2015ナルト誕生日まとめ

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ナル我同棲bot @ngdousei_bot

俺と我愛羅はいつも23時には寝るようにしてる。健康の為もあるけれど、早く寝ないと我愛羅が朝に起きられないからだ。でも、今日は23時を過ぎても我愛羅は起きていた。自分でそう決めたくせに、珍しいもんだな。そうぼんやり思いながら俺は眠いからとりあえず先に寝ると言ってベッドに潜り込んだ。

2015-10-09 23:22:26
ナル我同棲bot @ngdousei_bot

そういえば一人でベッドに寝るのも久しぶりだな、と思った。ここ最近は二人とも早く家に着くから、一緒に夕飯を作って食べて、風呂に入ってお茶飲みながらゆっくりして、それからベッドに入る。そんな生活をしていた。少し広いベッドの中で、俺は物寂しさを感じながらいつの間にか意識を手放していた。

2015-10-09 23:34:07
ナル我同棲bot @ngdousei_bot

突然肩に温もりを感じ、ゆすり起こされる。「んん…」俺は重い瞼をこじ開ける。ぼんやりと映ったのは我愛羅だった。「ナルト。」我愛羅がぽつりと発した自分を呼ぶ声は、いつになく震えていた。どうかしたのだろうか。なにか良くないことがあったのだろうか。俺はとりあえずベッドからはいだした。

2015-10-09 23:43:45
ナル我同棲bot @ngdousei_bot

「どうかしたのかってばよ。お前が寝ないのも珍しいし、なんか顔色も良くねえし…具合悪いのか?」「いや違う。」俺はとりあえず我愛羅を隣に座らせる。我愛羅は瞼をふせ、うつむいてもう一度俺の名前を呼んだ。「…お前に、言わなければならないことがある。」俺は胸騒ぎがした。「…何だってばよ。」

2015-10-09 23:46:28
ナル我同棲bot @ngdousei_bot

何かあったんだ。俺か、我愛羅にとって良くないことが。だって我愛羅の顔…すげー青白い。表情だって暗いし。良くない想像が一瞬で頭を駆け巡る。こういう時だけ頭はよく働くもんだから嫌になる。 俺が悶々としていると、我愛羅は突然俺の方に向き直った。それから、予想だにしない言葉を俺に言った。

2015-10-09 23:57:33
ナル我同棲bot @ngdousei_bot

「誕生日おめでとう、ナルト。」そう言って、我愛羅は俺にキスをした。「…は、え?」パニックになった俺を見る我愛羅はイタズラっぽい顔をしてみせる。「え、演技かよぉ…」俺は安堵と嬉しさと、我愛羅からのキスで頭が混乱していた。「引っかかったな。」クスリと笑う我愛羅の耳は真っ赤だった。

2015-10-10 00:00:03
ナル我同棲bot @ngdousei_bot

「そんな笑ってっけど、顔真っ赤だってばよ!」「お前だって赤いぞ。」「だ、だって我愛羅からキスされるなんて思っても…みなかったし…。」緩む頬が抑えられない。「…本当は緊張していたんだ。」照れ隠しからか、からかうようにくすぐってくる我愛羅に愛おしさでいっぱいになり、思わずキスをした。

2015-10-10 00:02:25
ナル我同棲bot @ngdousei_bot

「…ありがとな、我愛羅。俺今すげー幸せ。」「…そうか。」我愛羅は微笑むと、俺の頬を撫でた。心地よさに目を細める。「お前が幸せなら、オレも幸せだ。」そう言って笑う我愛羅に俺は胸がいっぱいになった。

2015-10-10 00:03:38