某温泉泊地の厳重警戒任務と、保護対象の実際。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

本日はわが基地は忙しい。 全員出撃するわけではないが、出撃するようなものである。 ここの基地の艦娘の任務に海軍保養泊地の警護があるのだが、ある重要な会議のために、本日は当基地の艦娘全員が海上・地上の警備に当たる。当海軍保養泊地をすべて貸しきり、温泉まで厳重な警備体制が敷かれる。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

当基地の艦娘の4日間の任務は、飛行場から『泊』地、近隣工業地帯の沿海の警備である。 「司令、第二艦隊、交代要員と交代、哨戒中の異状なし、です。」 うむ、いまのところは海上からも襲撃の兆候はなしか。引き続き細かい異状もすぐ報告するよう、全隊に徹底するように。 「了解しました。」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「ところで司令」 何だ？ 「長門は本日は……？」 ああ、長門は、『長門会議』に参加している

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

その会議は、海軍の戦艦娘「長門」が一同に会し、戦術について艦娘の視点での議論をする会議である。長門のみで集まって会議する事から、「長門会議」と呼ばれる。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「まぁ、海軍の会議の内容が知らされないのはよくある事ですし、私たちも知る必要もないのですが、最大火力の長門を引き抜かれるとは………」 長門は戦艦艦娘の中でも戦術的に重要だ。本来はこの基地ではなくもっと重要な拠点に置かれるべき艦娘、我々は長門なしで回せなくてはならん。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「そ、それもそうね」 他にも赤城・加賀のような大火力の空母もあり、更に長門に準ずる火力の霧島、お前がいる。この基地では持て余すぐらいの戦力だ…… 「そうなのかしらね……」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

周辺警護のために戦艦娘80人、憲兵120人が投入されるため、当泊地が全て埋まる。更に沿道警備にも大人数が割かれ、1地方では考えられないほどの警備が敷かれている。それだけ艦娘が期待とそれを裏付ける100年以上の実績を持っている。そして、やはり海軍の要は、「長門」である。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

戦術的に重要とされるために、長門の口以外からは語られない、密室の議論である。しかし、情報交換した長門達が有効な戦術を得る事が多いので、長門のみでの議論の時間を2日取っている。 さて、長門たちの会議が開かれる。私は再び基地正面警備に戻ろう。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

ーー海軍第一艦娘保養地、大宴会室

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「まぁ、私から行こう。私の場合は、大湊の基地で多くの駆逐艦とスキンシップしているが……今の駆逐艦は、何といおう……こう……いい娘もある、だけど、いい娘もあるな」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「うーむ、私の場合は少しお前と違うのだが、取材好きの重巡がいて、そいつに駆逐艦の戦いを取材してもらって現場の声を聞いているのだが、よく見てるとまぁ、いい娘もある、いい娘もある。」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「あ、ちょっといいか」 「はい」 「私はやっぱ磯波がいちばんいいと…」 「しかしな、私の場合、水雷隊との交流で駆逐艦の出撃を視察する機会がすごい多いわけだ、な。この間も陽炎型のスパッツを目に焼き付けてきた。そこで感じたのが、いい娘もある、でもいい娘もある、というのが一番感じたな」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「う～む、お前とはやっぱり違うんだよな、私はな。深海語がわかるだろ、だから向こうのフェチ番組に出てくれと言われていて、断っているのだが、まぁ、だいたいよく見てると、いい娘もある、う～む、いい娘もある」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「ん～しかしなあ、やはり私は磯波が…」 「そうじゃなくてな、お前の言い方は少々おかしい。」 「そうじゃなくてな、私などは、いちんちに、一日に8時間駆逐艦触りまくって生活しているわけだ。そうすると、とてもよく分かるのが、う～む、いい娘もある、だけど、いい娘もある、という感じだな。」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

違うぞ、私は時間の問題ではないと思うわけだ。20隻、20隻をお触りしているわけだ。その艦娘駆逐艦ばっかりだ。で、よく見ると、いい娘もある、いい娘もあるんだ。」 「あ、少し言わせてもらうと、私などはやはり、磯波がやっぱりいいなと・・・」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「それは違うな、お前、お触りの数などわたしはんかは40隻だ、駆逐艦で。それを、全部なめ回して感じるのは、はっきり言って、いい娘もある、だけど、いい娘もある」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「はは、私などはお前とはちょっと違うのだが、無線通信での通信内容をみて、遠征旗艦と駆逐艦の話をして、いい娘もある、いい娘もあるわけだ。」 「っと、いいか」 「はい」 「ええ、私はな、絶対磯波がね・・・」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「ああ、ｸｽ、全然話が違う、いいか？駆逐艦を理解するためにはな、ファッションと切り離せないと思うわけだ。で、私は駆逐艦のぱんつを持ち歩いているわけだ、ほら。」 「「「「「おぉ～。」」」」」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「で、これは別にたいした事じゃないがな。駆逐艦のぱんつ、においつき、10着ぐらい、匂い付け直しながら持っているぞ。だからな、そういうふうに、生活に駆逐艦の匂いを取り入れる事からな、駆逐艦を考えると、いい娘もあるだけど、いい娘もある、と言い切れると思うわけだ。」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「ちょっと待ってくれ？は～、お前とはちょっと違うのだがな、遠征で疲れて帰ってきた駆逐艦が居れば、全部私がおやつとか風呂とか寝床マッサージとか、みんな面倒みるわけだ。そうやってコミュニケーションして、で、駆逐艦は、いい娘もある、いい娘もある。」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「やはりファッションだったら吹雪型セーラー服じゃないか？」 「なんかおかしいんじゃないか？矛盾してる、全く矛盾してる。私はな、雑誌のコラムを4本持っているわけだ。今度、UHFで駆逐艦の番組の司会もする。」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

（8割が拍手） 「そういう世界にいて、はじめて、駆逐艦がよくわかると言い切れると思うのだが、だから、そういう言い方からしても、いい娘もある、だけど、いい娘もあると私は思うのだが。」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「ちが～う！私は、お前とちょっと違うんだがな。今度、駆逐艦写真集の監督をするわけだ、しかもイメージ写真集だ。撮影は青葉だ。そうやって実際に駆逐艦のコンテンツを作ってみてね、いい娘もある、いい娘もある。」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「・・・・・・」「・・・・・・」「・・・・・・」「・・・・・・」「・・・・・・」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

（机を叩く） 「だからな！」「イメージ写真集がどうしたか知らないがな、私は今度は青葉に頼みこんで、横須賀海軍祭で駆逐艦の出し物やろうかやるべきかと迷ってる自分がここにいるわけ！」