闘う政治学者・山口二郎氏による霊振り「敢えて愛国という言葉を使いたい」

山口二郎 @260yamaguchi

安保特別委、１５日採決を委員長職権で決定：朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASH7G… 浜田委員長に尋ねる。私たちが13日の中央公聴会で述べたことは委員会審議にどのように反映されたのか。公聴会を済ませたから採決というのでは、公述人に対する侮辱だよ。ふざけるな。

山口二郎 @260yamaguchi

政治参加はお祭りだ。理性の議論ももちろん必要だけど、自分が主権者なのだという実感を共有するイベントも必要だ。理性派も、お祭り好きも、それぞれ楽しめばよい。だからみんな国会前に集まろう。ライトアップされた国会議事堂前で声を出せるんだよ来なきゃ損だよ。

山口二郎 @260yamaguchi

敢えて愛国という言葉を使いたい。平和なこの国に生を享けたことに感謝し、これからこの国に生まれる人間にも自分たちがもらった幸福を引き継ぎたいと願う人間が、今、安保法制に反対の声をあげているのだ。この心情こそ、本当の愛国だ。国会前に集まる市民と、安倍晋三とどちらが本当の愛国者か。

山口二郎 @260yamaguchi

国会前に集まる能動性と、今ある選択肢の中でよりましなものを選び取るリアリズムと、この2つを備えた市民がこれからの日本政治を変える。55年前に安保反対闘争を理論的に導いた丸山真男先生は多分こんなことを考えていたのだろうと想像する。

山口二郎 @260yamaguchi

長年民主党を応援してきた者として、一言言いたい。安倍自民党と、岡田民主党とはどっちがましですか。民主党は、今国会周辺に集まる人々を味方につけたいと思う政党だ。ヘたれの民主党に背骨を入れるのは市民の力。野党第一党というのは、使いでがある。民主党を利用すればいいのだよ。

山口二郎 @260yamaguchi

議会政治において、反対することは、悪ではない。権力が多数を嵩に着て自分の意思を押し通そうとするとき、対案は必要ない。ともかく、間違った多数意思に対して、あくまで反対の声を貫くことが、議会政治における野党の任務である。ひるむな民主党。

山口二郎 @260yamaguchi

この国の主人公はだれかが問われている。政治家一族の末裔が家柄という理由だけで権力を持つような国で、税金を払うことに甘んじるのか。あの戦争で多くの犠牲を払ったうえで、国の命運は国民自身で決めるという国を続けたいのか。みんな覚悟を決めよう。

山口二郎 @260yamaguchi

私も明日は国会前に行きます。

山口二郎 @260yamaguchi

選挙もデモも同じこと。自分一人が行こうが行くまいが、大勢に影響はない。しかし、人間として歴史の分岐点に立ち会いたい、関わりたいという願いを持って動くことで、そこから歴史の大きなうねりが生まれる。明日は、1960年以来、久しぶりの転機が訪れようとしている。みんなで国会前に集まろう。

山口二郎 @260yamaguchi

明日、強行採決とのニュース。権力を裸のまま使う権力者は、弱い権力者だ。権力をふるう以前に言葉によって被治者に合意やある程度の納得を調達できなかった結果である。安倍晋三、やれるものならやってみろ。お前は祖父、岸信介と同じ運命をたどるのだぞ。

山口二郎 @260yamaguchi

閣僚からも強行採決に懐疑的な声がちらほら出るようになった。６０年安保のパターンに少し近づいてきた。それだけ世論の変化が効き目を表しているのだ。もっとたくさん国会前に集まって、与党を揺さぶろう。信心堅い公明党より、俗世の票を求める自民党の方が揺さぶりに弱いはず。

山口二郎 @260yamaguchi

新国立競技場の件は、国民に納税者＝主権者という意識を思い出させるうえで、格好の教材となった。それ自体は大いに問題があるが、このタイミングで決めてくれたことは、安保法制に反対する上では、ナイスアシストだった。国の方針は、最後は国民が決めるのだ。

山口二郎 @260yamaguchi

ＮＨＫニュースを見た。世論の変化は大きい。この世論を動かしたのは、運動の力だ。目に見える成果はすぐにわからなくても、市民としてやむにやまれぬ思いで国会周辺や、各地の街頭に集まった市民の力が、これだけの世論の変化を作り出した。強行採決を行おうものなら、安倍は岸信介の二の舞となる

山口二郎 @260yamaguchi

安保法制に関する反対意見 yamaguchijiro.com/?eid=1297 衆議院平和安全法制に関する特別委員会、中央公聴会における私の意見陳述、原稿です。