サンプル『離陸』(2015.10.8-18) 感想まとめ
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松井周作・演出、サンプル『離陸』ドラマを楽しむというより、出演者三人の身体と声を通して、観る側の肌の奥にある、思考や快楽の契機がなぞられるような、そんな体験。観劇後、九龍さんと話したところ、稲継さん伊藤さんの声をsiriあるいは『her』のサマンサの声と評していて、ひざを打つ。
2015-10-11 09:59:49松井周作・演出、サンプル『離陸』夏目漱石の『行人』の設定を借り、どこか浮ついた弟(松井)に、生々しさの希薄な兄(伊藤キム)と肉感ある兄嫁(稲継美保)が絡む。中央が空いた長机とふたつの椅子も三人の身体と交わる。言葉は有り体なのに不穏な空気が通底しているから、小さな挙動でも高揚する。
2015-10-11 09:54:17サンプル『離陸』を観た。濃密な会話劇、脱構築の発散。稲継美保の足指の、滲み入るような声音の、えも言われぬ官能。蛇足: 作中作はSFというよりパルプフィクションだと思う。
2015-10-11 09:04:06【ブログ更新】 サンプル『離陸』: 兄が弟に、妻と一緒に一晩過ごしてその夜起きたことを逐一漏らさず報告してほしいと依頼する。夏目漱石の『行人』から借りてきたシチュエーションだが、舞台… goo.gl/fb/3HAURZ
2015-10-11 03:22:48サンプル『離陸』続き。俳優同士の密度の濃い関係性が(身体的にも役柄的にも)見えた。ブラックホールは伊藤キムの右目じゃなくて、稲継美保の恐ろしいまでの吸引力と無効化の力の方かも。妖婦とはこういう女なんだろう。夢と現実が融解して、心地よかったりどきどきしたり見とれたり、した。
2015-10-11 01:40:26サンプル『離陸』、ああ官能とはこういうこと。服を一枚も脱がないのにあんな見事なものを。しかし崇高な性などというものではなく、動物のような野蛮さとぞんざいさを併せ持っている作品。小さな村での禁忌のような閉塞感があり、登場人物の設定のギミックがいつものサンプルよりは少なめな分、(続
2015-10-11 01:15:50サンプルの離陸をみました。おもしろかったです。いままでみたサンプルでいちばんよかったというか、サンプルの見方がわかった気がしたというか。
2015-10-11 00:57:08『離陸』にはこれまでのサンプルにあった様々な要素が息づいているけど、だからといって、要素がパッチワークされているわけではないと感じた。身体の使い方、物語の紡ぎ方も含めて、表現と思想が溶け合ったものを観た気がする。小指一本にいたるまでの。
2015-10-11 00:16:54伊藤キムは明らかに「俳優」とは異なる演技の仕方で、これがもたらす磁力のようなものが凄いので、観ているほうも(お約束ではないから)しんどかったりはするけど、実に魅力的だった。続
2015-10-11 00:13:15サンプル『離陸』を早稲田どらま館で。21世紀の団鬼六、という安いキャッチコピーを思いついてしまったけど、いや、ほんとに、このエロスたるや……。これがエロスだ、ここで跳べ!続
2015-10-11 00:09:21きょうは両極端な舞台をふたつ見た。 舞台美術に尽きるルパージュ『針とアヘン』と、 舞台上にテーブルと椅子しかないサンプル『離陸』。 サンプルは冒頭原作ものの翻案?と思ったら全然違って、あっというまにサンプルな世界に。にしても梨や家具の穴を使ってあんなに広げることができるのかと。
2015-10-11 00:09:21舞台俳優は観客を大根のようなものだと思っているとなぜか思い込んでいたのだが、今日のサンプル「離陸」のアフタートークでモノローグについて「観客に語りかける」みたいなことをおっしゃっていて、そんな感覚があるのかと素朴にも驚いた。
2015-10-10 23:43:29早稲田で、サンプル「離陸」。漱石の行人は未読。3人芝居ということもあり、内へ内へと入り込んでいくミニマルな作品。新機軸というよりは、官能教育でやった美徳の不幸から笑いの要素を引いたカンジかなぁ。
2015-10-10 23:39:56早稲田小劇場どらま館で劇団サンプルの「離陸」を見た。 自分の感受性の引き出しがまだまだ足りないと思った @ 早稲田どらま館 instagram.com/p/8qNhEgPBPO/
2015-10-10 22:56:54サンプル『離陸』へ。90分、濃い!そして伊藤キムさんが美しかった…(ああ上手い表現が自分の引出しにないのですが)。松井さん・稲継さんが話を展開させてキムさんは淡々としている場面も多いのですが、ついついその姿を目で追ってました…(た) pic.twitter.com/PytoFZqWBh
2015-10-10 22:02:40早稲田小劇場どらま館でサンプル「離陸」を観てきました。春画展とは距離が近いだけでなく、変態的なところでも続き感があって、そこは予定通り。最後は、私にはよく分からない境地に達してましたが面白く観ました。
2015-10-10 16:26:25表情を捉えやすくしてくれる光だった。 ベンチシート90分がこたえるカラダになっちゃったなぁ。そしてチケット取るまで知らなかったけど、以前のどらま館は取り壊されて新築されてキレイになっちゃってたのがやっぱちょっと寂しかった。
2015-10-10 16:19:06でも美しいってわけでもない色香が立ち昇る90分。「今・ここ」から違う場所へと飛び立つ意のタイトルから、常識的に前向きなラストを想起しながら観ていたけど、ひどく幻想的な場面で終わりましたな。絡み合う3人が動く彫刻のようでした。照明が寡黙なのが印象的でした。3人(とくに伊藤さん)の→
2015-10-10 16:18:50サンプル「離陸」@早稲田どらま館。どらま館行きたいなぁと思ったところにいつか観ようと思ってた劇団が公演を打つということで。 え、エロスー。このエロスは伊藤キム出演によるものなのか、松井周の作風なのか、サンプル初見なので分からないけど、ねばっこくないサラサラとした、→
2015-10-10 16:18:14劇団サンプル『離陸』@早稲田小劇場どらま館を鑑賞。まだ公演中なのでネタバレは控えた感想を。三人芝居なのだが、これは四人芝居でもあると思った。また、前回公演を彷彿とさせるモチーフの使い方が効果的だった。3000円で観れるし、出演者が3人だけでもむしろ濃密な最高傑作なのでお薦めする。
2015-10-10 16:11:44サンプル「離陸」。めちゃくちゃダウナーな舞台だった。固唾を飲んでエロを見守ってしまった。隻眼の方の目が色っぽくて、ドキドキした
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