[ネタバレ]「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza」の個人的感想・見どころ・伏線
「ムサシ・イオナ」の邂逅シーン 翔像の回想 その後、翔像は部下に射殺される。 ムサシにしてみれば、父を殺されたも同然である。 大切なのは「家族を殺された者の気持ち」をムサシここで知ったということ。 将来、それを知りつつ、ヤマトを沈めてしまった。 それを覚えておいてほしい。
2015-10-04 21:19:56「ムサシ・イオナ」の邂逅シーン ムサシ・イオナの対話 ここでムサシは 「ヤマトのお人形は姉妹を殺しちゃうのかしら?」 と指弾するが、ここでもムサシの後悔が分かる。 「自分(ムサシ)は姉を殺してしまった。」 「姉妹殺しをさせたヤマトも同罪だ、そうに違いない。」 そういう気持ち。
2015-10-04 21:23:24「ムサシ・イオナ」の邂逅シーン ムサシ・イオナの対話 ムサシ「そしてヤマトは私を止めに、会いに来ちゃうのかしら?」 と、ここでも人類滅亡ではなく、姉との再会を願う本音が出ている。
2015-10-04 21:25:04群像が翔像がダミーだと知ったシーン 「父さんは裏切り者じゃなかった」 「霧と対話を望んでいた」 「俺と同じように」 このシーンは「人類への宣戦布告を聞くシーン」とのコントラストが付けられている。 群像は、宣戦布告時には混乱で震えていたが、真実を知った時は感動で震えていた。
2015-10-04 21:28:49・「初めて嘘ついた……」から先のシーン 嘘をついた後ろめたさと、自分が消えるという不安で、コンゴウに説得されるまではイオナの表情が終始暗い。 ウラジオストック出港時も、ブリッジにイオナの姿は無い。
2015-10-10 23:59:16「ヒュウガ・タカオ・キリシマ・ハルナ」の概念伝達会議シーン ハルナ 「協力はできない」 「蒔絵を守らなければならない」 ここでも「為すべきことを為す」というテーマが語られた。 ハルナは自身に求められた重要性を理解したうえで、拒絶・謝罪。 一言「すまない」と謝るシーンに泣いた。
2015-10-04 21:34:53僧が沖ノ鳥島海上プラットフォームで荷物を運ぶシーン ここではダイレクトに、僧の口から 「どんなに困難な状況でも、為すべきことを為すだけですよ」 と語られている。 このテーマは一貫している。
2015-10-04 21:36:16・僧が「どんなに困難な状況でもやるべきことをやるだけですよ」というシーン これ、沖ノ鳥島海上プラットフォームじゃなくて、ウラジオストックでイ401がクラインフィールドを失った時のセリフでした。すまぬ。
2015-10-10 16:33:33ベーリング海峡封鎖中の生徒会艦隊のシーン 生徒会艦隊全景を写す前に、ヒエイのズームから入る。 ここでは顔は写さず、口元のみを写してヒエイの心情を暗示する演出になっている。とても寂しそう。
2015-10-04 21:41:34・重要シーンの演出 キャラクターが感極まっていたり、複雑な感情を抱いているときは目が写らない。 口元だけが写る。こんな風に。 pic.twitter.com/ua38FE8QPU
2015-10-11 00:03:09ハルナの救援到着シーン また泣いた。 ここでも蒔絵艦長から「今為すべきことを為すだけだよ!」 という作品のテーマが語られる。
2015-10-04 21:44:33「キリシマ・ハルナ」を罵るヒエイのシーン ヒエイ「出来の悪い妹たちまで来るなんて」 というセリフを発するが、実はヒエイはまだハルナ・キリシマを妹(家族)としてみることが出来ておらず、単に姉妹(同型)"艦"として見ている。 輪に加わりたがっているが、理性が感情を抑えている。
2015-10-04 21:48:23ヒエイが生徒会艦隊に梯形陣を取らせようとするシーン ヒエイの言うことを、生徒会メンバーは聞いてくれない。ヒエイは孤独であるし、「為すべきことを為さ"ない"」生徒会メンバーが暴走している。 ヒエイは悲しい。このシーンをよく見ると、ヒエイは泣きそうな表情になっている
2015-10-04 21:51:26ミョウコウの長距離射撃被弾シーン タカオ「被弾地点に向かう!」 泣いた。演出が神がかっている。
2015-10-04 21:52:47タカオのドリル ヒュウガ、やりすぎだ!!! pic.twitter.com/rg4pxAfPyJ
2015-10-04 21:54:20コンゴウの登場シーン マヤのピアノを撫でながら登場する。 今でもコンゴウはマヤとの思い出を大切にしているという暗示。 後に語られる「401、お前が誰でいようと関係ない」のシーンに繋がる。
2015-10-04 21:57:51コンゴウの登場シーン ここでコンゴウの登場にヒエイは驚き、 ヒエイ「コンゴウ"様"」 という。ヒエイはコンゴウを姉として見ることが出来ていない。 つまり、姉妹艦を姉妹として見ることが出来ていないのだ。 ヒエイを苛む孤独感がここでも描写されている。
2015-10-04 22:00:25・コンゴウのヒエイに対する評価 コンゴウが救援に駆け付けた時、ヒエイを「出来の悪い妹」と評しており、きちんと姉妹として捉えている(のではないか?) コンゴウ「コンゴウ型1番艦に向かって随分な口のきき方だな」 とも言うが、これは妹・ヒエイに合わせた一種のあげつらい?
2015-10-11 00:09:20「コンゴウ・ヒエイ」戦 ヒエイは無意識では、コンゴウ・キリシマ・ハルナという姉妹艦と仲良くしたいと考えていて、姉妹として接したいと感じていた。 それに対し、コンゴウから告げられたのは、 「401の邪魔をするようであれば、私がお前(ヒエイ)を沈める」という言葉。悲しい。
2015-10-04 22:05:41「コンゴウ・ヒエイ」戦 ここでヒエイから「どうしてそうなったか?」と問われたコンゴウは、 「どこへ行き、どこへ帰るかは自分で決める」という、かつて翔像が口にしたことと似たことを話す。 ここで暗示されていたメッセージが受け取られた。
2015-10-04 22:08:05「イオナ・コンゴウ」の概念伝達空間 コンゴウ 「例えお前がいなくなっても、私はお前を忘れたりしない。」 「私たちは繋がっているのだから。」 というTV版のイオナからのメッセージが伝えられる。 このシーンで一瞬、マヤのピアノが写る。 マヤも同じく、大切な友達だったという暗示。
2015-10-04 22:10:49メンタルモデルの見送り 概念伝達空間で、席を立っていなくなったイオナを見送ったメンタルモデル達。 全員揃っているのは、これが最後になると薄々感づいているため。 「いってらっしゃい」 「さようなら」 という暗示。 空席になった座席。もちろんここでも泣いた。
2015-10-04 22:15:05