貴方は徳川まつりで『足して割って、ちょうど』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/375517
2015-10-02 19:37:27@sytlo 「一人では、まつりは姫なのです」 そうして君は軽やかにステップを踏む。観客が見ていない舞台に居ても。 「だから、プロデューサーさんのぱわーを足して割って、丁度のアイドルなのです」 差し出された手を受け取る。 廻る。廻る。 二人で廻る。
2015-10-02 19:41:45@sytlo 二人きりだった。何時もは口うるさいプロデューサーは今日は珍しく静かにコーヒーを淹れている。尋ねたいけれど、少しだけこの沈黙が心地よかったから。私は注がれたばかりのコーヒーに口を付ける。苦さが不思議と心地よい。 「うわまずっ……なんだ静香、その顔は」
2015-10-02 19:47:33@sytlo 「悩みがあったら、何時でもアタシに言ってね?」 そんな恵美の言葉が浮かんで、そして消える。ごめんね、とも言えない私を許してほしい。 あの日から、あの指輪を貰ってから、言えない一言がある。あの人も何も言わないのなら、私もそうしよう。何時か言える日を待って。
2015-10-06 12:14:12貴方は北沢志保で『もしも魔法が使えたならば』をお題にして140文字SSを書いてください。 shindanmaker.com/375517
2015-10-06 12:15:36@sytlo もしも魔法が使えたのなら、君は言葉を喋ってくれるかな。 目の前に座る黒猫の人形を、そんな空想と一緒に小突いて飛ばす。こてん、と倒れた黒猫は何を語るでもなく、じっとしている。 ごめんね。小さな声でつぶやいてから、黒猫をきちんと座らせる。ボタンで出来た瞳が私を見る。
2015-10-06 12:18:08@sytlo 亜利沙「ハァ……亜利沙は何時まで、アイドルちゃんのライブに行けるのでしょう……」 春香「亜利沙ちゃん……」 亜利沙「シルバーシートが普及してることを未来にお願いします!」 春香「老後の話!?」
2015-10-13 00:35:13@sytlo 翼「あ、今日の百合子ちゃんの私服かわいい!」 杏奈「……百合子さん、読書に集中して、聞いてないね……」 翼「ううん、違うね」 杏奈「へ?」 翼「だって、二回もページ戻しては読み直してる。ほら今も」 杏奈「……照れ隠しの、サインだね」
2015-10-13 00:41:58@sytlo 可憐「……………です」 莉緒「んー?」 可憐「……………です」 莉緒「ちょっと可憐ちゃーん、聞こえないわよーっ」 このみ「莉緒ちゃん莉緒ちゃん! 可憐ちゃん何も喋ってないわよぉ~~」 莉緒「え~~ウソでしょ~~!」 このみ「ていうかそれ可憐ちゃんのポスターだし!」
2015-10-13 00:55:48