Twitter探偵小説 #ツイノベ探偵

結城 希@低浮上 @YukiNozomu

#ツイノベ探偵 #twnovel 探偵B「真実は明かされなければ」 探偵A「救いようのない真実なら、少しは誤魔化してもいいんじゃないか」 助手「そんなセリフは、真実を見抜く目を持ってから言ってほしいですねえ」 探偵A「せっかくいい事言ったのに！」 探偵B「ハハハッ」

結城 希@低浮上 @YukiNozomu

#ツイノベ探偵 #twnovel 「お父さんはどこに行ったの？」少女の問いに、緊張した空気が走った。彼女の父親は犯人に殺された。冷静な探偵はしゃがみ込み、「少し遠い所にいるよ」と答えた。ずぼらな探偵は目をこすり、彼の助手は情けないですね、とからかった。目に涙を浮かべながら。

結城 希@低浮上 @YukiNozomu

#ツイノベ探偵 #twnovel 探偵A「お前らのどちらかが黒幕だな」 探偵B「馬鹿な。黒幕は別にいますよ」 探偵A「なに！」 犯人1「おい、あいつら喧嘩してるぞ」 犯人2「今の内に逃げよう」 刑事達「掛かったな。一網打尽だ」 犯人達「ひー」 2人の探偵はハイタッチを交わした。

結城 希@低浮上 @YukiNozomu

#ツイノベ探偵 #twnovel この町の探偵事務所には、2人の探偵がいた。1人は凄腕の名探偵、もう1人は心優しい探偵だった。人々は彼らをこう読んだ。『ツイノベ探偵』と。 「解決しなくても、そこはツイノベなので」 「この人は無視して下さい。私が解決します」 「おい！」

結城 希@低浮上 @YukiNozomu

#ツイノベ探偵 #twnovel 男「全く、ひどい探偵もいたもんだ」 女「詳しく聞かせてくれる？悪徳探偵の調査をしてるの」 男「ああ、まともな推理もできないのに名探偵気取りのヘボい探偵の話だよ」 女「ひどいわね。なんて名前？」 男「ツイノベ探偵って言ってたな」 女「変な名前ね」

結城 希@低浮上 @YukiNozomu

#ツイノベ探偵 #twnovel 探偵C「見つけたわ！悪徳探偵」 探偵B「彼女は！探偵の探偵…この町に来ていたのか」 探偵A「俺のどこが悪徳だ！」 探偵C「ロクに推理もしないで依頼料だけは取る、クズみたいな探偵って聞いたわ！」 探偵B「うん、合ってる」 探偵A「おぉい！！」

結城 希@低浮上 @YukiNozomu

#ツイノベ探偵 #twnovel 探偵「この事件はフィクションです」 依頼人「解決してくれるんですよね…？」

結城 希@低浮上 @YukiNozomu

#ツイノベ探偵 #twnovel 助手「あれ？冷蔵庫のお菓子がない。…先生、容疑者は一人ですが」 探偵「知らんよ、ケーキなんて」 助手「語るに落ちましたね。私は箱にしまっていた。ケーキと知ってるのは犯人だけ」 探偵「私は眠るとその日の記憶を失うのだ」 助手「何のドラマですか」