新米神奈川県民が、かつて神奈川県民だった人の箱根ガイドをまとめる

しの（77.0kg） @raf00

いきなりだが、元神奈川県民として突如箱根愛が噴出したので、勝手に箱根観光ガイドを始める。

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箱根という場所は「旅のテーマパーク」と呼ばれるほど様々な要素が密集したエリアだ。1度や2度では楽しみ尽くせないほどに観光スポットがあり、春夏秋冬の自然はもちろん富士山を最も美しく眺められる。そしてなにより温泉！というわけでイイトコ教えるのでぜひ行け。いいから行ってみろ。

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さて、「箱根」というエリアはどういう場所であるかというと、火山である箱根山とその外輪山からなるカルデラを中心とした観光都市だ。全国でも温泉地として有名で、その範囲は箱根湯本駅から芦ノ湖までで大体10km、この中に数多くの観光ポイントが密集している。

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箱根と言えばアート・自然・温泉、この3つで楽しむのがテッパンだ。アートでは「箱根彫刻の森」「箱根ガラスの森」「成川美術館」、自然では「芦ノ湖」「大湧谷」、温泉は数え切れないがその中であえて挙げるなら「箱根小涌園ユネッサン」がオススメ。

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箱根に日帰り・一泊で遊びに行くならこれらのうち1～2スポットを選んで組み立てるのが良い。いずれもがっつり遊べる上に「けっこう歩くので足が疲れる」ので、1度に3つ以上を回るのはタフすぎる。

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箱根のアート。フジテレビでおなじみすぎて陳腐感溢れる「箱根彫刻の森」だが、ここは1度は訪れるべき場所だろう。野外彫刻を中心とした展示、常設の「ピカソ館」は本当に見る価値がある。「ガラスの森」は欧風な建物と庭園でステキな時間が過ごせる。オサレデートを目指すならこっちだ。チクショウ！

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箱根のアート。フジテレビでおなじみすぎて陳腐感溢れる「箱根彫刻の森」だが、ここは1度は訪れるべき場所だろう。野外彫刻を中心とした展示、常設の「ピカソ館」は本当に見る価値がある。「ガラスの森」は欧風な建物と庭園でステキな時間が過ごせる。オサレデートを目指すならこっちだ。チクショウ！

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箱根のアート2。日本美術を楽しむなら成川美術館がいい。展示内容が退屈？いやいや大丈夫、この美術館のキモは美術館ではない。展望ラウンジからの景色が箱根で最も優れた場所で、ここからの景色を見るためだけに訪れる価値がある。この景色をもって「箱根を制した」と言える。

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箱根の自然。芦ノ湖は箱根の中でも最もメジャーな観光ポイントだ。有名な「箱根の関」や、箱根駅伝の往路ゴールなど見所は多い。あと芦ノ湖遊覧船が際立って有名だが、冬期期間中これには絶対に乗ってはいけない。極寒地獄で景色を見る余裕がないから。

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箱根の自然2。火山地である箱根をひとつ象徴する景色が大涌谷だ。岩肌からもうもうと沸き上がる火山ガス、変な色になった湯など、その昔「地獄谷」と呼ばれていた景色を眺められる。ここの名物は地熱を利用して真っ黒になった黒玉子で、1個食べると7年寿命が延びるそうだ。

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俺などは大涌谷に10数回行き、黒玉子を毎回2～3個は食べているので、200年は寿命が延びているはずだ。

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箱根の温泉。箱根は全国屈指の温泉地でもある。最近は旅館が日帰り客向けに温泉を開放することも多いのでいろいろ試してみると良いだろう。だらっと車を走らせればどこでも入れそうな風呂が見つかるので安心。箱根温泉はさらっとした単純泉が多い。

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箱根の温泉2。で、温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」は当然猛烈にオススメ。のぼせ必須の大量の温泉ゾーンで一日楽しめる。ただし、あまりに露天エリアが広く楽しいために厳寒期に行くともれなく風邪をひく。要注意。

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最近は「箱根と言えばヱヴァ」という向きもあるだろうが、そういう方は湯本駅前で殴り合い、仙石原から芦ノ湖を眺むポイントで黄昏れたりすると良いだろう。ヤシマ作戦の二子山近辺は「本当にナニもない」ので注意だ。

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箱根のグルメ。ここまで猛烈に箱根をおすすめしてきたのだけど、一つだけ泣き所がある。とびきり美味い飯を食わせる店が極端に少ないこと。なので泊まりで箱根に来る人は料理に定評のあるホテルや旅館を選ぶべきで、日帰りで遊ぶ神奈川県民などは「小田原まで出て飯を食う」が定番化するなど結構ひどい

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箱根のグルメ2。そんな中でも軽く小腹を満たすことが目的なら素晴らしい場所はある。箱根町の宮ノ下にある「渡邊ベーカリー」というパン屋さんで、ここの温泉シチューパンはくりぬいたパンの中にビーフシチューをたっぷり入れたもので、マジで美味い。宮ノ下はそういう小さくて美味い店が多い。

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というわけで、箱根で行くべきポイントをいくつか抜粋して紹介した。行け、箱根に。遊んでこい、箱根に。

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個人的に、車で国道一号線を小田原から入って湯本に到達するまでの「あぁ、観光地に入って行くぜぇぇぇぇぇぇ！！」な感じが好き（神奈川県民らしいローカル感）