あなたと遊ぶゲームブック。シーズン２

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ただし。もしもの事、不測の事態があった場合に限り、あなたは天魔からその封印を解く御守を預かっています。これは三回まで使用可能で、あなたかくれは少年どちらかの能力制限を一時的に解くことができます。

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注意しておくと、1度は良いとして2度、ないし３度使いきってしまうようなことがあればそれが天魔に伝わり介入によっておつかいの強制終了や、あなたが監督不行き届きが怒られてしまう可能性があります。お気をつけて。

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異能によってできることはあなたとくれは少年でタイプが違います。 ・あなた→蛇から人間形態への変身(蛇状態が好きで自分から変身することは滅多にない)、人間の幻惑(一番長けている力なのでまず失敗はない)等 ・くれは→とにかく人智を超えた身体能力(制御が難しい)、相手を問わない威圧等

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【今回のキャラ紹介】 ・あなた…お山に棲むモノノ怪の大将格である大天狗「天魔」に仕える側近。白く輝く鱗が美しい(一番の自慢)小さな蛇の変怪です。いつも冷静な参謀タイプですが面倒事を嫌う性格によって物事の効率化を図っている為、それほど仕事熱心な訳ではありません。

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(続)天魔のことは信頼していますが同時に気安い仲でもあるので飲み比べをしたり容赦のないツッコミをいれたりしています。今回は前回と違い、極力個性を排したプレイヤーの映し身というよりは単に視点係という感じ。変身した人間形態は白の長髪、赤い瞳、くれはとそう変わらない背格好の少女。

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・天魔…天魔とは最も強い天狗につけられる称号。あなたと同じく本名は未設定。あだたら山に棲むモノノ怪たちのまとめ役。最も長く生きる者が務める慣例なのだが、本人的にはさっさと楽隠居したい。大抵の日本妖怪と同じく酒好き。子供好き。でも老害らしさもあってなかなか好かれないのが悩み。

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(続)外見イメージはスタイル抜群の和装美人。背丈はかなりデカイ。マッチョ志向なので自分の高スペックを他人にも軽々しく求めがちだし、部下への可愛がりは相当キツイので嫌がられている、が、嫌われているわけでもないのが人徳。

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・くれは…鬼の血を引く最後の子。山に棲むモノノ怪たちの中でも特に年若く、純粋無垢なエネルギーに満ち溢れ、子供らしい危なっかしさも山盛りの少年。これと信じたワガママは無理にでも通したがる。しかし常識的な筋もきちんと通さなきゃ、とも思えるのが偉いところ。

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(続)腕白だがすぐに暴力へ訴える程短絡でもない。が、所詮は子供の堪忍袋なので勿論限界はある。誰とでも気安く仲良くなることが出来、なつっこい笑顔は人から好かれる。外見年齢１０歳程度。少し赤みがかったツンツンヘアー。

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【選択肢】 一夜明けて、日は既に高く上り。天魔から(地図)(買い物メモ)(お金：２万円)(型のすごく古い携帯電話)の入った巾着袋を渡されたくれは少年。ポケットにあなたを忍ばせて、意気揚々と出発します。さて、最初の行き先は…？

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@gamebook255 全てのイベントには移動時間とイベント自体の消費時間が存在します。単位は実際の何分というものではなく特殊単位(時間)としてお考えください(要は数字だけ見ればいい)。当然、少ないほうがいいのですが、山へ帰るまでのボーダーが幾つなのかは非公開です。

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【１】 　ここまで。ではまた次回。

ぴよこ @anokazenikike

【宣伝】 twitter.com/gamebook255/wi… 新シナリオの連載はじめました。よかったら見てやってください。投票もください(わがまま)

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ゲームブック冒険記 ncode.syosetu.com/n0668cw/ by bit.ly/NovelViewer

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まだまだ投票お待ちしてますよ

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票が綺麗に割れてしまったのでまずはダイスでの判定から。

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@dicerobot 1d4

DiceRobot - サイコロくん @dicerobot

@gamebook255 4面ダイスを振りました…[2]

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上から二番目、肉屋さんを選んだということで。

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【２】 　あなたとくれは少年はのどかな田舎道をてくてくと歩く。両脇には田んぼ。遠くに木陰で休憩をしているおじいさんが見える。そんな退屈な風景も、くれは少年は楽しそうにきょろきょろと眺めながら見ていた。

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それなりの距離を歩いた。風景は様変わりし、人通りも徐々に増えてくる。この辺りから商店街だ。あっちへふらふらこっちへふらふらと何を見ても楽しそうなくれは少年をあなたはおざなりに誘導し、お肉屋さんの前へとやってきます。

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「いらっしゃい！」恰幅のいいおばさんの店員が出迎えてくれる。くれは少年がメモを取り出すと、そこには肉屋の項に(牛豚合い挽き３００ｇ)(豚バラ肉２００ｇ)とある。「お、見かけない坊やだね。今丁度コロッケが揚がったところなんだけど、ちょっと食べてみる？」「良いのか！？」

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「はふはふ…うぅん、美味しい！おばさん、おれ、こんな美味しいのはじめて食べたよ！」「そうかいそうかい、それじゃひとつ買ってみるかい？」「うん！」いや、待ちなさいって。

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くれは少年がポケットへ欠片を放り込んでくれる。…まあ、確かに美味しいけども。

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肉屋を出たあなたたちは商店街の人波をしばらく眺めている。何を見ても気になるくれは少年もだが、あなただってあまり人里へ降りてきたがるタチではない(じゃんけんで負けて買い出しに来たりはするのだが)ので、そういえば最近は来てなかったな、などとひとりごちる。