼馴染みとして 見れるんやろか… #あみ妄想

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11 『ハァ…ため息しか出えへんわ』 「なんで？」 居るはずの無い彩の声に ビックリして飛び起きると… ドアの隙間から彩が覗き込んで 『お、お前…なにしとんねん か、勝手に入ってくんなや』 「勝手じゃ無いもん 叔母さんに許可貰ったもん」 #あみ妄想

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12 プーッと頬っぺたを膨らませて 部屋に入って いつもの場所座り 「ねぇ章ちゃん 数学教えて、宿題がね」 ノートを出す時にスカートが めくれチラッと太腿が見えた 『お、お前さ、ほんま…考えろって』 「ん、何が？」 『す、スカート…めくれてるし』 #あみ妄想

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13 「あ//やだ、章ちゃん…見た？」 『見てないし//』 「あ〜嘘だね 笑」 『見てないって言ってんやろ』 「うそ〜だって章ちゃん顔赤いよ 笑」 そう言いながら彩が 俺の顔を覗き込んで来たから 逃げようとしたら… そのまま彩を組み敷いて… #あみ妄想

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14 「章ちゃん…手、痛いよ」 俺の手は 彩の細い手首を押さえてて… 真っ直ぐ見つめて来る 彩の瞳が俺の心を 見透かしてる様で… 「章ちゃん…」 そう呟く唇に俺の視線は 外す事が出来なくて… このまま… 俺の物にしてしまえたら… #あみ妄想

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15 そんな気持ちを 彩はわかったんやろうか… 「章ちゃん…怖いよ…」 彩の目に涙が浮かんで来て 『彩…帰り…』 彩から離れて やっと絞り出した… 言葉… 「しょ『わからんのか、帰り…』 彩の言葉を打ち消す様に… #あみ妄想

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16 「判った…帰るね…章…」 彩は全部言わんと 静かに帰って行った… 下からオカンの声が 聞こえて来たけど構わんかった 俺と彩の関係は… きっとこれで良かったんや… #あみ妄想 pic.twitter.com/9QMD1G5Jn4

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17 次の日からは登校時間を ずらして彩と遭わないようにした クラスは一緒だから どうしても顔は合わす… それは何とかやり過ごした 放課後は部室から グランドの彩を見てた… 10日ぐらいたった頃 部室に下級生の女がやって来た… そんなんはいつもの事だけど #あみ妄想

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18 “章大先輩 先輩今彼女とか居ないんですか？” 『あん？おらんよ…だから？』 “あたしじゃダメですか？” めんどくさ…こんな奴ばっかりや 『やらしてくれるん？』 “それで 章大先輩があたしの物に なるなら良いですよ” そう言ってその女が俺に近寄って… #あみ妄想

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19 ガラガラ 「章ちゃん居る…あ、ごめん」 ドアが開いて顔を出した彩が… 『あ、彩』 急いでドアに向かおうとしたら “先輩” と呼び止められた 俺は止まらず彩を追いかけた 『彩…待って』 やっと追いついた彩の腕を掴んで 「章ちゃん…離して」 #あみ妄想

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20 『彩…なんで逃げるんや』 「だって…」 彩は声を出さずに泣き出した 『彩、なんで泣いてるんや』 「だって…章ちゃん…さっきの子と…」 『なんもしとらんて… 好きでもない女とするわけないやろ』 彩は真っ直ぐ俺を見て… #あみ妄想

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21 「じゃ、好きならするの？」 泣きながら俺の答えられん事を 聞いて来た… 好きなら… 『彩…好きな相手ならしとなるやろ… お前かて あのなんとかって先輩が 好きなんとちゃうの？』 もう、良いと思った… 彩が本当に あいつを好きなら… 「違ったの…」 #あみ妄想

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22 それを聞いた彩がやっと 俺を見て 呟くように… 『違うって…何が？』 「村上先輩の事… 好きになれると思ったの…でも…」 『でも、なんなん？』 彩は俯いて更に泣きじゃくりながら 「本当に…好きな…人が…」 『…好きな人…』 #あみ妄想

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23 「ん…好きな人は…章ちゃんだって」 『な、何言ってるんや彩…おま 「だって判ったんだもん 私…章ちゃんが好き！」 『…ぁゃ…』 「章ちゃんが私の事 幼馴染みとしてしか 見てないのは分かってる… でも… 章ちゃんの隣に居るのは… 私じゃなきゃ嫌なの」 #あみ妄想

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24 俺は掴んでた彩の腕を 強く引いて… 抱き寄せた 俺の腕の中にすっぽりと 収まった彩が 「章ちゃん？」 『…彩…お前…遅いわ』 「ん…何が？」 『気付くのが…俺…』 「章ちゃん…泣いてるの？」 『…アホ…泣く訳無いやろ』 彩をぎゅっと抱き締めて… #あみ妄想

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25 『俺もや… 俺の隣は彩しかおらへん… 彩…好きや』 「章ちゃん…」 彩の腕が俺の背中に回されて 「章ちゃん…好き…大好き//」 『アホ…お前…//』 彩の顎を上に向けて… #あみ妄想