【俺だけ得まとめ】ひかともさんちのナナドラメンバー紹介・初代エデン編

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@7thwall でも人間の中で（ルシェがいないわけではないが）育ったので、実はルシェが云々という意識は薄い。カルナンの身体のことを知っても、人間と同じ「そういうことあるんだ」という反応であった。でも千人砲については「必要ならオレも身を捧げたかな」とルシェの誇りの片鱗を見せる。

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@7thwall だが、『フォーマルハウト』は壊滅した。別の非道な闇組織との戦いに突入、勝利したが疲弊したところに、ドラゴンの襲撃があったのだ。疲弊していなくてもドラゴンに耐えられたかどうか。ロタは団の古老であるアケルナルの助けでどうにか逃げおおせたが、他の生き残りはわからない。

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@7thwall 一人になった彼は、仕方なくカザンを目指した。手持ちのお金は貧民街の人々が飢えてたので後先考えずばらまいてしまった。到着したカザンもドラゴンだらけだったのでミロスに向かい、そこで雌伏の時を過ごす。ミロスでは最低限の衣食住の提供があったので盗賊をする必要はなかった。

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@7thwall といっても、技術の向上ないし維持と、居場所を奪った奴らへの鬱憤晴らしのように、時折自衛団に混ざって弱めの魔物を退治するようなことはしていたようである。そして3年、英雄と呼ばれたハントマン達によって、カザンの帝竜は倒され、人は反撃の嚆矢を放った。

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@7thwall 英雄を見てロタは思った。弱いマモノばかり叩いてた自分はちっちぇえな、と。そしてさらに思った。自分も、仲間達を奪ったドラゴンに目にもの見せてやりたい。一人じゃ無理だ。だったらどうする？　考えるまでもない。協力関係を築けそうなのが目の前にいるじゃないか！

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@7thwall そして彼は英雄達のギルドハウスの扉を叩く。自分のローグとしての技を売り込むために。……そんな訳で超前向きな少年。パーティのムードメーカーとして仲間達にかわいがられる（ラニ除く。彼はロタにかわいがられる方）。引っ張る意味での推進力だが後先考えないので抑止役が必要。

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@7thwall というか、ここまで抑止役が多すぎて、シェリムの押す力とカルナンのどうにか進みたいという意志で鈍重に動いてたギルドが、ルシュリーとロタの加入で軽やかに動き始めたという方が正しいかも。走るで喩えるなら「難しいことは他人任せで走りに専念」。

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@7thwall バトルスタイルにもその傾向があり、反応速度自体はパーティ随一だが、難しいこと考えないので対応力には劣る。たとえば不意打ちに対応して切りつける、とかは得意だが、ソイツがいきなり火を吐いた！　だと、彼一人では焼かれ死ぬ。割と軽率なので仲間のサポートが必須である。

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@7thwall それが悪い方に出てしまったのがニアラ戦直後である。ギルド自体も油断していたのだが。かろうじて息があったニアラが、道連れに、とサムライを狙ったところを、彼はとっさにかばう行動に出た。その結果、彼は脊椎を損傷し不随となる大怪我を負ってしまったのだった。

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@7thwall 戦後は、責任を感じたサムライにアイゼンの辺境に連れられ、そこで介護を受けていた。ちなみにこの「辺境」、ニギリオである。ここで何があったかはメンバー最後のサムライの紹介時に詳しく語る。ちなみに、ロタネヴ自身の出生に関しても、ニギリオとジェン爺とに因縁があった。

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@7thwall 彼がいた義賊団「フォーマルハウト」、筆者的には「無印の時にはフォーマルハウトなんていなかった！」だが、要はエメルがドラゴンの名を抹消した（2021で滅ぼしたからでもあろうが）から、星の名としてしかエデンには伝わっていなかったのであるｗ

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@7thwall サムライ：フーディエ（黒髪娘）　アイゼン辺境生まれの侍娘。名前は古アイゾ語では『胡蝶』と書く。故郷では父に師事しマモノから街を守るために活躍し、長じてからは都に出てきて高名な剣士に刀と道を学んだ。だが彼女が都で見たものは誇り高き剣の道だけではなかった。

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@7thwall それは、辺境にはなかった、ルシェへのそこはかとない蔑視や、目を覆う貧富の差、中には義賊もいたが盗賊の横行、そして何より、国を顧みない上流階級。心ある者ももちろんいたが、個々人でどうにかできるものではなかった。歯がみするフーディエだが、そんな折ドラゴンが来襲した。

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@7thwall 上流階級は強いサムライ達が守った。庶民階級のサムライ達は一般人や貧民街を守ろうとしたが守り切れなかった。だが本当の問題はその後。王達は荒れた国を立て直そうともしないではないか。本気を出せばドラゴンなどものの数ではない、と言いながら、その『本気』はいつ出すのだ？

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@7thwall 貧民街の水源を占拠した竜も放ったままだ。自分達には何の影響もないからと。フーディエは心ある公爵リッケンの部下となることができ、その下で力を尽くしていたが、あまりの状況の変わらなさに、公爵の許しを得て、ついに国を飛び出した。 すべては元凶のドラゴンを倒すため……

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@7thwall 否。元凶はドラゴンなどではない。だが今はドラゴンを何とかしなくては何も動かない。自分とともにドラゴン退治に立ち上がってくれそうな勇士を求め、カザンにやってきた彼女が見たのは、帝竜を排除して復興する街の様であった。なんてアイゼンとは何もかも違うのだろう。

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@7thwall この街でならきっとドラゴンに立ち向かう者が見つかる。そう思ったフーディエはギルドの扉を叩く。そこからメナスに話が通り、おりしもアイゼンへ行こうとしていたギルド『パルディール』と出会うことになった。フーディエは満足し、パルディールの一員として、以降活躍することに。

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@7thwall アネゴ肌といっていい人物。本人的には実直冷静な理想的なサムライでありたいと思っているのだが、割と感情的な方なのでそれは成功していないｗ　ただ、彼女が立派なサムライであることは間違いない。故郷はまだ日常的にアイゾ言語を話していたので、興奮すると言葉がそっちに戻る。

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@7thwall 本当に激怒すると、一周回って共通語に戻ってくるが、普段はそこまで怒ることはまずない。あるとすればドラゴンに対した時と、後述の件である。走るで例えると「一心不乱に走って気が付いたら走り切ってた」。先に『感情的』と書いたが、一点に集中した様は冷静と見えなくもない。

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@7thwall 切り込み役の一人だが、ルシュリー（やロタ）と違って冷静（一点集中してるだけだが）に敵の懐に切り込む。戦いを離れたところでは、年下のメンバーを姉（というかオカン？）として面倒を見、年上のグラフェンのふがいなさに突っ込む娘である。だが彼女はこの旅で転機を迎えた。

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@7thwall ニアラを倒したが、奴は近くにいたフーディエだけでも道連れにしようとしてきた。とっさに反応できなかった彼女だが、横から飛び出してきたロタネヴが身代わりとなってしまった。煩い程元気だったのに首から下が動かなくなってしまったローグに、フーディエは責任を感じたのだった。

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@7thwall ギルドが解散したとき、彼女はロタを連れてニギリオに向かった。温泉があることと、ロタが今の姿をあまり人に見られたくないと言ったことと、旅の途中で寄ったときにむかついて「必须想点办法（なんとかしないと）」と思ってたため。ジェン爺を捕らえ宿を乗っ取ったのである。

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@7thwall 殺さなかったのは、闇社会に影響力があるとか言ってたので、様子を見ようと思ったため。そこでロタの面倒を見、時にはシェリムに来てもらって、治る可能性はあるけどどれだけかかるかわからない介護生活に突入する。だが不思議なことにロタの状況は２年ほどでよくなった。

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@7thwall なぜという懸念はあるものの朗報だった。リハビリ代わりにサムライの双剣の技を教えつつ、温泉宿での生活を続けていたのだが、ジェン爺が脱走したことで状況が変わる。捕らえようとして追ったフーディエは、追い詰めた先で爺の（嫌がらせ混みの）告白を聞き、怒髪天をつく。