【GUNNER】- MASKEDGUNNER in the "Drizzle" -

AKITO @MASKEDGUNNER

そろそろ…雨が降る……

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▄︻┻┳═一　＝＝＝＝【目障りならミュート推奨……】 ▄︻┻┳═一　＝＝＝＝【今回も今回で派手に暴れる……】 ▄︻┻┳═一　＝＝＝＝【海域に吹き荒れる…嵐……】

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「-マスクドガンナー・イン・ザ・ドリズル-」

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1. 海域を航行していた仮面ガンナーは、偶然にも作戦行動中であろう艦娘母艦を発見する。その先にコロージョン艦娘を発見した仮面ガンナーは、その個体を難なく撃破した。 これで艦娘母艦の安全を確保できたと思ったのも束の間、仮面ガンナーは突如、その母艦の艦娘に攻撃される。

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2. 「一体なんだってんだよ…撃たれるいわれはねぇぞ……！？」 怒りと戸惑いが混ざったような感情を抱きながら、仮面ガンナーは砲撃してきた艦娘の方向へ突進する。そして仮面ガンナーは、その相手の姿を肉眼で確認する。 「やっぱり艦娘か…それも二体……重い個体ではないようだが…？」

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3. 「……外れた。正体が掴めない」 ヴェールヌイの射撃は人型の影をかすめるように外れた 「私も攻撃を継続します、お願い！」 阿武隈は魚雷を放つと同時に手から一つの魚雷サイズの潜航艇を同時に投げる 魚雷を誘導する小型潜航艇。この世界では甲標的と呼ばれている極秘兵器である。

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4. 「…熱源…さては魚雷でも撃ってきたか…？」 仮面ガンナーは冷静に状況の把握に努める。 「飛んじまえば関係ないよな…！！フソウフォートレス…！」 仮面ガンナーは背中のFGWを展開し、飛び上がる！ その瞬間、仮面ガンナーがいた位置が大爆発を起こした！ 「間一髪…か……」

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5. 甲標的に誘導された魚雷は人型の影のところで炸裂、水しぶきが上がる。 がその水しぶきをも避けるようにその人型の影は飛び上がる。いや、飛んでいるという表現のほうが正しいか。 「う、嘘でしょ！？何なのあれ！？」 阿武隈は戻ってきた甲標的をキャッチすると人型の影を見上げていた

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6. 上空から足元の爆発と、それを放ってきた艦娘たちを見下ろす仮面ガンナー。敵は駆逐艦級と軽巡洋艦級のようだ。それを確認すると、仮面ガンナーはフソウフォートレスの出力を上げ、その艦娘に向かって突っ込んだ！ 「今度はこっちの番だ…！」 そしてマヤエアクラフトランチャーで砲撃！

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7. しかし阿武隈が見上げた時にはその人型の影はこちらに急接近。 「え、あれは艦ｍ……人間！？」 阿武隈が言い直そうとしたと同時に人型の影は左手を構えこちらに砲撃をしてきた。 「危ない……！」 旗艦であった阿武隈を庇うためかすかさずそう言ってヴェールヌイが間に入る

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8. 「バカが…！まとめてくたばれ…！」 阿武隈のカバーに入ったヴェールヌイに対し、仮面ガンナーはマヤエアクラフトランチャーとハグロエアクラフトランチャーで集中攻撃！ ドドドドォォォォン！！！！ 二人の艦娘を爆発と水しぶきが包む！

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9. 「おい、大丈夫か！」 ザハ提督は起こった爆発と水しぶきの方を見る 「大丈夫、旗艦は無事……」 だがヴェールヌイは大破状態だ。 「すみません、私が一瞬気を抜いたしたばかりに」 だがあれだけの攻撃を受け阿武隈は小破すらしていないのは救いであった その気ザハ提督は気づいた

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10. これまで影にしか見えなかった人型の存在がはっきりと見える。見た目はこの世界の特殊部隊のような服に背中に 巨大な艤装、それも……戦艦クラス そんな巨大な艤装を背負った人間だ 「ヴェールヌイを護衛して阿武隈とその他駆逐艦は撤退してくれ。今出撃できる艦娘は……」

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11. どうやら今の砲撃が効いたらしく、ヴェールヌイを含めた駆逐艦などの護衛艦隊が撤退していった。これを好機と見た仮面ガンナーは、艦娘母艦に向かって空から突っ込む！ 「なんだか分かんねぇが…一気に行くぞ…！」 しかし、その突撃は敵の方向から飛来した艦載機の攻撃に阻まれた。

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12. 「間に合ったようね」 艦娘母艦に向かってきた相手は瑞鶴が放った艦載機に阻まれる。 「急な出撃すまない」 ザハ提督は出撃した瑞鶴に引き続き命じた おそらく奴は中距離主砲しか持っていない。遠距離からの無力化を頼む」 「お約束のアウトレンジ戦ね」 続いて攻撃隊を発艦させる

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13. 瑞鶴から放たれる艦載機を見て、仮面ガンナーは背中と右肩のFGWを展開した！チトセカタパルトとソウリュウキャリアーだ！ 「千歳…蒼龍……敵の艦載機を牽制しろ…本体は無視だ…」 『『了解！！』』 仮面ガンナーは背中のFGWに格納した艦載機を、右肩のFGWから次々と射出した！

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14. 瑞鶴が放った攻撃隊はそのまま容赦なく爆撃を浴びせる……はずだった 突如相手の背中と肩より艦載機によって攻撃隊は撃墜。残る攻撃隊も一時期後退した。驚くことにこちらの艦載機と同型だ 「何よあれ、あいつも空母だって言うの？」 瑞鶴は続けて放たれた戦闘機に対し応戦する

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15. 「航空戦艦か！？それにしては瑞鶴と五分とは」 公式の記録からは抹消されているが実際深海棲艦にも正規空母並の艦載機を持ちつつ戦艦のような攻撃力を持つ個体は少数ながら存在する だがそれとは容姿が大きく違う。そもそも暴力的な力は感じない 現状航空戦は五分である

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16. 互いの艦載機の戦力はほぼ互角であった。それゆえに、瑞鶴自身がほぼ動けないことに気がついた仮面ガンナーは、フソウフォートレスで瑞鶴に対し砲撃を試みる。しかし次の瞬間、今までとは威力が違う砲撃が仮面ガンナーを襲う！ 「うおっ…！？」 フソウフォートレスで回避する仮面ガンナー！

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17. 相手は空中で静止したままであったが何かをしようとしていた 「空中で……冗談じゃないわ、何よあの化物」 その時瑞鶴の後方より桁はずれの砲撃が飛んで行く 「ほう、今の咄嗟の機動力、面白い。次は直撃させるぞ」 武蔵はその巨大な46cm3連装砲を容赦なく相手に放つ。

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18. 「提督！ヤバイのが出てきた！ありゃ戦艦級だ！」 仮面ガンナーの右手の天龍が驚きの声をあげる。 「なるほどな…どおりで威力が凄まじいわけだ……」 仮面ガンナーは空中で複雑な軌道を描きながら飛び回り、武蔵の砲撃を避けつつ徐々に距離を詰める！ 「これなら…行けるぞ…！！」

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19. 相手は空中の複雑な軌道を描きながら飛び回っている さすがの大口径砲もこれでは分が悪い。 「ならば……機動力には機動力」武蔵は獣めいた笑みを深くべる 「艤装、軽兵装モード移行開始！」 背部にある46cm三連装砲一門を残し、残りは自律AIによりその場で浮遊を開始した

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20. 「艤装を外した…？」 仮面ガンナーがそう言ったのも束の間、艤装を外した武蔵は一瞬で仮面ガンナーに向かってジャンプし、その勢いを利用して仮面ガンナーの腹部に蹴りを入れた！ ドゴッッ！ 「がはぁ…っ…！！」 身体をくの字に曲げながら、仮面ガンナーは海上に叩きつけられる！

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21. 艤装を外した軽量化と艤装維持の力を己の肉体に投じた武蔵は、海面を蹴り上げ規格外の速度で相手へと飛ぶ 「ハッ！」 そしてそのまま相手蹴りを入れ海面に叩き落とす 「行くぞ！」 しかしあれだけの勢いで海面に叩きつけられたにも関わらず引き続き高速機動で武蔵の追撃をかわす

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22. 仮面ガンナーは武蔵の攻撃を避けながら、対抗する術を探す。 「単純に機動力で勝負するのは避けたいところだな……」 そう考えていると、天龍があることに気がつく。 「提督！奴の後ろの方見てみろ！なんか残ってるぞ！！」 天龍が見つけたのは、取り外された武蔵の艤装だった。