【墓造りと】プロスフェアーで模擬戦【蛇】

印章 @y_mistic

今からTLの片隅お借りして3手戦式模擬戦行います。 うちのチンピラ魔法師こと『墓造り』ケイオト・ベルトイアと@kinoakira さんの昼行灯の軍師『落ちた蛇』ガブリエリ・レヴィアタンの【プロスフェアー】勝負とかいうバカと厨二極まった模擬戦です。

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生ぬるい目で見逃していただけると幸い。 それでは。

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@y_mistic 注意：血界戦線原作でもルールが細かく語られていない【プロスフェアー】で遊ぶのでふわっとしたルール。カッコ良ければ勝ちだ！！

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@y_mistic 思い返すと。 領内で適当にぶらついてりゃアよかったんじゃね？とは思わなくもない。 などとのちにこの出来事について、男は供述する。

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@y_mistic 山のような仕事を片付け。 さらに積もる来週再来週の仕事を少しでも片付けよう、と書類に手を伸ばした時。 「休んでくださいお願いします仕事ならあの男に片付けさせます」 まさに、必死な面構えでエルフの魔法戦士に止められた。

印章 @y_mistic

@y_mistic 細君とご一緒に気晴らしでもしてきてくださいお願いします、と半ば軍師とエルフに追い出される形でたどり着いたは同盟喫茶。 額に皺が寄っている、ともちもち顔の表面を遊ばれる。 冷たい手が、気持ちいい。 「お疲れですねー」 「お疲れに見えたから叩き出されたんだろよ」

印章 @y_mistic

@y_mistic 大分すっきりした目に飛び込んできた、喫茶には似つかわしくない、とげとげしい駒の遊戯道具。 「【プロスフェアー】か。珍しい」 「んあ？なんです、それ」 相変わらず注文を待ちつつの顔や手をもちもちしつつの。 ずいぶんのんびりした声で聴いてくる、俺の、一等星。

印章 @y_mistic

@y_mistic 「異界のクッソ難しい遊び」 「ケイオトさんはできるんですか？」 「ある程度は」 「ケイオトさんのーカッコいいとこ見てみたい―へいへい」 「乗せようとすんのはいいが相手が居ねえ」 コイツの言うことならかなえてやりたいが。 居ないんなら仕方がねえな？

印章 @y_mistic

書くの忘れてたが通常の3手戦模擬戦と同じく3d6一回だけ5d6で

ただのつける @kinoakira

@y_mistic 「よう、相変わらず仲が良さそうだな。何も頼んでねえのに口の中が甘ったるい」 見知った顔の魔法師と騎士が人目もはばからずイチャついている。 そういえば、コイツ幾つ下だったかとガブリエリは至極どうでもいいことに思いめぐらす。

印章 @y_mistic

@kinoakira 「まあ一応結婚してますしィ？同居もしてますし？知恵の輪で一人遊びの悲しい哀しい軍師さんと違ってなァ？」 「ケンカしない」 ずびし、とチョップが頭に決まる。 「ぶ」 「こんにちはえーと、がぶ、が、ば、ガバリエリさん」 「お前も適当こいてんじゃねェ」

印章 @y_mistic

@kinoakira 「それはそうと暇なら遊んでけよ『蛇』。俺の星が珍しい卓が見てェらしくてな？」 親指で指示された其れ。 難易度は極悪。脳には害悪とまで言われる異界の遊戯、【プロスフェアー】がそこに鎮座していた。

ただのつける @kinoakira

@y_mistic 「誰が知恵の輪で一人寂しいだ、中間管理しょk（ry痛あああ！？　お前ヒールの靴で踏みやがって！」 「あら、すいません。なんだか寝ぼけて失礼なことを仰っているようなので」 給仕と話していたはずの猫が気配を消して横に現れる。 あと名前うろ覚えか。

ただのつける @kinoakira

@y_mistic 「ごきげんよう、ミスタ・ベルトイア。ミセス・ベルトイア」 素知らぬ顔で、丁寧に礼をとる。 「しかし…本当になんでもあるな。ここは」 ケイオトの指した其れは両手で数えられる程度しかお目にかかったことがない。 「チェス…ではないみたいですわね」

ただのつける @kinoakira

@y_mistic 「ああ……似てるのは形だけだ。同じだと思ってかかったらだいたい死ぬ。」 チェスはノーラの出身である世界の遊戯だ。確かに駒を使って市松模様のボードを使うという点では同じだが。 「ボードゲームで人死が出る…、もしかしてロシアンルーレットの類ですか」

ただのつける @kinoakira

@y_mistic 「そういう方向性ではないが、まあ」 今日は何しろ気分がいい。 そういう暇つぶしも悪くはない。 「説明するより見たほうが早いってな。いいな、やってやるよ」 観客がいてこその勝負、とは少し伴侶に影響されているようだ。

印章 @y_mistic

@kinoakira 「じゃあ。始めるとするか」 プロスフェアー、とは。 チェスと、異界の盤面遊び、将棋の発展系。 四方四隅に5×5＝25の小さい盤面 基本の盤面は13×13＝169。 その上に、あまたの駒を並べて、 あまたの補正をつけて。 盤を、【展開】させて。

印章 @y_mistic

@kinoakira やろうと思えば。長く長く、それこそ不眠不休で引き分け【セルクエット】狙いなら三日三晩さしていられるだろう。 そんなつもりは、無い。 駒を動かしあう音が、静かに響く。 「―――背教徒（カイン）貰っとくぜ？」 【早座し狙い】9 [3D6] 4,2,3

ただのつける @kinoakira

@y_mistic まあ、そう来るよなあ。 人死にが出るゲーム、とは決して大袈裟ではない。 実際に出そうと思えば出るし、そうやって「使い物にならなくなった」人間も見たことがある。 早指しになるならば、その心配はないわけだが。 駒を動かし、形を変える。

ただのつける @kinoakira

@y_mistic 盤面が展開し広くなる。 「ああ、どうぞ」 痛手はないわけではない、が。 「代わりと言っちゃなんだが、戦域拡大だ」 宣言。 あいにくと搦め手の方が得意だ。 9 [3D6] 5,3,1 (00:28:44)【領域拡張】

印章 @y_mistic

@kinoakira そらそうだろうな。 軍師は、盤面を把握するもンだ。 搦め手不意打ちお手のモン、ただし盤上に限る。 なら、いきなり盤面が、倍以上になったら。 どうすんのかねェ。

印章 @y_mistic

@kinoakira プロスフェアーは、実力が拮抗するほど難易度が増す。 恐らく盤面の把握度で言えばコイツの右に出る連中は中々いねェだろう。 だから。 情報の量で、脳味噌パンクしねェか心配だなァ？ 「【5駒位相完成】【戦域拡大】」 ぎぎぎ、盤が音を立てて広がる、広がる。

印章 @y_mistic

@kinoakira 「【宣言】属性は【悪辣なる】【過去】」 全ての駒が、すべての補正値を受ける。 【盤面属性変化】20 [5D6] 4,2,4,5,5

ただのつける @kinoakira

@y_mistic 完全に見透かされてる。 と、いうか流石というか何というか。 横でノーラが目を丸くしてでかくなった盤面を見つめている。 このゲームはチェスよりも圧倒的に把握すべきことが多い。 補正値、駒の位置、属性、効果。 全部考える始めると頭痛がしてくる。

ただのつける @kinoakira

@y_mistic こちらの手が見透かされているわけではない。 特性、あるいは得意としている事をわかっているといったところか。 ヤバイ、か。 盤に目を落とす。情報量で殴りに来る、なんざ。 ヤツらしいというか、なんだ。 口に手を当てる、ダメだ。愉しい。