なんでも知ってる凛ちゃんbot(@rin_sitteruyo)の本当にあった怖い話・第二夜

なんでも知ってる凛ちゃんbot @rin_sitteruyo

なん知凛の本怖が評判良かったのでまたするにゃ

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やってまいりましたなん知凛の怖い話の時間です。

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正直引きこもりなのでそんなにいろんな話のストックがあるわけじゃないんですけど、今回もなん知凛が体験した身の回りの怖い話を3つほど紹介したいと思うよ。 ただ前回ほどのインパクトはないため、眠い人は寝てくれた方がいいにゃ！

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これはなん知凛がインターネットで出会った名古屋の女の子の話にゃ。前回の怖い話でもでてたなん知凛がバンドしてた時期、Twitterで「バンドやってるんですか？椎名林檎好きなんですか？私もです」とフォローされたことが全ての始まりだったにゃ

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そこから「フォロー返すの面倒だにゃ」って思って放置しようと思ったけど相手のアカウント見てたら割と音楽の趣味が合いそうだったのでとりあえずフォローしておこうか、ってことでリフォロー。その日はなにもなく終わりました。

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たまに音楽や趣味の話したら食いついてきて、あるとき相手が「一緒にチケットとってライブ行こうよ」と言い出したのがきっかけで相手が名古屋住みだと言うのを知ったにゃ。 そこから1ヶ月経つか経たないか、ってときに相手からDMが届いたにゃ。 内容は「メルアド教えて！」って

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当時はLINEはギリあったかなかったかって時期で、とりあえずなんとなくでメルアドを交換した。 そこから悪夢の始まりだったにゃ。

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とある日の深夜、なん知凛がテレビでアニメを見ていたんだにゃ。2時前くらい、1通のメールが届きました。 「死にたい」

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しかしなん知凛、当時はまだまだ若かったのでそこで心配しました。 「何かあったの？大丈夫？」 ちなみに相手の年齢は20だったと思う、なん知凛より年上でした。

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原因は彼氏と別れたから死にたい、とのことで。 彼氏の家に行ったら彼氏が違う女の人と寝ていてそこで彼氏に「お前といるのが辛い」みたいなこと言われたらしくて。 まあかわいそうな話だにゃ、そのとき女の子のことは詳しくは知らなかったけどそう思ったのを覚えてるにゃ

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で、そこからメールする頻度がバンバン増えたにゃ。 そのときに相手が昔バンドしてたこと、そしてこれからバンド組みたいと考えていることを知って 「ちなみになにやってるの？って聞いたら」 「ギターベースドラムだったらどれでもできるよ」 って言ってたにゃ

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「すごい！」なんて話してると相手が自慢の楽器を写メで送ってきたにゃ。 その写メがなかなかすごくてギターとベースが10本くらいあってドラムも1式揃えてて、カホンもあったにゃ。

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ちなみに椎名林檎さんが使ってるのと同じギターを集めるのが趣味らしくて、あれは相当お金かかってたと思うにゃ。 お金持ちだなぁ、なんてメールで送った。 だいたいこういう人は親が楽器が趣味だったり、ってパターンが多いから「私のお金じゃないよ」って返事が来ると思ってたんだにゃ

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そしたら「まあね」って肯定で返信された。 その日はそこから音楽の話になって終わり。 本当に楽器と椎名林檎さんが好きなんだなぁ、と思ったにゃ。

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あるときTwitterで死にたいみたいなのをひたすら連呼してる日があって、なん知凛は似非優男だったのでとりあえずメールで直接「どうしたの？」って聞いたんだにゃ。 そこからがやばかったにゃ。

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「実は私、母親に昔捨てられてるの」 「父親に虐待されてる」

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「父親に性的な虐待もされている」 「根性焼きの後が背中にある」

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なん知凛はなんの疑いもなく信じたにゃ。さすがにそれはやばい！！そう思ったにゃ。 なん知凛はなんでも知ってるんだけどそういうものの対処法ってパッと思いつかなくて、普通なら警察に言うのが当たり前なんだけどそのときは思いつかなくてひたすら相手の話を聞いてるだけだった

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その日は胸糞悪くて眠れなくて、次の日は学校にいる間ずっとその子のこと考えてたにゃ。そしたらあるときふと「なに考えてんだ警察で解決だ」って思いついて帰って速攻メールしたにゃ。そしたら「父親は嫌いだけど父親は私がいなくなったらダメになる」みたいに返されて

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「そういう問題じゃないでしょ？？」って何度も言ったけど洗脳されてるかのようにそういった文しか返ってこなかったにゃ。 そこでだんだんその女の子にイライラしてきたんだにゃ、何故自分の人生をそんな親のために費やすのか、と。

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けれどその思いはいくら相手に言おうと伝わらないので、なん知凛はその子とメールする頻度を下げたにゃ。 メールがきても短く返して話が広がらないようにして、できるだけ関わらないでいようと、そう決めたにゃ