Poyo F さんの数字当て

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ぽよ @Poyo_F

1,2,4,8のような2を何回か掛け合わせてできる数の事を「2の冪(べき)」という。1は、2を0回掛け合わせた冪ということになる。どんな自然数でも、必ず2の冪の和で表現できる。例えば、5=1+4等。自然数は2進数で表現できるのだから当然だが、これを使った手品があるので伝授しよう。

2011-01-11 21:11:34
ぽよ @Poyo_F

例えば5を、1+4と表現した場合に、2の冪1,4を5の成分と呼ぶことにする。カードを4枚用意し、それぞれのカードに、2の冪を成分に持つ数を小さい順に書いておく。例えば、カード4={4,5,6,7,12,13,14,15}となる。5の成分は1と4なのでカード1とカード4は5を含む。

2011-01-11 21:21:30
ぽよ @Poyo_F

相手に、1~15までの数を思い浮かべてもらい、その数が含まれているカードを選んでもらう。5を思い浮かべたときは、当然カード1とカード4を選ぶので、カードに書かれている一番最初の数を全て加え合わせることで、思い浮かべられた数を当てることができる。カード1,2,8も作ってみよう。

2011-01-11 21:25:16
ぽよ @Poyo_F

カードは以下の4枚。カード1={1,3,5,7,9,11,13,15}。カード2={2,3,6,7,10,11,14,15}。カード4={4,5,6,7,12,13,14,15}。カード8={8,9,10,11,12,13,14,15}。数を2進表示すると簡単に作ることができる。

2011-01-11 21:30:05
ぽよ @Poyo_F

例えば、12を2進表示すると、1100となるが、100の位に1があるので、12は、2進の100と1000すなわち4と8を成分に持つ。この前、100円ショップで同じ理屈で作られたカードを見かけたので考えた。このカードは5枚あり、当てる数は63までだった。同じものを作るのは簡単。

2011-01-11 21:44:38
ぽよ @Poyo_F

1~63までの数は、2進数に直すと、1~11111までの数ということになる。カード1,カード2、カード4,カード8,カード16は、それぞれ2進数で1,10,100,1000,10000という数を成分に持つカードというわけだ。例えば18は2進数で10010だから、成分は16と2だ。

2011-01-11 21:50:21