テレビにおける「お笑い芸人」と大企業病のアナロジーを @KatsumiSakata さんが考えた。

サカタカツミ @KatsumiSakata

わりとどうでもいい話を今から少しだけツイートします。別にオチはないですし、何か重要なことを示唆するわけではないのですが、あ、そういえば何かに似ているなということをひらめいたので自分用メモとして簡単に。

サカタカツミ @KatsumiSakata

普段あまりテレビを観ることがないのですが、正月はわりとその機会があり。まー、お笑い芸人と呼ばれる人がそれこそたくさん出ていてビックリした。そして、裸で出てくる芸人の多さには閉口。あれって芸なんですか。

サカタカツミ @KatsumiSakata

そんな中で「そういえば明石家さんまがいまのポジションについたのって、いくつくらいの時なんだろう」と気になってしまって、ネットで調べたわけです。そうすると、35歳くらいの時にはすでにいまの位置にいたと。

サカタカツミ @KatsumiSakata

いまの芸人で35歳といえば若手っぽい扱いで使われている人が多くて、とても当時の明石家さんま的ポジションについている人は少ないわけです。当時に彼の年齢に近くて、位置取りも似た人っているのかなぁと考える。

サカタカツミ @KatsumiSakata

明石家さんま（ビートたけしやタモリも同じでしょうね）以前の芸人に思いを馳せてみると、時代時代で「彼らと同じくらいの人気」を獲得した人はいたようですが、後進に道を（仕方なく）譲ってしまったケースが多い。

サカタカツミ @KatsumiSakata

例えが適切ではないのですが、明石家さんま以前には、関連会社や子会社に出向するかのごとく、メインストリーム（テレビを軸としたらの話）から消えていき、そちらで活躍するという道が普通だったのかもしれないと。

サカタカツミ @KatsumiSakata

しかし、いまは芸人として定年が来ても頑として動かないし、周囲もその人の下にいれば「自分は安泰」という位置に安住してしまうので、代謝が起こりにくい構造になっている。あくまでテレビにおけるお笑い芸人の話。

サカタカツミ @KatsumiSakata

俳優はどうなのかなと考えると、これは「構造的に新陳代謝が起きてしまう」ところが面白い。基本的には20歳の役は20歳代の俳優にしかできないからだ。なので、世代は順番に送られ続けていくと。留まらない構造。

サカタカツミ @KatsumiSakata

そう考えると、テレビにおけるお笑い芸人って、大企業病に罹っているんじゃないかと思ったりして。そして、その構図に当てはめてみて整理すると、「あー、そういうことかも」と納得してしまうところが面白いなぁと。

サカタカツミ @KatsumiSakata

定年を過ぎても「ワシがいないと駄目だ」と居座る経営陣。自分たちで派閥を作りたがる執行役員。年次的には役員たちと同期なのに辿りつけない中間管理職。そして、上が詰まっているから出世できない部下なし役職者。

サカタカツミ @KatsumiSakata

いまのツイートのそれぞれに「お笑い芸人」を当てはめていくと「お、この人はここか」と思うだろう。ま、外から見ているだけで、実際は「いや、そんなことはないよ」という話なんだろうけど。あくまでイメージの話。

サカタカツミ @KatsumiSakata

「じゃあ、オリエンタルラジオは最年少執行役員に大抜擢をされたけど、期待に応えられずにいったん降格させられたみたいなもんか」的に整理していくってことですね。この作業自体はどうでもいいといえばいい話です。

サカタカツミ @KatsumiSakata

ただ、テレビにおけるお笑い芸人の（一視聴者が感じる）構造と似たようなことは、多くの組織で起きているということなのです。自分を芸人さんに例えたら「誰か？」って考えると、先が見えたりするのも一興なのです。

サカタカツミ @KatsumiSakata

ひな壇にいて気の利いたコメントをすることで活路を見いだしている芸人は、同じ年の頃に、明石家さんまはどうだったのか、ビートたけしは何をしていたのかを考えたりするのかな、と思うと自分自身が身につまされる。

サカタカツミ @KatsumiSakata

逆に言えば「若いうちにチャンスを得てモノに出来る人」と「そうじゃない人」の違いといえばそうなんですが、それはまた別の話として。あなた自身は「テレビにおける芸人さん」に例えたら誰ですか？教えてください。