「メタバースの空間における協調動作補完の効果について」

Second Life内サイエンスカフェ「KIRA cafe」でのTramp Noelさんの講演のtsudaられ録です。
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ozaki @MichioOzaki

今日のキラカフェ22時からはじまります。セカンドライフにて表現や演出を研究 されているTramp Noelさんを講師にお迎えして、「メタバースの空間における 協調動作補完の効果について」というテーマでお話頂きます。 http://ow.ly/1fZOh #SLJP

2010-03-09 22:00:33
marube @marube

キラジャパンの講演は http://slurl.com/secondlife/BaikUn/192/92/251 で行われています。

2010-03-09 22:06:38
ozaki @MichioOzaki

協力と協調の違い。「協調」とは、共通の目的を達成する行動(協力)ではなく、人と人との関係をうまく保つための関係として、とらえている。キラカフェ。 http://ow.ly/1fZYF #SLJP

2010-03-09 22:06:40
ozaki @MichioOzaki

メタバース内での背景。様々な活動をしている方(物を売ったり、チャットしたり、いろいろ)この活動の中で我々がどこで協調を活かして行くか、研究のベース。 http://ow.ly/1fZZB #SLJP

2010-03-09 22:07:28
ozaki @MichioOzaki

ボイスチャットや文字チャットがコミュニケーション手段としてSLに明確にあるが、リアルには他にも色々とある。それをメタバース内で補完できないだろうか。 http://ow.ly/1g00q #SLJP

2010-03-09 22:07:59
ozaki @MichioOzaki

コンテンツの分類。例としてFacebookでは、セルフゲーム(20%)・ソーシャルゲーム(23%)・ギフト(19%)・友人ネタ(4%)・その他34%というように、「誰か相手がある」行動を中心に、行われている。メタバースでも同様? http://ow.ly/1g030 #SLJP

2010-03-09 22:09:46
ハルカ M. @regicat

協調動作=共通の目的のためではなく、お互いのつながりを強化するための行動 #SLJP #KiraCafe

2010-03-09 22:10:00
ozaki @MichioOzaki

SLをはじめとしたメタバースで「協調性が必要とされるコンテンツ」。ソーシャルコンテンツ。複数のユーザー間での相互の情報交換が発生する。例「クラブ・ダンス会場・パーティー」など。 http://ow.ly/1g044 #SLJP

2010-03-09 22:10:36
ozaki @MichioOzaki

SLなどメタバースで、あまり協調性が必要ないと思われる(セルフ)コンテンツ。例として「ゲーム・乗り物・ものづくり・メディア鑑賞」など。 http://ow.ly/1g04X #SLJP

2010-03-09 22:11:14
ozaki @MichioOzaki

協調性をもう少し詳しく考えてみると、「何人かで遊ぶ」が協調性ではなく、「自分を知ってもらう・相手を知る」という、相互の情報交換があって協調性になる。メディア鑑賞やライブ鑑賞など、一方的な情報発信は、協調の影響性が低い。一方通行コンテンツは、ライフサイクルが短い。 #SLJP

2010-03-09 22:13:02
ozaki @MichioOzaki

一方通行でも「オペラ」「能」など、数百年前から全く同じことをやっている(リアル)。でも我々はそれを見に行く。それは、ストーリーを追っているわけではなく、雰囲気・場を楽しむために、我々は出かけるから。オペラを見に行くのは、会場や一緒に行く人も含めて空気を楽しんでいる。 #SLJP

2010-03-09 22:15:16
ozaki @MichioOzaki

SLの中で「場」を考えると、ジェスチャーなどもあるけれど、多くはTPOを考えてではなく、普段からもっている「持ち物」を持ち込むという現状がある。 http://ow.ly/1g0gG #SLJP

2010-03-09 22:16:43
ozaki @MichioOzaki

バーチャルな世界、メタバースで「空気を読む」ことは、なかなか難しい。例として「乾杯」の音頭をとって乾杯をすると、(リアルと違って)事前にアイテムを配ったり、ジェスチャーを用意したり大変。ひとりだけ出きないと、違和感が生まれるし。人に協調をもたせるのは難しい。 #SLJP

2010-03-09 22:18:02
ozaki @MichioOzaki

人ではなく、会場・場に「ふるまい」を持たせることで「場の空気をつくる」。 http://ow.ly/1g0lT #SLJP

2010-03-09 22:18:54
ozaki @MichioOzaki

協調動作補完定義。通常、オペレーションと動作は同一アバター内で行われるが、協調動作補完では、「周辺動作が自分に影響し動作(トリガーが自分意外)→発生した行動を自分の意思で判断→影響する効果は関係性の郷土から影響度が変わる」 http://ow.ly/1g0pO #SLJP

2010-03-09 22:20:29
ozaki @MichioOzaki

この協調動作補完を、もう少し具体的に言うと「認識できる範囲・空間の距離」と「認識できる時間(時間があると、影響を忘れてしまう」「オペレーション(自分単独の操作)とアクションの分離」などが要素として必要。 http://ow.ly/1g0tx #SLJP

2010-03-09 22:21:44
ozaki @MichioOzaki

乾杯での協調定義を例に「協調」を考える。条件は「1、誰かが乾杯~とはじめた」「2彼は私の友人である」「3彼と私は同じテーブルについている」→この条件に当てはまる人が、一斉に「乾杯」を自動的にする。こういう行動を自動化していかないと、協調を感じるよう一致させづらい。

2010-03-09 22:24:04
ozaki @MichioOzaki

メタバースの中では、「瞬間的に一致させる」ことを感じさせないと、協調を感じない。この「協調」部分を、条件分けて自動的に入れて行く(協調動作補完)が、必要である。 http://ow.ly/1g0Bm #SLJP

2010-03-09 22:24:56
ozaki @MichioOzaki

ペアダンスの「協調」を条件から考えてみる。ダンスホールでポーズボールを利用する場合など、まず「パートナーが居る・音楽がはじまる→ペアが所定の位置へ歩いていき、踊り始まる」 。パートナーがいない人は、自動的に壁際へ移動→こういう行動をつけると、ダンスホールの場の空気ができあがる。

2010-03-09 22:27:03
ozaki @MichioOzaki

実証実験(社交をテーマにしたソワレ」。協調補完を設置して、ユーザーの行いに基づいて動作を補完して行く空間をつくった。結果、想定した条件以外のケースで動き出す人もいたが。 http://ow.ly/1g0Mc #SLJP

2010-03-09 22:28:11
ozaki @MichioOzaki

協調動作補完による「場・空気」づくり、結論。「コミニュケーション重視のメタバースでは、ソーシャルコンテンツが有効である」「ソーシャルコンテンツでは場の雰囲気がカギとなりユーザーが主役である」「協調補完によりシステム上では困難であった空気や間を作り出しマナーや雰囲気を演出し補完」

2010-03-09 22:29:35
ozaki @MichioOzaki

キラカフェ。「メタバース空間における協調動作補完の効果について」。23時まで。 http://ow.ly/1g10q #SLJP

2010-03-09 22:32:52
ozaki @MichioOzaki

(SL内で)美術館をカップルで見ているとき、個人個人が自由意志で見て廻っている際に、あまりに距離が離れると「一緒に回っている・楽しんでいる」感じが減る。そこを自動的に捕捉して、(あまりに離れると)近くによって行くようにすることで、美術館コンテンツの雰囲気づくりを行う。

2010-03-09 22:35:54