なにやらTLでシャンプー剤の化学についての話題が目につきますが、この機会に正しいシャンプーの仕方について、12本ほど連続ツイートしてみます。
2015-08-08 12:52:47①まず、頭髪および頭皮を温水で十分に濡らします。頭皮の汚れのほとんどは古い皮脂なので、温水である程度溶かす意味もあります。皮脂は皮膚に酸化膜を形成して有害な細菌の侵入を防ぐバリヤとなりますが、古くなると酸性度が低下し、むしろ細菌の温床になることがあります
2015-08-08 12:53:48②プレシャンプーを行います。シャンプー液を直径2センチほど手にとり少量の湯を加えて軽く泡立てます。洗顔ほど泡立てる必要はありませんが原液を直に塗布するのは避けたほうが良いでしょう。十分にすすげば残留を気にする必要はありませんが、伸ばしたほうが使う両が少なくてお財布にやさしいです
2015-08-08 12:55:55③シャンプー液を頭髪および頭皮全体になじませ、頭皮を指先の腹を使って軽くもみます。毛穴から皮脂をもみだす感じです。掻いてはいけません。痒いからと爪を立てると、皮膚が傷ついて細菌が侵入しやすくなり、それがさらなる痒みや抜け毛の原因になることがあります
2015-08-08 12:56:18④毛髪、頭皮が汚れているとあまり泡が立ちませんが、シャンプー液が全体に馴染んでいれば問題ありません。逆にここで十分に泡が立つようなら、たいして汚れてないということです。セカンドシャンプーは必要ないので、⑦に進んでください
2015-08-08 12:56:45⑤温水ですすぎます。このあとセカンドシャンプーに入るので、軽くで結構です。ここで毛髪が指に絡んできゅっと滑りが止まるようなら洗浄は十分です。セカンドシャンプーは必要ありませんので⑧に進んでください
2015-08-08 12:57:05⑥②より少なめのシャンプー液を手にとり、同じように洗います。なおシャンプー液の量は、生活スタイルやシャンプーの頻度によっては半分以下の量でも十分泡立つことがありますので、量は適当に調整しましょう。泡立ちが十分なら量は足りている、と考えればよいでしょう
2015-08-08 12:57:35⑦温水でよくすすぎます。ときおり手の平にお湯をためて頭皮をぱしゃぱしゃと軽く叩くようにすすぐと、毛穴の皮脂がよく落ちます。洗浄は以上ですが、このままだと毛髪の滑りが悪く痛みの原因になるので、コンディショニングを行います
2015-08-08 12:57:53⑨コンディショナーを塗布します。量は毛髪の長さに応じて適当に調整してください。コンディショナーを手のひら、指の間などに伸ばし広げ、毛髪全体に十分なじませます。頭皮に塗布する必要はありません
2015-08-08 12:58:24⑩5分ほど置きます。ビニルキャップ、あるいはタオルでキャップをすると効果大です。この間に体を洗ったりひげを剃ったりすると良いでしょう
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