誰かの安田先生

あさこ。 @yoko_7d8u_asako

【誰かの安田先生】 ① 私が机に向かって作業してると、 傍らにコトンと マグが置かれた。 「あ･･･私に？ありがとぉ」 それは苦いのが飲めない私の為に 先生が入れてくれる 少し甘めのカフェオレ。 先生は机を覗きつつ 『勉強してんの？』 って。 #誰かの安田先生

あさこ。 @yoko_7d8u_asako

② 「あ･･･ 勉強じゃなくて･･･」 それは趣味で書いてるお話。 実は･･･先生との事をモチーフに こっそり書いては楽しんでて･･･ 『勉強ちゃうならなんや？』 そう言うと先生は イタズラっぽく ノートをのぞき込んできて･･･ さっと一読して笑う。 #誰かの安田先生

あさこ。 @yoko_7d8u_asako

③ 『これ、俺との話？』 言われて･･･真っ赤になる。 そんな私の頭を先生は 優しく撫でて 柔らかく微笑む。 『ええやん。 ライターになるの夢やもん いっぱい文章書く練習せなな。』 その言葉にほっとして 先生の方を見たら･･･ 先生が私を見つめてて。 #誰かの安田先生

あさこ。 @yoko_7d8u_asako

④ 「ん･･･？先生？」 私がそう聞くと 先生は頬に手を添え そのまま私にキスをした･･･ 「ん･･･っ」 コーヒーを飲んだ先生の舌は ほんの少し苦くて。 でも。 この苦味は 私が大好きなもので。 それに酔いしれる私に 先生が囁く。 #誰かの安田先生

あさこ。 @yoko_7d8u_asako

⑤ 『俺をモデルに話書くなら。 とびきりかっこいいのにしてや？ お前が好きになった 俺のかっこいいとこ。 いーっぱい詰め込んで。 な？』 そう言うと その唇はまた 私に重なった。 #誰かの安田先生 pic.twitter.com/nGRZKvlA0P

拡大

あさこ。 @yoko_7d8u_asako

⑥ 先生のキスは どんどん深みを増して･･･ 次第にその手が 私を撫で始める。 私は慌てて 抵抗してみせる。 「先生･･･ あんまり えっちぃことしたら･･･ お話の先生も やらしい人にしちゃうよ？ いいの？」 すると先生は 少しキョトンとして。 #誰かの安田先生

あさこ。 @yoko_7d8u_asako

⑦ 『別にええよ？ エロいの隠してへんし。 ･･･それに 多少エロい方が 女の子に受けるんちゃう？』 そう言うと また意地悪く笑って そのまま私達は ･･･お話に出来ない事 たくさんしました/// 【終】 #誰かの安田先生 pic.twitter.com/x3pYE0G7pO

拡大