【自分用】『稗田文芸賞メッタ斬り!』感想まとめ
- asagihara_s
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『稗田文芸賞メッタ斬り!』読み終わったー 3週間くらい前に考えてたことと内容が似てるところがあっていろいろと思うこともありながら読みました
2011-01-03 23:54:32@Mikoto_Tukimori このような本でございまする http://hw001.spaaqs.ne.jp/asagihara/hieda/hieda.htm
2011-01-05 15:03:28浅木原さんの『稗田文芸賞メッタ斬り!』を読み終える。既に多くの方々が感想を呟いてるようで、中でも「作中に出てきた本が読んでみたい!」という感想が幾つかあったようだけど私は「書いてみたい!」って思ったなぁ。いやまぁ実力もないのがこんなん言ってもおこがましい話ですけれど。
2011-01-07 15:22:03べびプリ6巻を購入し帰宅。本日から学校なので、漫画系も読み終わったし、そろそろ小説系を読み進めようと、手始めに稗田文芸賞メッタ斬り!を持ってったのですが、いきなりクリーンヒットでいやいや参った
2011-01-07 16:13:04という訳で「Rhythm Five:稗田文芸賞メッタ斬り!」読了。内容は、というかこの本は、本の少ない幻想郷の現状を変えるべく、パチュリーが稗田文学賞を作ったという設定の世界で出版されたもので、これまで行われた受賞予想や候補作品批評をまとめたハンドブック(小説にあらず)です
2011-01-07 16:26:32内容をちゃんと伝えられてるか怪しいですが、色んな東方キャラが書いた架空書籍を阿求やパチュリーといった審査員が批評してるという何とも変わった面白い本なのですね。これの何が面白いって、批評本なんで心理描写がない上に、架空書籍の内容も批評からしか分からないので、想像力が刺激されまくり
2011-01-07 16:38:39例えば魔理沙の書いた「星空を駆ける運び屋の主人公が、年に一度開かれる星空レースでの勝利を目指す青春レース小説」なるものに、パチュリーなら「エンタメの王道だが、紡がれる世界がまだ幼い」幽々子は「甘くてキュートだけど、少し苦味が足りず味がちょっと平坦」
2011-01-07 16:45:52射命丸は「エンタメの王道、熱意、ほとばしる情熱。作品全体に満ちる若さはこの作品に置いては美点である」阿求は「歳を経た妖怪からは若く幼いかもしれないが、見果てぬ世界の先はきっと輝いているはずだ、と無邪気に信じる力こそが、人間を動かしてきた情熱」と、これだけで想像力がじゅるじゅるりん
2011-01-07 16:53:27心理描写のないただの批評だからこそ膨らむ想像。キャラのイメージが脳内で動き出し、それを書いた魔理沙の気持ちを、そう評した4人の気持ちを、ひいては人生を思い浮かべる。そうして組み立てられていくこの世界の幻想郷の形。いやぁ、読んでて楽しかった!
2011-01-07 17:00:04一つの小説内で一つの作品に対し、それぞれのキャラの様々な意見が出し、また作品自体もそれぞれの個性が存分に発揮されているのを見ると「生きている」ことが強く感じられて素敵ね。とそんな感じで、想像力が高まっちゃうのが好きな人や色んな小説読む人はビンゴなんじゃないでしょうか
2011-01-07 17:10:05第7回の受賞までまとめられていて、190ページぐらいあるので読み応えもありますよん。でも「え、一部のキャラはともかくとしても、東方キャラって小説なんか書けるの?」というツッコミはなしな! そういうこと考える人は、衣玖さんの「空気の読める人・読めない人」を読もう
2011-01-07 17:18:06というか私の稚拙な文で内容伝えるよりもサイト見た方が早いですよね、と漫画のpixivの時みたいにぺたり。そんな訳でこれからしばらく色んな感想ツイートすると思うので、宜しくです http://hw001.spaaqs.ne.jp/asagihara/hieda/hieda.htm
2011-01-07 17:23:01@asagihara_s ありがとうございますー。浅木原さんも今頃例大祭向けで作業とかしておられるやもしれませぬ。今後とも、どうぞ御贔屓に。例大祭ではキッチリ本を作るので、またその折にでも! 稗田文芸賞、面白かったです。後書で「あの時はジェネじゃなかったのか」と懐かしくなりました
2011-01-15 00:34:26