忘れもの王子

私が初めて書いたお話です(*´艸`) ※妄想なのでご注意ください
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【①】

『そろそろ行くわ』

出勤する裕を見送るために玄関前へ

「忘れ物、ない?」

ズボンのポケットを、ポンポンと触りながら確かめる裕

『携帯あるし…財布もある…大丈夫やっ』

「本当に??…あっ!鍵忘れてるよ」

ラックの上にある鍵を指差す

【②】

『えっ?…あっ、ホンマや!また、忘れて行くとこやったわ~。ありがとうな』

にこっと笑う裕が可愛いくて

「忘れ物、まだあるよ?」

『えっ、ホンマ?全部持ったと思てんけど…俺、なに忘れてる?』

自分の頬を指差して、裕を待つ

「んっ♡」

【③】

『えっ!?…ちょお、えっ!?』

顔を真っ赤にして焦る裕

この時の顔が一番可愛い♪

『ほっぺに…ちゅ~、ってコトやんな//』

照れて、うわ~って言ってるのが聞こえる

『…~っ、よし!』

おそるおそる私の肩に手をかけて…

ちゅっ

【④】

『~~~っ、これで、ええやろ///』

すぐに離れて真っ赤な顔を手で隠す

「裕、まだ忘れ物あるよ?」

えっ?って、こっちを見た裕の手を取って…

ちゅっ

『ちょっ、もう、恥ずかしいって///』

耳まで真っ赤になった裕

【⑤】

「ありがとう、裕」

『…おん///』

「顔スゴい赤いよ?」

『おまっ、誰のせいやねんっ//からかうなやっ//もう、行ってくるっ//』

「ふふっ、行ってらっしゃい」

ドアを閉める間際に、好きやでって照れたまま小声で言い残して行く横山さんはいかが?

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

@yuzukinagi_you こんな感じのきみくんかな?♡(๑′ฅฅ‵๑) pic.twitter.com/M60jwZnmB2

2015-11-09 21:25:40
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