ミケエルbotのSS第1話リンク

ミケエルbot @mikexerwinbot

常に資金不足の調査兵団宿舎は古くなった建物を再利用する場合が多い。ここ、ウォールシーナ近くの宿舎もそうだ。シーナ内地に住む平均的な(マリア界隈ならば貴族と称されるが)市民の家ですら壁はしっかりとした厚みで音漏れを最小限に抑えている。しかし宿舎は隣どころか上下でも音が漏れ聞こえる。

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「エルヴィンは肝試しとかした事あるか？」 「急にどうしたんだい」 「ハンジとナナバが計画を立てている。夏なんだから肝試しをしたいとかなんとか」 「…あまり新兵達で遊ぶなと言っておかなければね。質問の答えは、Yesだ。昔、それこそ訓練兵の頃にナイル達とやったことがあるよ」

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「エルヴィン、この書類にサインをしてくれ」 「急ぎか？…なるほど…外泊届け。噂の巨乳美女のところへ行くのかな。色男は大変だな。他にも噂は届いているよ」 「鬼の分隊長殿に隠せるとは思っていないが、エルヴィン、お前もこの前は朝帰りだったな。無断であの時間では新兵に示しがつかないぞ」

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「こんなに暑いとやる気がおきない。だからミケ、このイチゴのおパンツを履いてちょっといやらしくポールダンスしてくれないか。私のポケットマネーをその隙間にぶち込んでまるで貴族ごっこだ！」 「暑いなー大変だなーほらあと少しだ、この山が終われば寝て良いぞー頑張れ頑張れ」