大阪W選の自民共産の連携について住友陽文教授が語る

住友陽文 @akisumitomo

地方自治体の首長選挙では共産党と自民党が同じ候補を支持することはあります。知事の生まれ育った八尾市では山脇悦司氏が革新市長として就任し、のちに社会党から自民党まで支持することになりました。

住友陽文 @akisumitomo

住民投票で負けたら辞めると勝負を挑んできた者が、負けても辞めないという。つまりはそういう人は自らの政治生命を賭けられないということだ。誰だ、「決められる政治」と言ってきたのは？ 本人たちが一番決められないのじゃないか。

住友陽文 @akisumitomo

喩えで言えば、大阪維新がやってきたことは公共財を使った投機だよ。莫大な税金をつぎこんで、賭けをしてきたようなものだ。結局うまくいってないじゃないか。なのに、まだやらせてくれと？ つまり、こう言ってるのと同じだ。「これからもオレたちにバクチのカネを預けてくれ」と。

住友陽文 @akisumitomo

「粗にして野だが、卑ではない」という名言があるが、大阪の暴君たちは、「粗にして野にして卑だ」。そういう連中に大阪を乗っ取られたままではいかんだろ。共産党支持者も自民党支持者も、ここは相対的にマシな候補を選ぶという態度を尊重してはどうか。

住友陽文 @akisumitomo

大阪維新の候補者は官房長官と会って有権者には堂々と言えない関係性を築きながら、大阪自民党と共産党が柳本・くりはら両候補を堂々と支持していることに対してはそれをずっとナジってる。どちらが政治家として真っ当なのかということでしょうね。 twitter.com/k66sergeant/st…

ケッケロ @k66sergeant

ガースーは反党行為やろ。処分しろ。｜菅官房長官「都構想再チャレンジは大阪の有権者の判断で」 youtu.be/2qwxiQBX3Rc @YouTubeさんから

2015-10-29 12:27:15

住友陽文 @akisumitomo

地方自治体の選挙で自民党と共産党など、国政レヴェルでは対立している政党が同じ候補を支持することがありうることを知らない人を見かけますね。特に維新信者に多いようですが、政治にウブ、ナイーヴなのでしょうか。過去にもあるじゃないですか。

住友陽文 @akisumitomo

常勤なのに「公務日なし」が多い大阪の首長。明治期にも地方行政の仕事をせず「政治的運動」ばかりしている自治体首長が内務省から目をつけられ問題になった。地方が政党に系列化する契機となったが、それでも彼らは税制の適切化や地方産業の育成のために尽力した。だが今の首長はどうだろうね。

住友陽文 @akisumitomo

だいたい、地方自治体の首長が「民営化しました」って自慢するのはどうかしてる。それは市民の税金で作り育ててきた公共財を売り飛ばしたってことですからね。それぐらいしか自慢できるものがないのだろうけど、しかも売り飛ばそうとしていた企業がとんでもない所なのでしょ。どうしようもないね。

住友陽文 @akisumitomo

〝ダラダラ議論していつまでも決着をつけないのは民主主義ではないんだ。投票で決着つけろ〟みたいに言ってる人が、住民の直接意思を表明する住民投票という、地域「主権者」の最も重い選択を無視し続け、ダラダラと持論にしがみついている。これは一体どこの誰でしょうか？

住友陽文 @akisumitomo

地方自治体というのは、住民の生活に直接関わる公共団体です。基本的に目立ったことや派手なことをする所ではありません。すべての住民の税金で成り立つ公共団体だからです。何か派手なことをお望みなら、お金を別に払って目的にあった営利目的の場所に行けばいいのです。

住友陽文 @akisumitomo

地方自治体は全ての住民から税金を取るので、その財源は巨大なものです。その財源をねらって目立ったことや派手なことをして自分や関連会社を利する事業を熱心にしたがる勢力は常に現れます。またその分、自治体の借金を増やすことにもなるわけです。その部分を隠せば「何かやった」印象は強まります。

住友陽文 @akisumitomo

住民投票で下された住民の判断は、何か派手なことをして自治体の借金を増やしたり、対立を深めたりするよりも、自治体の当たり前の姿を取り戻したいということだったのではないでしょうか。「何かやった」ように見えるよりも、地方自治体は住民の縁の下の力持ちであるべきなのです。

住友陽文 @akisumitomo

大阪維新は自民と共産が同じ首長候補を応援するのを批判するのに躍起ですが、別に地方自治体首長選挙ではおかしいことではない。国家の防衛・外交・財政をめぐって論争する国政とは違って地方自治体は国家が決めた国民の生活水準を均等にすることが主な役割です。党派性を極力持ち込まない所です。

住友陽文 @akisumitomo

とにかく頭数を割って対立を持ち込みすぎるのは地方自治体にとって大きな利益になりません。生活まわりのインフラ整備をするのに党派性を持ち込んで騒ぐのはおかしいでしょう。党派性を持ち込みたがるのは巨大プロジェクトばかりしたがるからです。しかも住民の公共財を犠牲にしてです。

住友陽文 @akisumitomo

党派性を持ち込み対立構造を作っているのは、都構想といった巨大プロジェクトを持ち込む大阪維新の側であって、当然それ以外の会派は反対しますから、自民や共産も共闘しますね。当然だと思います。それに他の首長選でも自民と共産が同じ候補を支持・応援することはこれまでもありました。

住友陽文 @akisumitomo

僕が育った八尾市の元市長に山脇悦司氏がいます。たしか共産党支持で当選した革新市長ですね。その後、他党がどんどん推薦・支持していき、最後は全党あげて支持をしたと記憶しています。それで1975年から5期市長を務めました。その後功績を認められて名誉市民になっていたと思います。

住友陽文 @akisumitomo

つ「大阪市をつぶして都構想を」という政策に反対するために、それに反対している複数の政党がまず何よりもこれに対抗する候補者を支援するのは当たり前だ。都構想が一番大きな論点になっているのに、小さな違いを問題にする方がおかしい。 twitter.com/Moeyo2013/stat…

年金生活者ＡＫＢ @Moeyo2013

@akisumitomo 自民党と共産党が同じ候補を応援するするのはおかしい。これは明らかに政策を無視した選挙を勝つためだけの共闘。常識的にはありえない行動です。大阪なんてどうなってもいいから、とにかく選挙に勝てば良いということですね❗️

2015-11-03 18:08:20

住友陽文 @akisumitomo

国政レヴェルでもそうだが、各政党が必ず別の政党と異なる政策を出し合って、全て反目しあっているわけではないのは当たり前だろ。同意できる議案もあれば、できない議案もある。その中で一番大きな問題をもたらす議案があれば、日頃反目しあうことが最も多い政党どうしであっても共闘して否決もある。

住友陽文 @akisumitomo

ある争点において自民党と共産党が歩調を合わせることに対して、みんな潔癖症だな。政治的にウブすぎるし、ナイーヴすぎる。選挙というのはあらかじめ用意された選択肢のなかから相対的にマシなものを選択することだ。何をそんなに騒ぐのか。

住友陽文 @akisumitomo

大阪W選挙の場合、共産党単独候補はなく、共産党支持者からすれば投票先が無いからといって棄権をすれば、維新候補を利するわけですから。共産党支持者は栗原・柳本候補を入れるしかないですね。

住友陽文 @akisumitomo

先日のテレビ討論で吉村維新候補は市営地下鉄の民営化が一番の課題と言ってたように、彼らは大阪市の共有財産を手放したり、つぶしたりするために市庁舎に乗り込んでくるのです。おかしな話です。これまでの市民の共有財産、どれだけつぶしたのですか。

住友陽文 @akisumitomo

大阪維新陣営は柳本氏に大阪会議が都構想の対案であったという言質を取ろうとする。包括的な成長戦略を議論する大阪会議を二重行政解消論に矮小化している。逆に言えば維新には二重行政解消論に依存するしかないとも言える。そもそも問題とすべき二重行政がなければ、それは争点にすらならないはずだ。