安倍首相の暴走を支える官僚専横態勢を覆す、首相お膝元での中性子線被曝記事の拡散協力を

一路 @knp12

連1：安倍首相の暴走を止めるには、国民多数の意見に反しながらなぜ暴走できるのかという点が分からなければ止められない。すなわち現状のままでは特定秘密保護法と同じやり方で押し切ってくると思われる。なぜ民意が怖くないのか？国会議員なら民意は気になるはず。

一路 @knp12

連2：確かに国会議員は、民意に反すれば選挙で落選することになるのだから、民意は尊重せざるを得ない。ところが国民の半数以上が反対する安保法制法案が、憲法違反が明らかながらごり押しされようとしている。なぜなのか？

一路 @knp12

連3：この前の総選挙で小選挙区では絶対得票率では４分の一にも満たない自民党が、全体の８割の議席を占めるというように、小選挙区制度が自民党を勝たせてしまったという意見もあるが、民主党が圧勝したときもあったのだから、制度だけではないことになる。

一路 @knp12

連4：従って野党がダメだったということになるのだが、そこには別の力が働いていることを見逃してはならない。すなわち民主党が政権を取ろうとしていた時に、それに打撃を与えるような、その当時の民主党党首の小沢一郎氏を狙い撃ちする政治資金規正法違反での秘書逮捕という事件があった。

一路 @knp12

連5：小沢氏は現在の国会、内閣が官僚によって牛耳られた状況を打破し、国会議員が国民の代表として活動するためには官僚専横の態勢を改めないといけないと、政権を取れば、官僚のトップには辞表を書かせて、それを持ったうえで政権運営を進めようという構想を示していた。

一路 @knp12

連6：すなわち国民の民意を内閣で実行しようとしたときに、それに反対する官僚を辞めさせてでもそれを遂行できるようにしようとしたのだった。それを知った官僚が小沢氏の構想を打破し、民主党に打撃を与えて総選挙でも民主党に流れを渡さないようにするために検察を使って小沢氏秘書逮捕に踏み切った

一路 @knp12

連7：そのために小沢氏は代表を降りざるを得なくされ、鳩山氏が代表になり総選挙には勝利して総理大臣になったのだが、小沢氏ほどの信念を持たない鳩山氏は、官僚の辞表を書かせるまでに至らず、自らも政治資金規正法問題を持ち出されて、民主党のやるべき官僚専横を改める取り組みが挫折させられた。

一路 @knp12

連8：そして消費増税案を受け入れる、官僚従属の姿勢の菅首相に象徴されるように、民主党の存立の基盤である官僚専横を打破し民意を反映させるとする姿勢は失われて、第二自民党的な、組織に成り下がってしまったという経緯である。こうして官僚にとって都合の悪い政治勢力は潰される態勢が作られた。

一路 @knp12

連9：このように官僚権力に不都合な政治家は実際に潰されてしまうことは、小沢議員や小沢議員に連携する議員が徹底的に潰された経緯を見れば明らかである。そしてそのような民主政治の破壊行動を見逃し、官僚の統制を認める政治家が生き残っているのであり、マスコミも動員されたことも明らかである。

一路 @knp12

連10：いま安倍首相は戦争のできる国を目指して独裁者のごとき突っ走り方であり、如何にも実権を握っているように見えるが、実態は先の総選挙に見られるように、官僚権力によって追い詰められて解散をやらざるを得なかったわけで、本当の実権は握っていない。

一路 @knp12

連11：ただ先に見たように、官僚が官僚権力に反対する政治家を潰す態勢が作られていて、民意を反映するような候補者が出てこれなくしたうえでの選挙であったために、国民は入れたい候補がいないという状況下で、半数近い人が選挙に行かず、絶対投票率で25％弱の自民党が圧勝したというわけだった。

一路 @knp12

連12：要するに官僚が都合の悪い政治家を潰して自公が勝てるようにした条件下での選挙で勝てたと言ってよい状況であった。すなわち自公政権も官僚権力に庇護されたものであり、総理大臣そのものが官僚権力にその命運を操られているのだから、国会、内閣が官僚の統制下にあることは歴然としている。

一路 @knp12

連13：官僚にとって民意は直接関係ない。選挙があるわけでもないのだから。そして本来国民の民意を受けて行政を動かす内閣、国会議員は官僚の目に見えぬ威嚇下でその首を抑えられているのだから、官僚が牛耳る行政や国会に民意が反映しないのは当然という構造にある。

一路 @knp12

連14：だから国会前に原発再稼働反対の国民が１０万人集まっても、官僚には何にも響かない。そしてその官僚に従う国会議員や内閣も、選挙で勝てるようにしてもらっているのだからこたえない。このような構図の元に国会、行政府があるということを踏まえずに、安保法制反対を言ってもこたえない。

一路 @knp12

連15：大変荒っぽい描き方であるが、現在の国会、内閣、行政府の状況は官僚専横態勢で完全に固められていて、少々の民意が示されようとびくともしない仕組みにあることを理解しなければ、安保法制を押し戻すことはできない。

一路 @knp12

連16：実はこのような状況にあることを国会議員、ジャーナリスト、マスコミ記者などの識者は知っている。しかし誰もそのようなことを言わないだけである。あの勇気ある発言で報ステを降板させられた古賀茂明氏もさすがに言わないし、国民の意思を尊重しようとする国会議員も触れられない。

一路 @knp12

連17：何故か？言えば命が危うくなる。あるいは謀略攻撃で潰される。それとこのような仕組みであることの証拠の提示が難しい。などの理由であろうが、これらのことは一般には伏せられているものの、実は「官邸崩壊」という本などにはこれらの実態が述べられている。

一路 @knp12

連18：話しを安保法制のことに戻すと、行政組織の中で、政策の法律的な適合性を判断する内閣法制局ではこれまで、集団的自衛権行使は憲法違反であるとの姿勢を貫いてきていた。このことはこれまでの法制局長官であった人物たちがこぞって、憲法違反ということを国会でも証言していることでわかる。

一路 @knp12

連19：ところが第二次安倍内閣になって、安倍首相が法制局長官に容認派を据えることで、一転憲法違反ではないという立場に変わることになったのだが、これはこれまでそのような官僚人事を許さなかった官僚側が、態度を変えて、戦争のできる態勢を目指し始めたことを示す出来事であった。

一路 @knp12

連20：このように憲法擁護義務を有する官僚が、戦争態勢を急ぎ始めたわけであるのだが、そこには福島第一原発事故が大きく影響を与えたことが考えられる。福島第一原発事故は、福島県民のみならず周辺住民や全国民に大きな打撃を与えたものであり、日本の国土や経済に大打撃を与えるものであった。

一路 @knp12

連21：そのことを糊塗するための施策が進んでいるが、それがいずれ破たんすることを官僚は認識していて、その状況を強制的に抑えるには、戦時状況を作り出し、軍部・警察独裁体制づくりが不可欠と、権力維持のための態勢づくりを目指し始めたことを官僚が認めている。

一路 @knp12

連22：こうして現在の集団的自衛権と安保法制法案は、日本の実権を握る官僚権力が実権維持の戦時体制に持ち込むために、安倍首相の独裁者とも思える方向付けを、官僚が後押しして進めるものである。だから半数以上の国民が反対であることが明らかでも、民意に関係なく進んでいるのである。

一路 @knp12

連23：この権力構造を理解しなければ、暴走安倍首相を止めることはできないということである。安保法制反対の声を上げることは必要不可欠であるが，この構造を突き崩すものでなければ、その暴走を食い止めることは難しい。そのような反対運動が構築されているかというと出来ていない。

一路 @knp12

連24：それはなぜかということは先に示した通り、国会議員、ジャーナリスト、マスコミなど識者がこの事情を言わないからである。従って、戦争反対の気持ちを持つ国民は、純粋に反対を示せば、押しとどめられると反対の姿勢を示し、なんで民意が伝わらないのかと憤りを持つのだが、

一路 @knp12

連25：官僚および官僚にある意味守られている自公政権にはこたえないのである。それではどうすればいいか？官僚が国会議員、マスコミ記者、ジャーナリストを威嚇、統制している力の源泉が実は警察の秘密活動にあることを、まずは知る必要がある。