スクウェアRPG論へのメモ
- naoya_fujita
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今日の放送の記事です。「果たしてエアリスの生存ルートは必要か?FF7の魅力とリメイクへの期待!|エアリス・ゲインズブール(エアリスゲインズブール)|ファイナルファンタジーシリーズ【キャラペディア-CHARAPEDIA-】 charapedia.jp/article/show/9…
2015-09-25 20:34:03本日の22時から生放送です! FF7話します!「エアリスの生存ルートは必要か?【藤田直哉×柳英一朗】キャラぺろふくろとじ(仮) nico.ms/lv233553647 #nicoch2597027
2015-09-25 20:38:22昨日の放送のニコニコニュース。コメント欄が面白い。エアリス派かディファ派かの放送中のアンケートでティファ派が圧倒的多数だったのも驚き。「果たしてエアリスの生存ルートは必要か!?FF7の魅力とリメイクへの期待! news.nicovideo.jp/watch/nw1811209 #niconews
2015-09-26 12:18:27FF7のシナリオを有志の方のシナリオで再確認したけど、精神崩壊してるクラウドがいろいろ取り戻すくだりや、叙述トリックみたいな「見ていてくれたんだ」のくだりを読むと、確かに精神的な絆はこっちの方が強いか。エアリス生存ルートは作品の根幹を破壊するからいらないという意見も多く、同感。
2015-09-26 12:24:28スタッフも重なっている『クロノトリガー』『FF7』『ゼノギアス』は、スクウェアの三大傑作だな……。いつかスクウェア論書きたくなってきた。
2015-09-26 12:29:06昨日の放送などを踏まえた上で、スクウェア論のメモ。『クロノトリガー』『FF7』『ゼノギアス』の共通点。「星」が自己治癒する話。宇宙から飛来したラスボス的存在が大昔からいる。そこからの解放。後者2つは、主人公を含む人類(の一部)が、ラスボスの一部にされる。
2015-09-26 12:34:31スクウェア作品の特徴的魅力は、やはり王道のRPGに挑んでいるところにあって(帝国に対するレジスタンスの設定はその反映か?) ➀主人公が、途中で主人公らしくなくなる。死ぬ、諦める、魔王になるなど。(CT、FF7、『ライブアライブ』など)
2015-09-26 12:36:59②中世以外の世界観を使おうとする。(複数の時代にまたがる作品として、『LL』。その完成形としての『CT』)。ファンタジー世界に、機械文明を導入し衝突させる、FF6、FF7、(FF8、FF13)
2015-09-26 12:38:31③比較的健全なドラクエに対して、スクエニ系は、暗い。FF7のエアリスなど、「実際に死ぬ」。(教会に行っても蘇らない)。FF4では、主人公が暗黒剣士時代に、メインヒロインの母親を殺害する(敵のボスとして)。LLでは、ヒーローが、むしろ、悪に堕ちる。
2015-09-26 12:40:48④「世界」の存在自体を、作品の中盤、後半で大きくひっくり返してくる(FF7、ゼノギアス、FF10、など)。この大仕掛けに成功している作品こそが、ぼくがスクウェアに求めるスクウェア性、センスオブワンダー性という気がする。精神的後継作としての『ニーア』はその点が素晴らしかった。
2015-09-26 12:43:40⑤「世界が終わる」感。(CT、FF6、FF7、FF10、ゼノギアスなど)。やはりあのヒリヒリした「もうこの世は終わる」感、絶望感からのラスボス戦が欲しい。あれは90年代特有のリアリティだったのかも、という話もした。ゲームの中に作られた「仮想の世界」だからかも、とも思った。
2015-09-26 12:45:21⑥主人公のアイデンティティ崩壊(これはFF7とゼノギアス限定か。LLとFF10も少し)。酒鬼薔薇聖斗事件とかあの時代の空気を柳さんが触れていたけど、自己の中にある他者や悪への感覚も描いていたのは、RPGとしてすごいよなと思った。エヴァとの関連も疑われる。
2015-09-26 12:49:10@ue_kaname ドラクエ5は、戻ってこない死が書かれたりして、挑んでますよね。5が、結構例外的な野心作だな、というのは、通覧して思いました(3のオルテガに片鱗はあるのですが)。
2015-09-26 12:50:56「簡単に死んだら復活するゲームのなかとは言え、死んだら蘇らない」(97年の作品なので、95年の震災やサリン事件とか、ちょっと関連付けたくなる)という衝撃がFF7の中核にあるので、エアリス生存ルートは、ぼくもなしだと思う。その後のクラウドの精神崩壊も描けなくなる。
2015-09-26 12:52:46スクウェアRPG論、書きたくなってきたな。「ニューロ・フィクション論」で、『リング』『らせん』『パラサイト・イヴ』などを論じたけど、90年代に大ヒットした文化をちゃんと論じ直してみたい気がしてきている。
2015-09-26 12:56:06@17noobies DQ7以降はシステムとかが変わりまくっているので(というか7がいきなり変わりすぎてた感じがするので)、またちょっと雰囲気が違うよね。DQだと割と健全な8とかがぼくは好きだったりする。
2015-09-26 13:03:05@ue_kaname FF2も死にましたねぇ…… FF5のガラフも死んじゃいますしね。(最近のFFは、老人キャラと人外キャラがいないのがけしからん、みたいな話もしましたw)
2015-09-26 13:04:19あー、アイデンティティ崩壊といえば、FF9ではビビ(サブキャラ)に担わされていたんだったか。そういえばそうか。
2015-09-26 13:15:08FF7でアイデンティティ崩壊したクラウドが、実は作られたセフィロスコピーで、闘っている相手の企業が作りだした生まれて5歳で、記憶も模造のもの(かもしれない、という疑いが生じて精神崩壊し、そうではないという証拠を発見してなんとか帰還する)という設定は、FF9のビビに継がれたのね。
2015-09-26 13:17:50改めてFF7のシナリオをフルでチェックしてみたけど(有志の方のサイトの力を借りました)、シナリオが良くできているなぁ…… これは、稀に見るよくできたシナリオなので――特に、叙述トリックの伏線を、あんな手前から貼っていたのは驚いた――リメイク、意外と楽しみになってきた。どう描くのか
2015-09-26 13:57:39@kafka1Q85 クロノクロスは、めちゃくちゃ期待して、何周もプレイしましたが、駄作でしょう。意欲はわかりますが、平行世界をうまく使えていないし。主人公と敵が入れ替わるのもあまり意味がわからないし。『クロノトリガー』との接続も弱い。なにより魔王が生かされないのが許しがたい。
2015-09-26 14:18:55@kafka1Q85 『CC』の原型となった『ラジカル・ドリーマーズ』は、『クロノ・トリガー』で犠牲になった姉妹を「救いたい」という、公式二次創作みたいな話で(同じ脚本家だし)、その二次創作性、救いたい感と並行世界を重ねるのは面白かったけど、『CC』は自己陶酔に流れ過ぎている。
2015-09-26 14:24:47