黄昏町のくらげ（1～10日目）

しずにえ @4z2E_PK0ZYHD

[ハンドアウト]気が付くと、君は病室のベッドに両手足を拘束されている。《力5以上で【拘束解除】、力4以下で【拘束状態/死亡時解除】》《開始地点[病院]shindanmaker.com/541541》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

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[病院]唐突に聴力検査が始まった。難ありと診断されると…準備された器具をみるに、嫌な予感しかしない。《探索3以下なら【魂-1/翌日の診断のみ探索+2】、探索4以上or拘束されていない場合は謎治療を回避できる》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541541

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1日目。聴力がだめだったので治療をうける。まだベッドからは降りられない。【魂9/力0/探索0】翌日の診断のみ探索+2 #黄昏町のくらげ

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目が覚めると私は知らない部屋のベッドに寝かされていました。とりあえず起き上がろうとしてみると、手首と足首がベッドから伸びた鎖で縛られていて、動けませんでした。「おーい、誰かいませんか。おはようございます」返事がありません。

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仕方がないので焦点をずらしながら天井を見ていると、視界の端っこに人影が見えました。「すみません、ここどこですか？」私は視界の端の、マスクをしたお医者さんのような人に話しかけます。「　　　　　　　　　　　」お医者さんのマスクがもごもごと動きましたが、何も聞こえませんでした。

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お医者さんは首を振って、ポケットから持ち手の付いた棒のような者を2本取り出しました。お医者さんが持ち手についているボタンを押すと、棒の先っちょの尖っているところがぐるぐると回転しだしました。「　　　　　　　　　　　　　　　」お医者さんは何かを言うと、私の耳にそれを刺し込んで――

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「これでしばらくは大丈夫だと思います」お医者さんはそう言うと、部屋を出て行きました。どうやら私の耳を治してくれたみたいです。耳を治してもらったおかげで、部屋の外の音が聞こえるようになりました。部屋の外からは叫び声や、何かが壊れるような音が聞こえてきます。

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まだ耳の奥がひりひりして、とても痛いです。耳がどうなってるのか気になったので触ろうとしましたが、手が鎖に縛られたままなのでどうなってるかは分かりませんでした。

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黄昏町のくらげ 1日目おわり #黄昏町のくらげ

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[病院]「ここじゃ消耗する一方だ」君の所へ逃げ込んだ男が言う。「しねばやり直せる。次目覚めるのがどこかは分からんが」《病院を出たいなら男に戮され死亡【魂-1】、死を選ばず拘束解除状態なら男を戮せる【魂+1】》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541541

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多分病院から出ないのを選択すればこのままステータス変動なしで明日に持ち越しなんだろうけど、まあ死のうか

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2日目。刺されて死んだ。つぎはどこに行くんだろう【魂8/力0/探索0】 #黄昏町のくらげ

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昨日のお医者さんが出て行ってから、私の起きている間は誰も入ってこなかったし、特に変わったこともありませんでした。一度もご飯を食べていないので、とてもお腹がすきました。「お医者さん、ごはんください」返事はありません。「おーい」そうやって何回か呼んでいると、扉が開きました。

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入ってきた人は昨日のお医者さんじゃなくて、髪がぼさぼさでひげの生えた男の人でした。「ごはんの人ですか？」「ご飯の人？　なんだそりゃ」まだご飯は食べられなさそうです。「そうだ、ごはん持ってきてください。ほら、私動けないんです」手と足を動かしてじゃらじゃらと鎖を鳴らします。

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「あー、お前腹減ってんのか。そうだよな、ここじゃ消耗する一方だ」そう言って男の人は疲れているのか、ふらふらとこっちに近付いてきます。「飯が食いたいなら自分で捜せ。ここから出してやるよ」「ほんとですか？」「嘘吐いてどうすんだ」男の人が私に手を伸ばします。

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男の人が私の首を強く、両手で握りしめました。「ぇ、ぐぅっ！」首を絞められているので上手く声が出ません。「そうだ、暴れて早く酸素を全部吐き出せ」手と足が鎖で縛られているので、私はその手から逃れることができません。身体をはねあげても、指がのどに食い込んでさらに苦しくなるだけでした。

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頭がふらふらしてきて、もう男の人もはっきりとは見えません。身体もあまり動かなくなってきて、鎖をかちゃかちゃと鳴らすことしかできません。暗くなっていく視界の中、男の人の声が遠くに聞こえました。「死ねばやり直せる。次目覚めるのがどこかは分からんが」

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黄昏町のくらげ 2日目おわり #黄昏町のくらげ

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[ハンドアウト]気が付くと、君は病室のベッドに両手足を拘束されている。《力5以上で【拘束解除】、力4以下で【拘束状態/死亡時解除】》《開始地点[病院]shindanmaker.com/541541》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541552

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[病院]「元気すぎる患者がいると聞いてね」注射器を手にした男の腐った頬が持ち上がった。笑ったようだ。《拘束解除状態なら麻酔を打たれる【魂-2/次回診断時のみ力-2、探索-2】、拘束状態なら回避》 #黄昏町の怪物 shindanmaker.com/541541

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3日目。また病院だった。あまり元気じゃなかったから注射はなしらしいです【魂8/力0/探索0】 #黄昏町のくらげ

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目が覚めると私は知ってる部屋のベッドに寝かされていました。「もしかしてだまされたのでは」でもお腹が空いていないので多分同じ場所でやり直しになったんだと思います。また耳に棒を突っ込まれたり首を絞められるんじゃないかと思うとしょんぼりしてきました。