そのするんとしたかみがたのまま貴族の次男にうまれ後継ぎとしては期待されずにしかし優しい乳母と幼い父違いの弟と庶民的な暮らしをしていたそんなある日のこと突然本家の長男が行方不明になり後継ぎとしての所作をたたきこまれることになるが………?みたいな役がきたらしんでしまう
2015-09-27 00:29:02その所作をたたきこむことになる人が本来であれば本家のお館様付きの執事長だったはずがお館様のおでかけに付くため急遽かわりとなったのが執事長の孫で次男より5歳ほどわかい寡黙で短髪に後ろだけむすべるほど長い髪型の執事長補佐(ジェレミー・レナー)でもとは長男付だったがその長男が
2015-09-27 00:34:37彼をよく杖で殴ったり乱暴したりしたため腕と脇腹を骨折し実家に下っていたところだった彼はとうぜん執事長補佐ながら貴族の息子と言うものに愛想がつきていて、とうぜん次のやつも同じだとおもいながら本家に戻ったところ
2015-09-27 00:37:13薄汚れた服をきたまま放置された次男さまをみてこれがおれの主人だと!?と思わずカッとなりなんの事情も名前も話さずにもう腕が痛いのも忘れて犬のようにおふろであらったところ思ったよりも(かなり)見目のいい男があらわれて思わず仕立て女を呼びつけ採寸させてから着替えさせ
2015-09-27 00:43:47あまり髪の長いじぇれみないんだよなーやっぱりブラントくんが一番綺麗 pic.twitter.com/BKz1jYdu9Z
2015-09-27 00:44:51このかみがたのとむにこの次男をやってほしくてですね ※そのような物語は存在しません pic.twitter.com/kpuOY9NRK3
2015-09-27 00:51:14長男が戻ってくるまでに半年ほどあり、その期間に執事長補佐は次男に徹底的に紳士としてのマナーを教えるも、やはり貴族への反抗心から貴族的な所作を教える気にはならず、ジェントルマンとしての基本やマナーのみを教え続け
2015-09-27 01:00:36帝王学などはわざと避けて教え続けた結果旦那様がお帰りになってはじめてのパーティで次男が客人を前に元は田舎で農作などをして暮らしていたことを話してしまい
2015-09-27 01:03:32ただ空気をよめない人ではないので自分がおおきな失敗をしてしまったことだけは察した次男が夜更けにベランダで泣いている声をきいた執事長補佐が
2015-09-27 01:06:06「ぼくは、は、はずかしい主人だ…」 「そんなことは」 「いいや、すまない…ひっ、君にたくさん、おっ教えてもらったのに」 「貴方は努力していらっしゃいます」 「なぐさめてくれなくていいっい、いいんだ…っ…ぼくは今日、なにかひどい失敗をしたんだろう。わっわかるんだ。すまない…っ」
2015-09-27 01:14:51「きみに、きみに見合わない主人で…すまない…」 「…貴方は」 「貴方は…頑張って…くださっています…」 ここで執事長補佐がなにか強いさけびをこらえるような目で次男様を見つめながらその後ろ髪に結ばれた青いリボンをさわろうとして伸ばした手をやはり触れないまま戻しながら
2015-09-27 01:20:47「もうお休みになってください」 「いやだ、なあお願いだ。今からでも明日のレッスンをしてくれ」 「それは」 「いやなんだ。ぼくの失敗は君の責になると父上に言われた。お願いだ」 「…駄目です、お体に」 「ぼくは体だけは丈夫なんだ…夜更かしくらい平気だよ」 「平気には見えません」
2015-09-27 01:28:17