10月3日　三笠の昔話

戦艦だった三笠 @senkan_mikasa

今日は、ソ連原潜K-219爆発事故の日(1986)です。 ソ連ナヴァガ級原潜K-219ちゃんのミサイルサイロに原因不明の浸水が起きロケット燃料が暴発。搭載の原子炉も制御不能になりあわやメルトダウンという事態に陥りました。 #三笠の昔話

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メルトダウンの危機を救ったのは一人の水兵でした。原子炉担当者だった彼は外部制御不能になった原子炉に入り原子炉を手動で停止。 防護服もなく、防護服があったとしても役に立たないほどの高線量下、任務を終えた彼は力尽き炉内で死亡したと見られています。 #三笠の昔話

戦艦だった三笠 @senkan_mikasa

K-219ちゃんは浮上し、ロケット燃料の反応による褐色の有害煙をもうもうと巻き上げながら退避を図りましたが、6日に沈没。 沈没は、艦長による故意であるとも、浸水拡大による偶発的なものとも言われていますが、真相は冷戦時代であることもあり闇の中。 #三笠の昔話

戦艦だった三笠 @senkan_mikasa

有毒ガスの煙を吹く瀕死のK-219ちゃん。この後、プレミーニンさんの亡骸を抱いたまま大西洋深くに沈みました。 upload.wikimedia.org/wikipedia/comm… pic.twitter.com/2mUOtXLwxB

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戦艦だった三笠 @senkan_mikasa

後にこの死亡した19歳の若い水兵さんの美談は英国で映画化され、この事故と逸話が広く世間に認知されることになりました。 また、この水兵さんを顕彰するため、母港や故郷にその顕彰碑や名前を冠した学校・通りが残されているそうです。 #三笠の昔話