だがハンチング帽男性は直立不動だ。「イヤーッ!」「グワーッ!」痛烈な右ストレート!シノビライダーが吹き飛ぶ!「モラッタ!イヤーッ!」ストーンダスターが跳躍!だがその瞬間、シノビライダーの眼が暗く輝いた!「…イヤーッ!」「な…アバーッ!?」一体何が!?
2015-08-05 21:52:06コンクリート片は拳を覆い…これは卑劣武器、ナックルダスター!「イヤーッ!」「グワーッ!」ハヤイ!シノビライダーは咄嗟のガード、だが重い一撃に後退!「イヤーッ!イヤーッ!イヤーッ!」ストーンダスターのラッシュを辛うじて受け流しシノビライダーが叫ぶ!「おいアンタ!とっとと逃げろ!」
2015-08-05 21:52:07シノビライダーは逆手にニンジャソードを構え着地、その直後「アバッ、アババーッ!?」ストーンダスターが脇腹から血を噴き出し崩折れた!ゴウランガ、イアイだ!シノビライダーはニンジャソードを一振りして納刀、そして壁へと跳躍!着地した壁に蜘蛛の巣状の亀裂を入れシノビライダーは再跳躍!
2015-08-05 21:54:06シノビライダーは逆手にニンジャソードを構え着地、その直後「アバッ、アババーッ!?」ストーンダスターが脇腹から血を噴き出し崩折れた!ゴウランガ、イアイだ!シノビライダーはニンジャソードを一振りして納刀、そして壁へと跳躍!着地した壁に蜘蛛の巣状の亀裂を入れシノビライダーは再跳躍!
2015-08-05 21:54:06これは…ゴウランガ!これはまさにシノビライダーの必殺技の一つ、「トライアングル・トビゲリ」!「イイイイヤァァァーッ!!」「アバーッ!」蹴り抜けたシノビライダーの着地と同時、「サヨナラ!」ストーンダスターは爆発四散!「…ミッション、コンプリート」
2015-08-05 21:56:06これは…ゴウランガ!これはまさにシノビライダーの必殺技の一つ、「トライアングル・トビゲリ」!「イイイイヤァァァーッ!!」「アバーッ!」蹴り抜けたシノビライダーの着地と同時、「サヨナラ!」ストーンダスターは爆発四散!「…ミッション、コンプリート」
2015-08-05 21:56:06周囲のヨタモノは未だ気絶。シノビライダーはハンチング帽の男へ詰め寄った。「…アンタ、どうして逃げなかった?」腕を掴むが、男は無反応だ。どうやら、気絶している訳でもないか?「アー…とにかくこんな所から出よう」男の腕を掴んだまま、シノビライダーは歩き出した。
2015-08-05 21:58:05周囲のヨタモノは未だ気絶。シノビライダーはハンチング帽の男へ詰め寄った。「…アンタ、どうして逃げなかった?」腕を掴むが、男は無反応だ。どうやら、気絶している訳でもないか?「アー…とにかくこんな所から出よう」男の腕を掴んだまま、シノビライダーは歩き出した。
2015-08-05 21:58:05表通りが見える路地。シノビライダーがベルトを操作した。ニンジャ装束が解け、マサトが振り向く。「アンタ…アイエッ」マサトはそこで初めてハンチング帽男の眼を覗きこんだ。空虚と奈落。一体この男には何があった?「…アンタ、名前は?」気が付くとマサトは男の名を聞いていた。
2015-08-05 22:00:30何故そうしたかは自分にも分からないまま…男はしばらく眼を伏せ、重い声で答えた。「イチロー・モリタだ」「…ドーモ、モリタ=サン。俺はマサトだ。タジマ・マサト。」「…オヌシは…」「俺?俺はまあ…エスイー兼シノビライダーだ。ほらコレ」マサトはベルトを取り出し振った。
2015-08-05 22:02:06かすかにモリタの眉が動いたのをマサトは見逃さなかった。「アンタ、シノビライダー知ってるのか?」「…ああ。息子が好きでよく見ていた…」「ホントか!それじゃあ今度ウチで飯でもどうだ?ウチにはテープも全部あるからな」マサトは堰を切ったように話すと、慌てて名刺を取り出した。
2015-08-05 22:04:06反射的にモリタも名刺入れを取り出す。「ドーモ」「アンタもサラリマンか」マサトは笑い、二人は名刺を交換した。「エート、今度の日曜、待ち合わせはそうだな…ニューブリッジのケモ生物像前でどうだ?…アー、気が向いたら来てくれ、アー…オタッシャデー!」そのままマサトは駆け出した。
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