
ママにもわかる竹中組復活の衝撃
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capt_yappie
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今日、井野さんと西岡さんと打ち合わせでした。本来、ライター同士で打ち合わせするのは好きじゃないんです。だってその場で西岡さんが言ったネタを、翌日俺が別ルートで掴んだとする。やっぱりそれは西岡さんが優先です。俺は書けなくなる。俺が出した話もそう。唾の付けあいみたいになってしまう。
2015-09-10 01:28:27
だけど西岡さんとは興味もネタ元も被らず、そんなことを意識しないで喋れる。人柄と思います。工藤會の溝下さんが書いた2冊目のタイトルは『愛嬌一本締め』ですけど、書き屋も対人で話を聞き出す仕事だから、やっぱり愛嬌があったほうがいい。無愛想で話し下手な俺は、元来、取材に向いてない。
2015-09-10 01:35:47
それでもなんとかやってこれたんだから、たいていの人に出来る仕事なんだと思う。ただ俺はライターになろうと熱望してこの仕事に就いたわけではないので、なせばなる領域の仕事なのかわからない。
2015-09-10 01:42:00<独走スクープ>
やくざ100人が証言する「山口組分裂」の真実とガセ
- 定例会で読み上げられた司忍組長の「手紙」の内容
- 「東京は血の海になる」と書いたTwitter組長の正体
- 「絶縁はトップだけ」山口組による切り崩し工作
“日本最大の暴力団”山口組の分裂が明らかになって以降、連日、新聞やテレビでは関連ニュースが流れている。だが、警察に頼りっきりで「絶縁状」や「定例会」などの専門用語を垂れ流すだけだから、何が起きているのかさっぱりわからない。
本当のことは、ヤクザしかしらない。「ヤクザ1000人に会いました!」などの著作があり、いま日本でもっともヤクザに詳しいライターが、今回も100人以上に及ぶ当事者からの証言をもとに、分裂騒動の真実とガセを見極める。
この記事を書かれたのが鈴木智彦氏。

西岡さん、たまらず発射しましたか(笑)。以前書いたように、打ち合わせの際、たまたま竹中組の復活を最初に口にした、つまり唾を付けたのは俺だったので、たぶん西岡さんは遠慮してこれ以上書かないはず。なので少し補足したいと思います。あ、俺、のせられてるのか??
2015-09-11 10:55:22
新聞記者になって最初の仕事、というか、人生で初めてのヤクザ取材が「山竹抗争」の裁判傍聴でした。なにしろ最初の赴任地が姫路だったものですから……orz 実行犯から幹部に至るまで可能な限り公判を傍聴し、記録せよ--と、今から考えたら無茶な仕事をフラられたもんですが……
2015-09-11 12:07:40
慌てて溝口敦著「荒ぶる獅子―山口組4代目竹中正久の生涯」を読み以降、溝口作品にハマりました。その後、兵庫県警の暴対(他府県警では四課)担となるのですが、その後も「竹中組」の取材は続きました。ということで、私にとっては非常に思い入れの強い組だったんです……智彦さん、すみませんでした
2015-09-11 12:09:19
※以降、ずっと西岡さんとやりとりしてきてまして、我々はすぐに書く場所がないため、日刊連載を持っている御大に抜かれちゃう!と焦っていた事案です。裏をとってきたのは西岡さんです。やくざ記事的には目玉になり得るすっごいことで、長島巨人復活程度のインパクトはある。(俺は阪神ファンです)。
2015-09-11 10:59:10
※2Twitterに書いたところで金にはならないわけですが、情報はやっぱり初モノの価値が高く、書き手はみな「俺が一番槍ぃい!」をやりたい習性のため、こうして無駄にネットに出し、つぶし合うことが分かりました。あとで自分が苦しい。よろしくない。が、抜かれるよりはいい。
2015-09-11 11:03:01
【ママにもわかる竹中組復活の衝撃】 山口組が分裂し、離脱組が神戸山口組を立ち上げました。俺は365日ヤクザのことを考えておりまして、あれこれ過去の事例や現在の状況をインプットし、次の一手を予想するわけです。不謹慎な言い方をすれば、テレビゲームの三国志を、リアルなヤクザ版でやる。
2015-09-11 11:07:13
そのとき「はっ、これだ!」と思いついたのが、竹中組の復活でした。竹中組というのは、以前、山口組にあった有名な、超絶スーパーウルトラ暴力派組織です。発足させたのは、溝口御大が『荒ぶる獅子』に詳細に書いている山口組竹中正久四代目でした。本拠地は兵庫県・姫路市になります。
2015-09-11 11:15:45
1981年(昭和56年)、山口組の田岡一雄三代目組長が亡くなります。ネット風にいえばネ申的カリスマです。今に続く山口組全国侵攻を成し遂げた親分です。美空ひばりが「おとうちゃん」と呼んでた人でもあります。三代目の死で山口組はパニックに陥った。次のトップを誰にするかでてんやわんやです
2015-09-11 12:27:14
田岡の親分も、跡目のことは考えていた。確実に揉めるからです。ヤクザの大きな抗争は、ほとんどこのタイミングで勃発します。他団体と利権で揉めても抗争にはならない。のっぴきならない事態は、必ずといっていいほど後継者問題です。今回の分裂も、六代目の親分は元気ですが、背景にはそれもある。
2015-09-11 12:28:12
三代目が山口組を任せようと決めていたのは「日本一の子分」と呼ばれ、三代目を崇拝していた山健組・山本健一組長です。田岡親分を崇拝している人で、ガード中、眠くなったら太ももに針をぶっ刺すという壮絶エピソードが残っている。しかし山健組長は、田岡三代目の後を追うように病死してしまいます。
2015-09-11 12:30:39