身長は教え子がとっくに越してて、大きな体の中で抱き締められた敷波は「さすがに、意識してなかった、って言ったら、嘘になるから……」ってぼそぼそ呟いて「その、若くないから、ほんと。がっかり、しない?」ってすげー不安そうに尋ねてくるし見上げる彼女の瞳は揺らいでる
2015-07-31 12:33:32もちろん教え子くんはそんなこと全く気にするわけないしぶつぶつと自己否定を繰り返す口を無理矢理塞いじゃうし、ただ唇を重ね合わせるだけのキスが、次には唇を食み、続いて舌を軽く触れあわせて長くねばっこい口づけに変わっていくんだよ……
2015-07-31 12:35:32息が苦しくなるほどの激しいキスを終えて、「どこでそんなの覚えたのさ……えっち……」って俯きつつ自分から大きな背中に腕を回してぎゅーって抱き締めて「ほんとに、大人になったんだね……」ってしみじみ言っちゃう敷波……その体躯の小ささに女を感じる教え子くん……あぁ……今夜まさにセックス…
2015-07-31 12:38:03そうして抱き締め返していた教え子くんの両手が妖しく滑り出して、細い腰回りを撫でるように上下しだすと敷波の口からくぐもった声が漏れ始めるんだ……その肌はなぜ彼女が卑下するのかわからないほどにつややかで、すべすべで、やや痩せぎみではあるものの女性らしい柔らかさも兼ね備えていて
2015-07-31 12:40:31肌触りの良さもあってか教え子くんは執拗にそこを撫でるんだ……「ちょ、くすぐったいから、ひゃっ」ってぴくぴくと腕の中で震える敷波が可愛くて仕方なくて、これがかつて自分の教師だったのかと若干の背徳感に酔いしれながらその手を薄い寝巻きの中に忍び込ませていくんだ……
2015-07-31 12:43:08浮き出たあばらをなぞった後、触れるであろうワイヤーの感覚を待っていたらそれを裏切るように沈むような肌の感触があって、驚いて彼女の顔を見ると「だから、意識してなかったわけじゃ、ないって……」って目背けるからあまりの可愛さに心臓を高鳴らせながら逆手のまま控えめな乳房を手中に収めるんだ
2015-07-31 12:47:25[R-18] ヒールを履くとき | ゑのがみ #pixiv pixiv.net/novel/show.php… 書いちゃったよ!!!!!!!!三十路敷波ちゃんが!!!!!!!ホテル行く口実!!!!!!考えて!!!!!!!たまらなくて!!!!!!書いちゃった!!!!!!!!!!
2015-08-02 00:47:19いやあのね、仕事でなんか嫌なことがあったみたいで、十歳下の彼氏くんが帰ってきたときにはもう缶ビールが二、三本転がっててできあがっちゃってる敷波がね、「うあー! やっと帰ってきた! 聞いて聞いて!」ってスーツ脱ぐ暇も与えず向かいに座らせる敷波がね……
2015-08-03 11:24:25「電話で話聞いたのに」 「電話じゃ意味ないんだよう。もうさあ上司は女だから云々とか平気で言うし、回りも怯えちゃって手出ししてこないし勘弁してほしーっての!」 って怒りながら一気に三本目を煽る三十路敷波ちゃんと晩飯つまみながら頷いてあげる彼氏くん……
2015-08-03 11:28:01大変だったねとか宥めるような言葉ばかり並べられた三十路敷波は段々不機嫌になっていってビール飲むペースも上がっていって、6本目に手をかけたところでついに彼氏くんからストップがかかるんだけど、その手にがじりと噛みつく三十路敷……
2015-08-03 11:31:45「『仕事やめて俺のとこ来る?』くらい気のきいたこと言いなさいよ!」 「そんなの言ったってやめないでしょ?」 「やめるわけないじゃん!」 「それに怒るでしょ?」 「たぶんね!」 「り、理不尽」 「うるさーい! 無理でもいいからそういうこと言ってくれたっていーじゃんか!」
2015-08-03 11:35:22年下彼氏が上京してから一年は経ってはいるわけで、割と色んな顔見せるようになった三十路敷波だけどアルコール入ったときが一番面倒臭くって、堂々と理不尽を主張するしすぐ涙浮かべるし結局甘えたいだけなのにその手前にある感情が先行して一人で混乱していくタイプだから可愛い
2015-08-03 11:40:20「乙女心くらい汲み取りなさいよにぶちん!」 「敷波ちゃんマジで時々理不尽極まるよね」 「そーいうもんなんだよ」 「そーいうもんなんですか」 「うん」 「そっか」 「……」 「こっちおいで?」 「最初からそうしなさいよね……」 「敷波ちゃんがここ座れって言ったんじゃん」 「知らない
2015-08-03 11:42:59「……汗臭い。べたべたする」 「外回りあったし。シャワー浴びてこようか?」 「だめ」 「じゃあ我慢して」 「我慢する」 「俺も敷波ちゃんがお酒臭いの我慢するから」 「いちいち言うなっての」 「ごめん」 「謝るのもなし」 「難しい」 「難しいよあたし」
2015-08-03 11:45:51「すぐ謝るの禁止。だめ」 「怒られたらごめんなさいって言っちゃうでしょ。元々敷波ちゃんが先生なんだから余計そうなる」 「もう先生じゃないもん。だからいいの」 「謝らなくて?」 「うん。黙って怒られて」 「それはそれで嫌だなあ……」 「本気で怒ったときは謝ってよ?」 「どうせえと」
2015-08-03 11:51:42「面倒くさいんでしょ」 「うん」 「お酒臭いんでしょ」 「そうだね」 「手に負えないでしょ」 「たまに」 「……じゃあ、別れてもいいよ。こんな重たい女。年寄りだし。別れなさいよ。あんたのためになんないでしょ」 「また始まった……」 みたいなやり取り毎月してそう……
2015-08-03 11:55:40「あたしの方が先にババアになるの分かってるし……若い子にしなさいよ……。うちの部署に可愛くて性格良い子いるし……ああいうのが良いんでしょ……。素直できらきらしてておっぱい大きい子が良いんでしょ……ひっく。連絡先教えてあげるからほら」 「はいストップストップ、落ち着いて」
2015-08-03 11:59:35三十路敷波ちゃんはこうやって自己嫌悪に陥って拗ねて、そしたら彼氏が好きっていっぱい言って甘やかしてくれることに少しずつ打算的になる自分がまた嫌いになるから本当に面倒の極みだし、生理とは別にこういうのが来るから年齢関係なく純情な少女のままに生きてるから可愛い
2015-08-03 12:03:36そうやって頭なでなでされながらごろんと床に二人で転がって、啄むようなキスをして、ねだるように三十路敷波は身を縮こまらせるし、ほとんどお酒飲んでない年下彼氏はきちんと抱き締めてくれるし、「明日はお休みだよね」って三十路敷波はわざわざ口に出して確認するから可愛い
2015-08-03 12:06:59寝転がる彼氏によじ上って大きな胸板に体を預けて、彼の前髪を愛おしそうにかきあげて額同士をぴとりと合わせる三十路敷波……鼻の頭もくっついて、潤んだ目で彼の瞳を見つめるだけで無言のまま、湿った吐息を交わし合って、ゆっくりと指を絡めていく三十路敷波……
2015-08-03 12:12:16「スーツ、皺になるね」 「どうせ汗だくでクリーニング出すし。つか体流した方が」 「いい」 「いやさすがに」 「あたしがいいから、いい」 って無理やり引き留めて、解いた指を彼の腰元に持っていく三十路敷波ちゃんが今めっちゃ欲しいし手間取りながらベルト抜き取る三十路敷波可愛いよう……
2015-08-03 12:17:06そのまま彼の下半身へと這いずって、両手でズボンを下ろせばやや控えめにテントの張った下着が露になって、アルコールの抜けない三十路敷波はそうっとその先端に指を乗せてからかうように円を描くんだ。「臭うかなあ?」「たぶん」なんて今さら怖じ気ついたふうに尋ねていよいよ下着にも手をかけるんだ
2015-08-03 12:23:05