最高裁最新判例まとめ　2010年

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最決H22.12.20／保釈された者が実刑判決を受け，その判決が確定するまでの間に逃亡等を行ったとしても判決確定までにそれが解消され判決確定後の時期において逃亡等の事実がない場合には，刑訴法９６条３項により保釈保証金を没取することはできない http://t.co/JKIEiR0

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H22.12.20／観賞ないしは記念のための品として作成された家系図が，行政書士法１条の２第１項にいう「事実証明に関する書類」に当たらないとされた事例 http://t.co/zkyY4ka

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H22.12.16／不動産の所有権が甲から乙を経て丙に移転したにもかかわらず，登記名義がなお甲の下に残っている場合において，丙が甲に対し甲から丙に対する真正な登記名義の回復を原因とする所有権移転登記手続を請求することは許されない http://t.co/bIM6Kz4

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最決H22.12.2／構成部分の変動する集合動産を目的とする集合物譲渡担保権の効力は，譲渡担保の目的である集合動産を構成するに至った動産が滅失した場合にその損害をてん補するために譲渡担保権設定者に対して支払われる損害保険金に係る請求権に及ぶ http://t.co/aiRXthN

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最決平成22年11月25日／検察審査会法４１条の６第１項所定の検察審査会による起訴をすべき旨の議決の適否につき行政事件訴訟を提起して争い，これを本案とする行政事件訴訟法２５条２項の執行停止の申立てをすることができるか　http://bit.ly/fr3ozH

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最決H22.10.26／航空機の異常接近事故について，便名を言い間違えて降下の管制指示をした実地訓練中の航空管制官及びこれを是正しなかった指導監督者である航空管制官の両名に業務上過失傷害罪が成立するとされた事例　http://bit.ly/9cEMMp

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H21.10.19／詐害行為取消訴訟の訴訟物である詐害行為取消権は，取消債権者が有する個々の被　保全債権に対応して複数発生するものではない　http://bit.ly/9yyDrh

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H22.10.15／１　不法行為により傷害を受け，後遺障害が残った場合において，社会保険給付がされたときに，上記の社会保険給付との損益相殺的な調整の対象となる損害　２　…損害がてん補されたと評価すべき時期　http://t.co/FiPBMEZ

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判平成22年10月14日／原審が，Ｘに信義則違反の点について主張するか否かを明らかにするよう促すなどの措置をとることなく…（中略）信義則上定年退職の効果を主張することができないと判断したことに釈明権の行使を怠った違法があるとされた事例 http://t.co/BqVH0RY

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判平成22年10月14日／数社を介在させて順次発注された工事の最終の受注者Ｘとこれに対する発注者Ｙとが…（中略）Ｙが上記支払を受けた時点又はその見込みがなくなった時点で支払期限が到来するとされた事例　 http://t.co/dHbbTpL

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H22・10・8 共同相続人間において，定額郵便貯金債権が現に被相続人の遺産に属することの確認を求める訴えについては，その帰属に争いがある限り，確認の利益がある http://bit.ly/9Mrabj

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最決H22・8・4　子の父親が母親らに対し子の引渡し等を求める人身保護請求事件において，人身保護法１１条１項に基づく決定によるのではなく審問手続を経た上で判決により判断を示すべきであるとされた事例　http://bit.ly/aSvm7z　http://bit.ly/cUIi88

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判平成22年7月29日決定／第三者を搭乗させる意図を秘して国際航空運送に係る航空会社関係係員から自己に対する搭乗券の交付を受ける行為が詐欺罪に当たるとされた事例 http://bit.ly/apWSyy　#hanrei

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H22・7・22 検索結果詳細画面 "被告人が原略式命令確定後に本邦を出国し非常上告申立て時において再入国していない場合においても，検事総長は最高裁判所に非常上告をすることができる http://bit.ly/9wDYhk　#hanrei

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H22・7.22　神社の鎮座２１００年を記念する大祭に係る諸事業の奉賛を目的とする団体の発会式に地元の市長が出席して祝辞を述べた行為が，憲法２０条３項に違反しないとされた事例 http://bit.ly/90DwVr　#hanrei

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H22・7・20 htp://bit.ly/8ZyI8P／請負の目的物がユーザーとリース契約を締結したリース会社に転売されることを予定して請負契約が締結された場合に，上記リース契約が締結されないことになった時点で請負代金の支払期限が到来するとされた事例 #hanrei

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判H22・7・16／共同訴訟参加の申出を適法なものとした原判決の言渡し後に別件訴訟において適法な住民監査請求を前置していないことを理由に重複する訴えを却下する判決が確定した場合の当該申出の適否　http://bit.ly/b9WMdf

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

定借関係の事実認定絡み。　最判H22・7・16／賃貸人から賃借人に対して借地借家法３８条２項所定の書面の交付があったとした原審の認定に経験則又は採証法則に反する違法があるとされた事例　http://bit.ly/brnM0H

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判平成22年7月15日／http://bit.ly/aGH4wk　Ａ社が事業再編計画の一環としてＢ社の株式を任意の合意に基づき買い取る場合において，Ａ社の取締役に上記株式の買取価格の決定について善管注意義務違反はないとされた事例

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

労働法かな？　最判平成22年7月12日 http://bit.ly/aK3cCO ／労働者との間で行われた上記協議における会社からの説明や協議の内容が著しく不十分とはいえず，当該労働者に係る労働契約承継の効力が生じないとはいえないとされた事例

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

自動車の所有者が脅迫されてその貸与を承諾した後に当該他人及び自動車の所在が不明となり，これを利用し得ないという損害を被った事情は，愛知県県税条例７２条所定の自動車税の減免要件である「天災その他特別の事情」に当たらない／最判平成22年7月6日http://bit.ly/db2HG4

大奥井 閑蔵 @beautifulday00

最判平22・6・29／葬儀場営業者が，その近隣に居宅を共有して居住する者に対し，上記居宅から葬儀場の様子が見えないようにするための既存の目隠しを更に高くする措置を講ずべき義務も，葬儀場の営業についての不法行為責任も負わないとされた事例　http://bit.ly/dds5zl