アリアンロッド２Ｅ・レジェンド《災厄の恋人》

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

アリアンロッドの世界はその辺平和だよな。寿命問題抱えてるのはある種族に限り稀に居る者に限られるし(まぁある意味こいつもナイトメア的なんだが)、他は大差ないし、何より寿命を迎えたからどうこうなるって奴らは居ない。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

よーし、漏らすぞー。メモの準備は万端か？

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

《災厄の恋人》(レジェンド) 敵たる者と恋に落ちる物語。それは書店に行けば必ず置いてあるメジャーな物語だ。国の堺を超えて実った恋。恋人が妖魔へと堕ち自らの手を終わらせることになった悲恋。様々な種類の物語が語り継がれ、読み続けられていることだろう。これもまた、そんな物語の1つ。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

魔族。それは災厄の化身である。彼らは神々に仇為す存在であり同時にこの大地に昏き影を落とす存在でもある。その魔族もまた例外ではなく、ある国の人々を不安へと貶めていた。 しかし、その主たる標的はたった一人の少女であった。少女は不安に決して屈せず、彼を苛立たせ、同時に楽しませてもいた。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

知られていない間はそれで良かった。人々は国が、誰かが、彼を倒すことを望んでいた。しかしある時にそれが人々に漏れてから少女を取り巻く環境が変わっていった。魔族を惹きつける少女は人々から白い目で見られるようになっていった。少女が強く在るほどその目はより暗い影となり、彼女を孤立させた。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

魔族たる彼は最初はその闇を好んでいた。しかし、人々からも忌み嫌われた光はやがて滑稽になってゆく。時の過ぎる中で少女の光は失われていった。それを彼は認めなかった。 そして、彼は少女の味方となることを決意した。少女の許に単身乗り込み、魔族であることを捨て、彼女を守護すると誓った。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

それ以降、魔族による国への攻撃はパッタリと止んだ。この先の話は諸説あり、その魔族は少女を庇い命を失った結果浄化されて人になったり消えてしまったり、行方を眩ませたり、或いは少女の願いを受けてその国に守護を与えたりなどさまざまだ。確かに言えることは、国に平和が戻ったことにある。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

先の通り、真相は今から書きます

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

《災厄の恋人》(真相) この伝説は実際にあったことを元にしている。しかし、真実とは大分異なる形として伝わっているようだ。 確かにその魔族はその少女を主な標的として国への攻撃を行っていた。しかし、その事実は少女自身を含むほんの一部の者にしかにしか知られていない。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

その魔族はその土地を訪れた有力な冒険者達の手により倒された。しかし、魔族は蘇る。しばらくの後再び姿を表し、またもその国を攻撃し始める。そして、その冒険者達に再び倒された。ただ、復活の際に目的が少女自身へと代わったらしく、「少女を手に入れるまで何度でも蘇ってやる！」と吐露した。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

しかし、その冒険者の一人が揶揄気味に「お前じゃ力不足」だの「寿命を考えろ阿呆」だのと諭した結果、最も手っ取り早い手段として真正面からの求婚を決行。冒険者達の監視する中で行われたそれは豪胆な少女により「同じ時に死ぬなら受け入れてもいい」「国への贖罪はすること」と成立してしまう。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

以後、その魔族は魔族であることを捨て、自らが復活せずに真に死ねる方法を探すために冒険者の一員となった。また、贖罪のため、少女がやりたがっていた孤児院への献金と、後に教師になるための知識を求めて今日も一介の冒険者として生きている。

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

終わってみれば最近よくあるポンコツ魔王ものだな。 ってかどっちが伝説でどっちが真相なのか怪しいレベルだぞこれ

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

あえて言おう。こいつ馬鹿だ！？

縁側 間倉@妖精伝姫の錬金術師 @akuraina

ってかSWでやれだよなこれ。 魔族をドレイクにして、剣を折ってPCデータ化すれば完成。