あさおんTS親友と夏休み

ホットアイス @hotlicetea

「嫌だったんだ。俺、お前が女の子になってからどこか遠くへ行っちゃったみたいで」 「ほんとうに私でいいの？」 「あぁ、お前じゃないと嫌だ。お前が好きだ」 「ありがとう...俺も好きだ」 そう言って泣く親友はいつの間にか元の口調に戻っていた。

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「いやー。一時はどうなるかと思ったよ」 そう言うと、窓の向こうからおじさんとおばさん、そして父さんと母さんが部屋に入って来た。 「全部見てたのか！？親父！お袋！」 そう言って焦る親友 「もちろんよ、我が子の一番の大舞台を見れて嬉しいわ」 とおばさんが言う

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「さて、祝賀会と称して二次会をやろう！」 「おーいいですねぇ！主人公！お前達もこい！もちろん酒は駄目だぞ！」 そういって酔っぱらいどもに連れて行かれて祝賀会は夜遅くまで続いた。

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翌日 「へーい！彼女ー！今日もスタイルいいねー！今日はあの男もいないみたいだし一緒に」 「あーごめん！あいつ俺の彼氏なんだ！俺がかわいいのも悪いけど、ごめんな！」 そう言って親友はナンパ男たちから離れて行った。 「俺っ娘もいいなぁ」 「何言ってんだお前」

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主人公と親友は２人で海を楽しんだ。 一日目のイライラが嘘のようでとても楽しかった。その日の夜もバーベキューで２人の父親が酔いつぶれたため、家に帰るのが少し遅れた。

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そして夏休みもあけ、２人はクラス公認のカップルとなった。夏休み中に親友に告白しようとしたクラス男子と主人公のデスマッチがあったのはまた別の話。 主人公は今日も親友と一緒に帰る。それはこれからもずっと。