伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

死にたいと呟く相手に「未練を残しながら、散華する姿こそ美しい」と応じる死神。寡黙な彼は自らは決して語らず、ただ何かを書き留める。ある日、ポンッと相手の日常を書き留められた手帳を手渡して「お前の人生はこんなにも祝福されている」と素っ気なく呟く。 #伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

呼び出した悪魔が天板に顔をくっつけながら炬燵に入ってテレビを見て寛いでる。後からアイスを持って来ると、それに気が付いてわざわざ足を邪魔な位置に動かして妨害し、無闇に勝ち誇った表情を浮かべる。暫し無言で格闘した後に席を勝ち取ると、悪魔が口を開けてアイスをねだる。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

初めてテレビを見た天使が「これは何ですか？」と訊ねてきた所を、「それは悪しき者を封じ込めるための石版だよ」と嘘を吹き込んだ後に電源を点けて驚かせたい。事実を知っらされた後は「嘘つきはいけません！」と懇々と説教され、そして、自らリモコンを操作する姿を眺めたい。 #伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

旧式アンドロイドを部品を取り替えたり、データを移行したりして、あらゆるリペアしながら使っていたら「元の部品が数えるほどしかありませんね。買い替えた方がメリットがあった筈なのに、物好きな方ですね」と笑われる。そして、その感情表現機能は当初は無かった機能。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

ちびなエルフの女の子が大柄のオークの背中によじ登って「おっちゃん、なにしてんの？」と肩越しに刃物を研いでいる手元を覗き込み、「あぶねぇから、向こうに行ってろ」と首根っこを掴んで放られる。懲りずに戻ってきて横から覗きこんで「おっちゃん、なにしてんの？」って言う。 #伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

甚平のような少し古風な衣装に身を包み、額に瘤の様な角を生やした子鬼が、ニッと笑いながら「行こうぜ！　お祭り！」と手を差し出してくる。屋台の間を散々振り回した後、少し静かな川辺に連れて来て、ラムネを片手に花火を眺めながら「来年も……また、来てくれるか？」と問う。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

少女が托卵している10m位の大きなドラゴンの様子を見に来る。少女が気を遣って物陰からこっそり見ている事に気が付いたドラゴンが、首を伸ばして少女の首根っこを咥え自分の巣の中に入れると、そのまま卵と一緒に暖め始める。ついでに赤ちゃんにするように舐めたりする。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

思いを糧にして命を得た人形が、夜中に持ち主の少女に宛てて自分の背ほどある鉛筆を担いで手紙を書く。拙い言葉でなんとか紡いだ手紙を机の上に置くと、少女の寝顔を覗き込んでクスリと笑った後、明日の少女の姿を想像して満足げな表情で元の場所へと戻る。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

しょうもない悪戯をした後に笑いながら走って逃げる少年を、大して怒ってないけどとりあえず逃げるからってノリで追いかける狼娘。途中から本来の目的を忘れ、狼娘が狩猟本能全開の大人気ない追い掛ける方をし始める。少年を捕まえる頃には周囲の被害が甚大。狼娘は誇らしげ。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

サキュバスが「服買いに行くから一緒に来て」と言ったので一緒に行くと、ブランド物ではなくて量販店の地味目な服を二着ぐらい選んで買ってくる。服装には気を遣わないのかと思いきや「相手に一切の弁明の余地なく悪魔と付き合いたいって思わせたいから」と恥ずかしそうに笑う。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

少女がスライムを指でプニプニすると、侵入させまいささやかな抵抗を見せる。指を放そうとするとペッタリくっついて放すまいと抵抗する。抱きしめようとすると、そのまま体が沈み込んで抱きしめられない。そのまま動かないでいると、ノソノソ動いて律儀に気道だけ確保してくれる。　#伝われ萌えシチュ

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盲目の子が杖をつきながら森の中を歩いていると、牙や角を生やしたおぞましい姿の森に住まう魔物がやってくる。最初は取って食うつもりだったのだけど、盲目の子が捨て子だと知るや保護して育て始める。魔物を撫でながら「優しいんだね」と笑うと、静かに首を振って応える。 #伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

弟子が使い魔の背中に乗って「行けーっ！」ってやってると、背中に乗られている使い魔が「主よ、このような時は如何対応すればよろしいだろうか？」みたいな困惑顔で師匠の顔色窺っている。 師匠が忍び笑いを漏らしつつ「良きに計らえ」とか言い始めて、困惑が加速。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

微妙に手の届かない高さで頭上を飛び回り、ケラケラと笑うハーピィ。飛んでいる内に油断している内に、足首を掴まれてあっさり捕まる。捕まった後はバタバタと暴れるものの、結局大人しくなってジト目で睨みつけてくる。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

オークに奴隷として買われたエルフが口先では「絶対に貴様たちには屈したりしない！」と言っているんだけど、買い手が普通に接してくれる。慣れてきた頃に「祖母の世話をして欲しい。俺なんかより、ずっと気遣いができるだろう？」と言われて、エルフがしぶしぶ頷く。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

アンドロイドが自分が機械であるという事を明かしたら、子供に「巨大化できる？」「変身できる？」と矢継ぎ早に問われて困惑する。素直に「できません」と答えたらしょんぼりされたので、家に帰って主人に「ロケットパンチ機能のオプションってありますか」と問われて爆笑される。 #伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

ドラゴンが少女に甘噛みすると、少女もドラゴンに甘噛みをする。 ドラゴンが少女に顔を押し付けると、少女もドラゴンにキスをする。 喉を鳴らして親愛を示すようにドラゴンが少女を舐めると、少女が恥ずかしそうに首を振る。 少しむくれてグイグイと顔を押し付けるドラゴン。 #伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

「良い匂いするし、優しいからこの人好き」って鼻を近づけて一生懸命匂いを嗅いでいる仏頂面のケモノと「そんな変な匂いするかな…」と体臭を気にし始める男の子。その晩、念入りに体を洗うんだけど、次の日に「昨日よりも、匂いがよく分かる」と念入りに匂いを確認される。 #伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

いつも一緒に遊んでいて、時には殴り合いの喧嘩をしていた白蛇の化身が大人になってから弁天様の使いだと知って、ひたすら平謝りする。白蛇の化身は大爆笑しながら「気にするな。俺はお前のこと好きだったし」と言う。そのあと「あ、そういう意味じゃねぇからな!?」と謎の言い訳　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

古い廃屋に住まう幽霊。肝試しに来た子供達を見つけると笑顔を噛み殺しつつ、物陰に隠れて様子を伺う。おっかなびっくり入ってくる子供達の先回りをして黒板に「ようこそ！」とチョークで書いてみたり、「ここは床が腐って危ない」とか書いて案内。挙句、最奥で仮装して登場。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

呼び出された悪魔が低級のクセに妙にスペックが高い。最初は警戒しているんだけど、人懐こい性格で徐々に警戒を解いてしまう。契約の満了時に、どれ程の対価を要求されるかと考えていたら、悪魔の方が号泣。「次も俺と契約してくれよ？　約束だからな？」とか言う。勿論更新した。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

水神の龍が人に化けて子供達の水遊びに参戦。水鉄砲を持つ子供達に容赦ない水量を浴びせ掛ける。調子に乗っている内に化けの皮が剥がれて、龍の姿を晒し、口止めに空の旅へと招待する。そんなことをしなくても、秘密の友達として余計に仲良くなってる。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

少女の奴隷を買った吸血鬼。自分が血を吸うのに相応しくない、と風呂に入れてやり、清潔な服を着せ、栄養のある食事を摂らせる。怯える間は血を吸わず、自ら血を吸って欲しいと言い出した時に初めて少女の首筋に口づけをするように牙を立てる。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

「余は一国の次期王女ぞ！　ちと敬わんか！」と小脇に抱えられながらジタバタと暴れる身なりの良い女の子と、「うるせぇ、その国の外まで遊び出るお転婆娘が王女なわけあるか！」と面倒臭そうに答えながら送り届ける近くの森に住むオーク。今年に入って六回目。　#伝われ萌えシチュ

佐藤　敏夫 (日曜日 西地区 “こ”) @WhiteSeasoning

「びっくりした。あれで死ぬとは思わなかった。でも、お前に最後に一言言うまで死にたくないって思ったら案外なんとかなるんだな」と妙に明るいゾンビ。隙あらば噛み付こうとしたり「大丈夫、痛いのは一回だけだから」とか言って仲間に引き込もうとする。一言はまだ聞いてない。　#伝われ萌えシチュ