【GUNNER】- MASKEDGUNNER Found New "Enemy" -

AKITO @MASKEDGUNNER

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始めるぞ……

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▄︻┻┳═一　＝＝＝＝【目障りならミュートしとけ…】 ▄︻┻┳═一　＝＝＝＝【前回の矛盾点(?)に関しても書く……】 ▄︻┻┳═一　＝＝＝＝【仮面ガンナー提督の…新たな出会い……】

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「-マスクドガンナー・ファウンド・ニュー・エネミー-」

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秘匿泊地での戦いに勝利し、偶然拾った脱出艇で海上を航行する仮面ガンナー。初めて見たこの船を難なく運用できるのは、あの戦いの最中に出会った新たな仲間、MFGWテンリュウブラストダガーの能力のおかげだ。 1

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「敵の艦載機や放棄された脱出艇まで…お前をぶっ刺すだけでハッキング可能とはな……すごい能力だ……」仮面ガンナーは驚いていた。コロージョン艦娘であったこの「天龍」を浄化した結果、こんなにも強力なMFGWが誕生したことに。「今後の戦いで重要になる存在だな…お前は……」 2

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「いやーしかし、まさかこんな形で復活しちまうなんてな。提督もそうだけど、俺様もびっくりだ。」天龍も自身の姿や能力に、未だ驚きを隠せないようだった。「まっ、安心しな。俺様がいれば何の心配もいらねぇよ。なにせ、俺様は世界水準を超えてるからな？」自信満々に言う天龍。 3

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「世界水準だかなんだか知らんが…お前は艦娘という存在を超えてるだろ………？」冷静に答える仮面ガンナー。「んまっ、それもそうだな！」それに対して、天龍は嬉しそうに返事をした。そんな会話をしていると、ライザーから声が聞こえる。「おーい提督、ちょっと確認したいんだけどさー！」 4

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仮面ガンナーがライザーを取り出し画面を見ると、そこには摩耶がいた。摩耶は現在、死亡した漣に代わってVR鎮守府内で作業を行っている途中だ。そして摩耶は続けて言った。「あの敵を倒した時に、USIRを使った後に扶桑を出してたけど、あれはどういうことだ？同時には使えないはずだろ？」 5

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「ああ…あれか……」仮面ガンナーは確かにあの戦闘でカラテ・エンハンスメント・アーツを使用した直後に、フソウフォートレスで着地のショックを和らげていた。これらを続けて使用できたことについて、仮面ガンナーは一つだけ心当たりがあった。「おそらく…端末の違いによるものだ……」 6

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「このビクトリーアナライザーは…エスカドライザーEVOに比べ……情報処理などの能力に長けている……もしかしたら…この端末の方がキャパシティが大きいゆえに…VR鎮守府の能力も向上したのかもしれん…」「そっか、つまり今の端末の方が強いってことだな？」「FGWの運用においてはな…」 7

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「USIRとFGWが併用できる……戦術の幅が広がるな…とはいえ…」仮面ガンナーはライザーを操作する。表示したのはUSIRの情報。「チャージに時間を要する点は同じか……」所持しているのは試作品として作ったカラテ・エンハンスメント・アーツのみ。それも現在、エナジーのチャージ中だ。 8

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そんなことを考えながら、仮面ガンナー達は海の上を進む。すると海の向こうに、なにやら大きい船が見える。「あの船……一体どこの野郎だ…？」仮面ガンナーは興味本位で、その船の近くまで行こうと考えた。船のスピードを上げ、その大型船に接近する。「資材とか分けてくれたりするかな…？」 9

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そして仮面ガンナーの乗る脱出艇は、その大型船のすぐ近くまでたどり着いた。「おぉー…こうして見ると大きいな……」仮面ガンナーは船の窓からその大型船の甲板があると思わしき方向を見上げる。すると見張りがいたのか、艦娘と思わしき少女がこちらを見下ろしていた。 10

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「この船、ひょっとして艦娘母艦か！？」MFGWの状態で操縦席に突き刺さった天龍が仮面ガンナーに言った。「艦娘母艦…？船のための船…ってことか……？」「まあ、言ってしまえばそうなるな。ここにいるって事は、もしかしたら何か大規模な作戦でもあるんじゃないか？」「大規模作戦か…」 11

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すると何やらライザーに反応が。それを確認した摩耶が叫ぶ。「提督！この船の先にコロージョン個体がいるぞ！」「数は…？」「一体だけだ！」「このままではこの大型船も襲われるな……先行して狩るぞ…！天龍…！全速前進だ…！」脱出艇が最大スピードで大型船を追い抜く！ 12

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コロージョン艦娘の反応があった地点に向かって、全速力で進む脱出艇！「提督！敵の艦種が判明したぞ！重巡洋艦級だ！」摩耶が敵の反応をスキャンし、艦種を割り出した！「ナイスだ摩耶……放っておいたら面倒なことになってたな……」そして脱出艇が、敵を目視できる距離にたどり着いた！ 13

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「計算…私ノ…計算間違イナイ…アリ得ナイ間違イナイ計算…」コロージョン個体が独り言をつぶやきながら脱出艇を睨む！「さっさと片付けて…あの大型船の奴らと仲良くなるとしよう…手土産には丁度いい獲物もいるしな…」仮面ガンナーはライザーを取り出す！「FGW…メインウェポン展開…！」 14

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仮面ガンナーの身体に摩耶、羽黒、蒼龍、千歳、扶桑がFGWとして装着された！「普段使ってるFGWを一気に展開できるのも…この端末の性能のおかげかな……？」仮面ガンナーは天龍を操縦席から引き抜き、船の外に出る！「さーて…狩りの時間だ……」仮面ガンナーはフソウフォートレスで突進！ 15

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「まずは牽制だ…！」仮面ガンナーはハグロエアクラフトランチャーで砲撃！しかし突進中であったため、攻撃は当たらなかった！敵の付近に着弾し、水しぶきが上がる！「計算計算…砲撃…」腕に装着した連装砲で仮面ガンナーに攻撃するコロージョン個体！「遅い…！」難なく回避する仮面ガンナー！ 16

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そして仮面ガンナーは、チトセカタパルトとソウリュウキャリアーで艦載機を射出する！「撃て…！」仮面ガンナーの号令と共に、射出された艦載機が一斉に機銃を撃つ！敵の動きを封じた…かに見えたが、なんと敵は正確に艦載機を次々撃墜していく！「ほう…コロージョンにしてはやるな……？」 17

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そしてコロージョン艦娘は仮面ガンナーにも攻撃する！しかし！「甘いな……」仮面ガンナーは右肩のソウリュウキャリアーを構え、砲撃を防いだ！「そろそろケリをつける…！」仮面ガンナーはフソウフォートレスの機動力を駆使して、敵の砲撃を避けながら肉薄する！そして！ 18

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ズバァァッ！テンリュウブラストダガーで、すれ違いざまに敵の腹部を切り裂く！仮面ガンナーの後ろでうめき声を発するコロージョン艦娘！次の瞬間！ドゴォォォォン！！敵は大爆発を起こした！後ろを振り返り、それを眺める仮面ガンナー。「片付いたな……これでよし……」 19

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「これだけ派手にやったら…あちらさんも気づくだろ……」そう呟きながら、大型船の方を見る。徐々に近づいてくる大型船から、何やら人影が飛び出した。「ん…？援軍でも送ってきたのか…？残念……既に狩ったあとさ………」しかしその予想は、次の瞬間に外れることとなる。 20

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ドガァン！ドガァァン！突然、その人影の方向から砲撃される仮面ガンナー！「んなぁっ…！？」咄嗟に回避したものの、その砲撃の正確さに驚く仮面ガンナー！「こりゃあっちから攻撃されてんぞ！」天龍が叫ぶ！「一体なんだってんだよ…！！」FGWを構える仮面ガンナー！「応戦するぞ…！」 21