今一度、文明の利器としての『火』を考える・・・マルチタスクの『火』と、シングルタスクな『電気』との比較 ほか

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chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(1)先日の忘年会で「火」をテーマにして話していた。話し手は某リトルプレスの編集長であり代表の方。何千年もの歴史をもつ「ともしび」に関する考察と着眼点がすごかった。

2010-12-31 11:46:13
chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(2)火は万能選手である。暖かくもあり、明るくもなる。光の代わりにもなる。そして食物を温めるという効果さえある。唯一、火を恐れない生物としてヒトは、食物連鎖の頂点に君臨することとなる。

2010-12-31 11:48:30
chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(3)エネルギー資源というところで、電気と比較してみた。電気は、エアコンになるが、これは暖めることのみの機能であり、電気コンロも同様である。蛍光灯にしても明るくはなるが、暖かくはならないし、温まらない。電気というものは万能のように見えて、シングルタスクしか出来ないんだ。

2010-12-31 11:50:46
chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(4)火は、マルチタスクであるということが分かった。しかし、「用途に応じ調整が必要だ」と続く。例えば、暖かくするのであれば、どれだけ火を焚いても問題ない。しかし、風呂を沸かすには、調整が必要だ。確かに、調理する温度で、風呂rに入れば即死するかもしれない。

2010-12-31 11:53:01
chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(5)では、快適に感じる風呂温度まで、どう調整したのだろうか。毎日、毎度、その温度を手で確かめていたのではないだろうか。温度計という視覚的効果に頼ることなく。身体で感じ、その”快適さ”に近づける、その様は、感覚を研ぎ澄ますには最適な活動である。

2010-12-31 11:55:17
chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(6)時代は移り変わり、現代において、そうして感覚で判断するというものは、著しく減った。便利という機能を装って、本来研ぎ澄まされていた感覚を奪った。それを聞いてヒトの灯火が弱っているように見えたのは僕だけだろうか。

2010-12-31 11:57:33
chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(7)ところ変わるが、子どもをぬいぐるみのように服を着せている親を見かける。僕の幼少期は、冬でもTシャツ、短パンで走り回る友人がたくさんいた。彼らの「環境に適合できる能力」をむしり取っているのは一体だれか。自分の価値観や環境観が彼らのセンスを奪うこととなる。

2010-12-31 12:00:13
chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(8)一昔は、「人間が環境に合わせて生きてきた」が、現代は「人間に環境を合わせようとしている」。無理があるのは当然である。エコロジックなことなど気にせず、野山で生活している方々から学ぶべきことは何か。大変興味深い忘年会になったのは言うまでもない。

2010-12-31 12:02:39
chris 和田英士(わだ えいじ) @chris814pix

灯火(9)以上、ともしび の連続ツイート。茂木さんのように9までで〆れて良かった(笑) では、撮影データの現像を仕掛けて機材の買い出しに行こう。

2010-12-31 12:03:33