前田敦子のTVでの演技は「下手」なのか?日本のTVが求めるオーバーアクト
@uw_susu 高倉健は、日本では「スターだけれど演技派ではない」と思われがちだが、ハリウッドの評価は高かった「日本の役者は一般にオーバーだが(その通りである)、高倉健は目で演技する」と言われていた。外形ではなく、内面の集中で役になり切る、メソッドアクターだと評価されていた。
2015-09-23 11:23:13@uw_susu もちろん、前田敦子が自分以外の役を演じられない、という訳ではない。 「もらとりあむタマ子」について、演技については評価の厳しい小林信彦は「それにしても、前田敦子は呆れるほど上手い」と絶賛し、前田敦子ではなくタマ子がスクリーンに横たわっているようだ、と評した。
2015-09-23 11:39:16@uw_susu 小林信彦は厳しいよ。何といっても、ジャック・ニコルソンの演技を「素人だまし」だと言って、全く認めようとしなかった人だからね。 一方、演技の評価は無かったトム・クルーズについて「いわゆる『演技派』の脇役に回った時の自然な芝居の上手さ」を初めて指摘した人でもある。
2015-09-23 11:45:48スター・タイプの役者の上手さ、と言ったら、ケーリー・グラントの話しを抜かすワケには行かないのだが、今、ケーリー・グラントと言っても、ほとんど通じないのではないか?と思い、話すのをためらっている。 (^o^)💦
2015-09-23 20:41:29ケーリー・グラントは典型的なスター・タイプだった。彼が、ケーリー・グラント以外の誰かを演じたことはない。しかし、上手いか下手かで言えば、抜群に上手かった。 ケーリー・グラントほど、スクリューボール・コメディを見事に演じた人はいない。これからも、二度と現れないのではないかと思う。
2015-09-24 21:52:46@uw_susu ハリウッド黄金期におけるスクリューボール・コメディとは、実は「ケーリー・グラントが存在したからこそ、成立したジャンル」なのではないか?という気すらする。
2015-09-24 21:58:42@uw_susu 80年代以降のハリウッドは、何度かスクリューボール・コメディの復活を試みるけれど、結局、成功しなかった。 脚本や演出、そして時代など、様々な原因が語られるけれど、本当の理由は「ケーリー・グラントが居なかったから」なんだよ。誰も、あの演技はマネ出来なかった。
2015-09-24 22:04:48ケーリー・グラントのことを呟いてはみたが、絶対に通じていないだろうな。 以前、フレンチキスの「キス旅」ファーストシーズンを観ていてショックだったのは、倉持明日香がLAに旅行した回で、倉持明日香も、高城亜樹も、旅行会社の人も、誰も「ダスティン・ホフマンを知らなかった」んですよね。
2015-09-24 22:34:59@uw_susu 「ダスティン・ホフマンを知らない」のが当たり前の時代に、ケーリー・グラントを判かれと言っても、それは無理な話しですよね。 😢
2015-09-24 22:47:52