「カラテとは他者の拒絶である」という定式の上に
まとめると ・「リア充」的な風潮が支配的 ・「未熟さ」と「孤独」がその蔓延の大きな原因 ・デスドレインはその戯画 ・その対極に位置するのがカラテ概念
2015-10-19 00:59:03確かに一人だと辛いこともある。しかし過剰でもいけない。それに人によっては、一人の時間がないと苦しい。一人で映画見に行ってもいいじゃん。休日に一人でゲームしててもいいじゃん。でも社会は、孤独な人間を嘲笑する。ファック!
2015-10-19 00:59:07とにかく「他人とつながりたい」という孤独感の解消の欲求、そして「他人と同じであることが正義」という風潮、といった現代的なテーマ。それら全てに対する拒絶、それがカラテなのではないだろうか。カラテだ。カラテあるのみ。
2015-10-19 00:59:09ありがたいことに反応を得られましたので勝手に掲載していく。
他人と同じであることが正義というか、同じ物を敷き詰めた空間を作ると安心感があるからねえ。支配思想もそう。安心を得るには予測不可能な物を排除すればいい。知らないことを知った気になればいい。では、一度大きな文脈の共有にすがった人間は、何でエゴを得る?得られない奴がウチコワシに向かう。
2015-10-19 01:07:58俺の感じるに、この同調主義って「他者」の否定でもあるんだよね。「他者」をなくしてしまえっていう。排斥主義と同調主義は容易に同居し得る。
2015-10-19 01:11:11忍殺の敵ニンジャ組織に対象を移してみた
ソウカイヤ、ザイバツ、アマクダリといった敵ニンジャ組織は、自分の支配領域での独立ニンジャの存在を認めないという共通の性質があるけど、これももしかしたら似たようなことかもしれない。軍門に下るか、さもなくば死か。軍門に下ることは組織への同一化。死は存在の否定。
2015-10-19 01:41:13そしてそれに対抗するにはカラテが必要となる。一方のニンジャスレイヤーとその協力者たちは、組織ではないし、仲間ですらない。友達ごっこもしないし恋人関係でもない。シマナガシやニチョーム自治体、サヴァイヴァー・ドージョーといった個別の集まりはあっても、それら全体は統合されない。
2015-10-19 01:42:48だから、ロンゲストで出た「フジキド・ケンジ組織」とか、「ラオモトの声」の「チンチン=カモカモか!」という煽りは、逆説的にニンジャスレイヤー達の性質を浮き彫りにしている。
2015-10-19 01:44:31敵ニンジャ組織の同一化の強要という共通項に対して、ニンジャスレイヤーと協力者達に共通するのは、一言にしてしまえば、陳腐だが「個性の尊重」ということになるか。個性を押し潰して同化を図る社会、それに抵抗し、差異を認めて他人を蔑にしない人々。定式化すると単純だが。
2015-10-19 01:47:53尻切れトンボだけどここでおしまい。最終的には、同調主義とそれに対する抵抗が忍殺の敵ニンジャ組織vsニンジャスレイヤーたちという対立図式にもあてはまるんでは?というところです。