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知らなーい。「学問」という活動を理解する営みかな? RT @rappappa: “@S_uekai: 学問論を専攻する立場として、爆問学問の最終回に出演するのが叶わぬ僕の夢。”学問論ってどんなことするの。
2011-01-14 01:36:23![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
学問という営みに関してはある程度の意見を持ってる。僕が学問論で問題にしたいのは、そうした学問と大学の関係。もっと細かく言うと、大学教授という職業がなぜ成り立っているように見えるのか。
2011-01-14 01:38:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
“@S_uekai: 学問という営みに関してはある程度の意見を持ってる。僕が学問論で問題にしたいのは、そうした学問と大学の関係。もっと細かく言うと、大学教授という職業がなぜ成り立っているように見えるのか。”大学教授って成り立ってないの?
2011-01-14 01:41:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa うーん、語尾に「…ように見える」って付けるの、哲学のクセみたいなものなんだよう。もしかしたら成り立ってないと言えるかもしれないからね。もちろん教授たちは現にいるし、その意味では成り立ってるよね。
2011-01-14 01:43:41![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa いや、まだ考えてる途中なんだけど。。…そもそも学問とは何か。僕にとって学問とは、答えがまだ無い問いを自分で立てて、自分で解こうとする営みなんだ。だからこの意味では、学問は高校生だって中学生だって、サラリーマンだって漫才師だって誰にでもできること。
2011-01-14 01:50:03![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa 漫才師が、どうしたら面白い漫才ができるのかと問うて、考えて、独自の漫才論をぶちあげた。こういうのを学問だと思ってるわけです。同じように政治哲学者が、どうしたら正義が確実に行われる政治ができるかと問うて、自説を形成する。大して変わらないでしょ?
2011-01-14 01:52:59![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa 重要なのは、学問にとって大学は本質的ではないということ。大学なしにも学問は可能だから。しかし、学問にとって大学は非常に便利な存在である。孤独な道のりになりがちなそれぞれの学問に、議論の場を提供すること。過去の学問の積み重ねを保存できる点。
2011-01-14 01:56:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa さらには、大学内部で学問をする人の後継者を作ることができる点。教授が学生に講義するのは自分の後継者を育てる意味もある。
2011-01-14 01:57:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa しかし、ここで問題になるのは、大学教諭がなぜ金を貰えるのか、にある。学問とはさっきの定義付けで行くとまったく私的な作業である。その作業について、なぜ賃金が発生するのか。
2011-01-14 02:00:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@S_uekai @rappappa ちょうどさっきまで読んでた本の中にそれに近い記述があったな。イェールの教授がAcademic Sonっていう言葉づかいをしていたのもその感覚に近いのだろう。
2011-01-14 02:02:02![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@S_uekai 直訳すれば学問上の息子、著者は、「問題意識を同じくする人々の間での知的財産の継承」のようなニュアンスで捉えてる。
2011-01-14 02:07:11![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@KoNoSoK うん、そのニュアンスは非常に理解しやすい。ただ完璧に支障と同じ問題意識を共有してたとしたら、少し気持ち悪いな。
2011-01-14 02:10:38![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@S_uekai 前に中山茂『学問の社会史』って本読んだことある。その本で、歴史的には、学校よりも、個人の趣味としての研究が学問を発展させてきたし、科学を発展させてきたって書いてあった。
2011-01-14 02:02:31![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa うん、おお、そうだねー。教授ってプロの釣り師と同じなんだよね。お互いに、趣味の結果としての魚(理論)が人々にとって価値有るものならば、そこに金が発生する。
2011-01-14 02:05:29![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@S_uekai ってことは、やっぱ哲学は価値があまり無いと思われてるから肩身が狭いのか。日本人にとっての価値なんてどうせ金になるかどうか。
2011-01-14 02:08:45![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa そういうことでいいのかも。この「価値のある」の意味は、自分が抱えている学問の問いに資する、ということなんだけどね。だから哲学に価値がないと思われてる=哲学の問いを抱えてる人が少ないということだね。
2011-01-14 02:13:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
伊能忠敬が成し遂げられなかった日本地図作成の続きを、後継者にやらせたみたいなもんだな。人間は寿命に限りがあるし、忠実な後継者を作るのは大事なのね。はぁ、デュルケームの道徳教育論を完成させた人はいないのかなぁ...
2011-01-14 02:16:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
社会学は後継者作りに勤しむことを怠ったから、勢いがなくなってきてるとかきてないとか。社会学の素晴らしさを簡潔にズバッと言えたらなぁ。まぁ1番複雑な学問って言われてるし無理か...
2011-01-14 02:19:34![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@rappappa 後継者探しと言っても、お前は私のこの仕事を引き継ぎなさいと言われて「はいはい」なんていう人は学問をしてない。学問の動機はあくまでも自分にあるから、師匠が弟子に、師匠がやり残した仕事をどうしてもしたいと思わせなきゃね。社会学とか、仕事の範囲が広すぎてむずいよ。
2011-01-14 02:22:40![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@S_uekai さっきの話も混ざるけど、問題意識が完全に一致なんてそりゃ無理だ、人間だもの。でも、無数にいる人間の中から、その教授に興味を持って話まで聴きに来てくれてる、問題意識の近似した人を集めることができるんだったら、それは知の継承には効率的なことじゃない?
2011-01-14 02:26:47