- yoshikacrazy
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「なぜ……」 「なぜ?なぜだって!?笑わせるなよ。てめえらに勝つため以外ねえだろぉがよ。それすらもわかんねえのかよ」 「いいのか?これ以上は本当に死ぬぞ」 「ここに来て相手の心配か!余裕だな!そういう態度がムカつくんだよ!結局俺らのことを同等に見ちゃいねえ!」
2015-11-08 12:24:31「どこかで俺らのことを下に見てるからそういう言葉が出てくるんだ!」 「それは……」 「わかるか?守るべき対象になってる時点で、そいつはてめえより下の存在なんだよ。邪紋使いも、魔法師も、君主も……結局は全員同じだ。全員同じ化け物だ!」 そうだ。こいつらは正義の味方なんかじゃない。
2015-11-08 12:29:24〜回想〜 俺の国は資源も豊富、軍事力も並大抵の国の何十倍もある豊かな国だった。君主は良い人だったし、外敵とかを直接倒したりする実力者だ。当時の幼い俺は、君主は正義の味方で、邪紋使いは悪者だと思ってた。けど、その考えが変わったのが四つの時だ。
2015-11-08 12:34:57戦争が起きた。もちろんそれには鍛冶屋をしていた親父も徴兵された。親父は誰と戦うわけでもなく、見えるところでカッコ悪い姿を晒して俺ら家族のことを守る最高にカッコ良いやつだったな。だがその戦争で誰もが負けるはずないと思っていたんだ。
2015-11-08 12:40:43お互いの軍の規模は10万と100。差は歴然だ。負けるはずがなかった。けどな、それをたった4人に覆された。たった4人の化け物に。敵の君主が軍を蹴散らし、魔法師が兵を薙ぎ払い、邪紋使いが蹂躙し、投影体が全てを破壊して行った。その時に俺の国は滅びた。
2015-11-08 12:44:15その時わかったんだ。君主は正義の味方なんかじゃない。邪紋使いや魔法師と同じ化け物なんだと。 〜回想終わり〜 「当たり前だ!貴様ら一般兵と我々では力の差がある!」 「そうか。でもな?てめえら化け物に人間が勝てねえなんてことはねえだろ?」
2015-11-08 12:47:48「食い殺す……てめえら全員ぶっ倒して、俺が最強になってやる……!そんで人間が一番強えんだと証明してやる!」 「聞く耳持たぬか!仕方がない!死んでも悪く思うなよ!」 「そういうのが見下してるって言ってんだよおおお!!!」
2015-11-08 12:51:02お互いに踏み込んで、敵へと突っ込む。おそらくこれが最後の一撃になるだろう。 (まずは……《稲妻打ち》!) 敵との接触の直前にナイフを放ち、視界を遮る。しかしそれは剣で弾かれた。 (続いて《重ね打ち》!) 今度は無数のナイフを一瞬で投げつける。
2015-11-08 12:57:04これら全てを弾くことは難しい。しかし全てを回避する必要はなく、致命傷だけを上手く避け続け化け物はダメージを最小限に抑えた。だが、その間に武器を手に持つ剣を蹴り飛ばして無防備にさせる。 「これで終わりだあああ!!!」 無防備になった敵に対し、持てる力全てで大剣を振り下ろした。
2015-11-08 13:02:19「だから甘いと言っているだろう!」 しかし、その大剣は先ほどの聖印による光線で弾かれた。その隙に敵は武器を作り出そうとしている。 「かなりの実力者だ。惜しい人材を失うな……」 (わかってんだよ。てめえの方が格上ってことぐらいな。でも……) すぐさま体制を低くし殴る構えを取る。
2015-11-08 13:07:29(でもそういう時こそ、俺は実力以上のもんを発揮してきた!てめえらに俺らが勝てねえって理屈はねえだろ!) 「悪かったな。こっちが本命だ……!」 「!?……その腕に付けてるものは!?」 「ああ、そうさ。秘密兵器だよ!《インパクトナックル》!」
2015-11-08 13:12:21拳を突き出し、相手の腹に命中させる。君主は聖印を展開させる暇なく、勢いよく後ろへと飛ばされる。その際、衝撃により身体全体へとダメージを与えた。 「……み、見事だ……」 マックの付けているのはただの籠手ではない。インパクトナックル。攻撃で発生する衝撃波を増幅させるアーティファクト。
2015-11-08 13:17:47倒れている敵君主に大剣を突きつける。 「どうする。一度捕虜になってこっちに来るか?」 「……どうした?殺さないのか?見下しているのか?」 口元を微かに上げ、君主が問いかけた。 「ああ、見下してる。今のお前は俺より弱いからな」 「…………」
2015-11-08 13:23:44「どうする?このままお前を殺せばここにいる奴らと戦うことになる。部隊長のいなくなった部隊じゃ俺の部隊にゃ勝てねえ。仲間に無駄な血を流させるんだぜ」 「………」 「さあ選べ、格好良く死ぬか。格好悪く地面を這いつくばって、仲間を格好良く守るか。どちらかだ」
2015-11-08 13:27:20「貴様!黙って聞いておけば……!」 「やめろ!」 外野が我慢しきれなくなり、武器を取り出そうとする。それを敵の君主の一声で抑えた。 「武器を収めろ。私は負けたのだ。貴様の言う通りにしよう。私達は大工房同盟の捕虜となる」 「しかし!」 「私の決定に従えないというのか?」
2015-11-08 13:31:50「それは……」 「それでいい。貴殿よ。名はなんという?」 「俺か?俺はマクシミリアン・シュミット。この肉体と技だけで、最強になる男だ。長えからマックって呼べ」 「そうかマック殿。私の完敗だ」 「へっ!まあ俺は強えからな」 戦いを終えた男達は握手を交わし、そして笑いあった。
2015-11-08 13:38:22【戦闘/戦功7】マクシミリアン@同盟の両側面から敵の増援が襲来、激しい乱戦に! HP-4、SP+5。あなたがロードなら聖印の力で自軍を守り助けてもよい。その場合はHP-5、SP+8に変更。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #GC0_MOB
2015-11-03 00:46:44【パ/入手/調査点6】マック@同盟はアジト最奥で封印された扉を発見!《奇妙なメダル/陰》《奇妙なメダル/陽》が揃えば(この診断に支援した者が持つものも含む)それらは失われ《希望の箱》を得る(… appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #GC0_MOB
2015-11-04 00:49:56ゴードンさんと石投げ合った
【戦闘/戦功8】マクシミリアン@同盟は小舟で川下りの最中、岸から敵弓矢部隊の襲撃! 盾などで防ぎ、あるいは射撃武器で必死に応戦するならHP-7、SP+10。川に飛び込み逃れるならHP+6。 appli-maker.jp/analytic_apps/… #グランクレスト大戦 #GC0_MOB
2015-11-05 01:29:04@nohla_lia 「あっ、見てみてゴードン!マックってひとだよ!!」 「本当ですね坊っちゃん!石でも投げてやりましょうや!!」 「てい!」 「どっせーい!!」 小石と大岩がマックの船を襲う!
2015-11-05 01:31:59@orikadoyuki 小石には目も向けず、岩を叩き斬った。 「てっめえ!何しやがる、クソハゲ野郎!ぶっ殺してやるから降りてきやがれ!!」 マックキレる。
2015-11-05 11:07:06@nohla_lia 「見てよゴードン!すごく怒ってる!…ご、ゴードン…それさすがに大きすぎるんじゃ…」 「どっ、せえ、いっ……!!」 今度は冗談のようなサイズの巨岩を放り投げた。
2015-11-05 12:47:12@orikadoyuki 「上等だ……やってやんよ……!」 マックは顔に血管を浮かべながら、引きつった笑いを見せる。 「この程度の岩ごとき斬れなくて……あの化け物共の巣窟で生きていけるかクソがあああ!」 斬る……とはいかないが、力任せにぶつけた大剣で岩は砕かれた。
2015-11-05 13:01:17@nohla_lia 「ご、ごごご、ゴードン!あの人やばいよ…!!」 「あー疲れた。かえってチェリーパイでも食べましょうや」 「えっ、あ、うん……」 すたすたと立ち去る主従でした。
2015-11-05 15:39:02