- contractio
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SSMデータの対応分析で、ブルデュー社会空間アプローチを検証した近藤先生らの研究。第1軸(資本総量)の説明力が強い、経済資本・文化資本の対立が小さい(第2軸の説明力が弱い)等の特徴はあるが、ブルデューの構図が日本にも該当とご指摘。 #nissha83
2010-11-07 00:14:10趣味的な研究と仰ってましたが、同様の検証ができないかと考えていたため、女性はどうか、1955~1995年はどうかと、色々アイデアが浮かんで、大変刺激を受けました! #nissha83
2010-11-07 00:19:35ブルデューと対応分析の話題で盛り上がっている! 界の理論に適合的だから対応分析を導入したという面もあるだろうけど、どちらかというと両概念のベースに関係論的な科学哲学があり、社会空間の論理をよく表現するものとして、対応分析と界の理論が導入されたというのが経緯ですね。
2010-11-09 06:42:24界の理論が70年代半ばに導入される以前の…、と書いていて、やや長くなりそうなのでやめた。mixiの方に日射のまとめと一緒に書こう。
2010-11-09 06:52:58対応分析に関する議論の盛り上がりのきっかけは、日射階層部会での、近藤先生のブルデュー社会空間アプローチの対応分析を用いた日本社会に関する研究への私のつぶやきだと思うのだけど、当日は隣の教室の吉田民人部会の方に人が集まってた。時間が合えばこれも行きたかった。
2010-11-09 07:13:33クンダの企業研究に使われてるゴフマン理論が、行為者の戦略を自覚的なものと見てるから良くないという発表があったけど、ゴフマンの戦略的自己呈示論って、無自覚的・暗黙的という意味合いがあったような。あとで確認。
2010-11-09 07:43:31ゴフマン『出会い』読書中。役割、集団と出会い、リーダーシップなどの概念が使われている。当時の社会システム理論のパラダイムの中で書かれているので読みづらい。
2010-11-11 14:27:36国家や経産省を均質的な実体と見なすことも一面的で、これらを賭金をめぐる闘争の空間、官僚界と見ることで、コンテンツ政策や官僚の行動の意味を理解できるかもしれない。
2010-11-16 16:16:36大塚さんや東さんのように、国家や経産省を一枚岩と見る(クールジャパン=国家のイデオロギー装置…)と、各省庁や個々の官僚の利害と対立が見えなくなる…。
2010-11-16 16:21:40官僚界の賭け金、その獲得に必要な資本(言語資本や情報資本、社会関係資本)、界の論理、官僚の再生産メカニズム、個人と組織、官庁と企業との関係、個人や官庁が利用できる戦略など、調査研究対象は多い。
2010-11-16 16:54:41フランスやアメリカにいるブルデュー研究者を招致した講演や国際会議ができないかのう。本に書いていない研究や調査上の実践的な話も聞いてみたいのだが。エコノミークラスでは来てくれないかな。
2010-11-23 15:37:04@naokimed 若い研究者を呼ぶというアイデアはいいですね。ただ、ブルデュー理論を使った堅実な経験的研究に関心がある人が、日本にはたしてどれくらいいるか分かりませんが。。
2010-11-24 01:28:27ライプニッツ『モナドロジー』読書中。モナド=ハビトゥス、神=社会空間・界、位置分析=対応分析だなあ。精神(理性的魂)が神の似姿という主張は、主観的構造と客観的構造の一致に変換されてるような。
2010-11-25 03:14:00場より界という訳語を使いたいのは、前者が日常的に経験する、実体的な「場所」を想起させやすい言葉だからだけど、そうでない人もいるはず。私が頭が悪いので、意識するようにしてるだけですね…。
2010-12-01 17:38:56構造化理論における社会化=内面化モデルの否定は、後期近代の特徴を制度的再帰性と結びつけるギデンズの後期近代化論を用意したと言える。ただ、彼の理論は、他の理論家に対する差異化だけに動機づけられて作られているように思うのだけど。。
2010-12-04 01:25:14帰りの電車で思ってたけど、オーディオマニアや鉄オタにも同じことが言えるかどうかは、それを研究する人が立証すべき作業だよなと。その経験的分析との比較をした上で、両者の共通点と相違点がわかるわけで。
2010-12-12 01:42:37趣味が行われる空間、参加者がその世界の人々や行為を分類するためのカテゴリー(言語)、参加者間の多様性や階層性の現れ方は、同人でどうなってるかわかるけど、オーディオマニアや鉄オタではどうかわからないので。同じモデルで分析した上で、各経験的分析結果を比較しないと、同じか違うか言えない
2010-12-12 01:50:04