このアパートはそんなB町でやっと条件に合った部屋だったのだ。しかし、予算オーバーと道路の排気ガスが気になるということで保留にした。 なかなか見つからぬ… チェッ ∧_∧:::: (・ω・`)::: .(__)>::: 丶ノ|:::::
2015-11-29 19:49:32そしてさらに時は流れて3ヶ月。 \ もう9月!? /  ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ヽ从/ ∧_∧ (゜Д゜;):._ r'⌒と,j ミヽ ノ,.ィ' `ヽ./ ./ i!/ (_,. // お金なくなっちゃうよ…
2015-11-29 19:51:13ふとB町のホームページを見てみると、57000円だった家賃が50000円に値下げされていたのだ!慌てて管理している不動産に電話してみた。 ナヌッ!!! ∩∧_∧ ⊂⌒(;゜Д゜// ̄/ .`ヽ_つ/ /と ` ̄
2015-11-29 19:55:51僕「(´;ω;`)せっかく下書きして論理的にツイートしようと思ったのに…」 ◯◯「がんばって準備したのに、始めた途端に全く違うものが降りてくることなどよくあることじゃないですか。」 僕「後で絶対書いてやる。」 ◯◯「それはエゴですね〜『せっかく作ったのにもったいない』という。」
2015-11-29 20:21:58とにかく、僕は不動産会社にあのアパートの賃料が下がったことを確認しようと電話したのだ。 僕「もしもし、以前B町の物件案内をお願いした林と申しますが…」 社員「ああ、林さん!ちょうどよかった。」
2015-11-29 20:25:02社員「◯◯アパートの賃料が50000円に値下げしたんですよ。それから、以前道路の排ガスが気になるとおっしゃっていた件ですが、道路に面していない反対側の部屋の方が10月いっぱいで退去されるんですよ。」 僕「(`・д́・;)なん…だと?」
2015-11-29 20:26:256月に見学した時、空いているのが道路と反対側の部屋だったらよかったのに、とは確かに思った。家賃も50000円だったらなと確かに思った。3ヶ月でその通りになったのだ!
2015-11-29 20:28:17うまく理想の生活を引き寄せることができたぞ! ♪∩ ∧__ ∧ _ヽ( ^ω^ )7 / `J ,-┘ `ヽ、_ ノ ) )♪ と、この時は思ったのだ…
2015-11-29 20:29:04そして11月。目的の部屋の住人が退去してから僕らは以前見学した部屋とは反対側の部屋を見学に行った。 僕「・・・これは(`・д́・;)」 妻「あれ?」
2015-11-29 20:30:45以前見学した部屋に別の家族が入居していた。そして、その日は天気が良く、洗濯物が干してあった。 強烈な柔軟剤の臭いが隣の部屋にいても香ってきた。窓を閉めれば大丈夫だが、これでは日中は窓を開けられない。
2015-11-29 20:32:11直感で『ダメだ』と思った。でも、B町でこれ以上の賃貸物件が出てくるとは思えない。もう丸1年も待っているのだ。なんとか柔軟剤の臭いをブロックする方法を見つけることにした。妻も何かいい方法はないかを考えていた。そして、契約することにした。
2015-11-29 20:34:04不動産会社に戻り、書類を記入して、大家さんの審査が通ったら契約書類を送ると言われ、岐阜に帰った。 数日して、大家さんの審査に通ったので契約書を送ると連絡が来た。 引っ越し業者も決め、今のアパートに解約の申し出もした。
2015-11-29 20:36:40しかし、何日経っても契約書が届かない。もう2週間も経つ。 僕「まだかなあ?」 妻「ちょっと遅すぎるね。それに…」 僕「それに?」 妻「正直あのアパートはベストじゃない。」 僕「(`・д́・;)・・・(こいつ、俺の直感と同じことを…)」
2015-11-29 20:40:07その日の夕方5時15分。電話が来た。 僕「もしもし?」 ??「もしもし、私、B町定住促進室のT橋と申します。」 僕「ああ、T橋さん、ご無沙汰してます。」
2015-11-29 20:42:05田舎暮らしに興味がある人のために書いておくと、過疎地の田舎には移住者を誘致するために市町村のサポート課が存在する。『田舎暮らしの本』に詳しく載っているが、移住希望者のために物件を探したり、仕事を紹介したり、町興しを企画している。
2015-11-29 20:44:28僕も以前B町の定住促進室を訪れ、もしいい物件が出てきたら連絡をして欲しいと頼んでいた。しかし、全く物件が出てこないため、連絡が来たことは一度もなかった。 僕「T橋さん、実は来月B町に…」 T橋「物件が見つかりました!」 僕「…引っ越すことに…えっ?」
2015-11-29 20:47:12T橋「今日は林さんの希望に合った物件が出てきたので、連絡差し上げました!一戸建ての賃貸物件です。」 僕「( ゚д゚)マジすか?ど、どこで確認できます?」 T橋「うちのホームページです。今日アップロードしたばかりの物件です。」
2015-11-29 20:49:11電話を切り、確認すると、確かに一戸建ての物件だった。賃貸は35000円。2DK。外観はとても綺麗だ。 僕「これは・・・いいんじゃないか?」 妻「良さそうだね。」 僕「ちょ、ちょっと電話するわ。」
2015-11-29 20:51:01僕「もしもしT橋さんですか?ホームページ見ました。あの、僕ら以外にB町で物件探ししてる方に連絡ってしました?」 T橋「林さん以外には3人の方に連絡しましたね。」 僕「そうですか。」 T橋「物件の詳しい内容や見学については、不動産会社に問い合わせてみて下さい。」 僕「はい!」
2015-11-29 20:53:33つ、次は不動産会社に電話だ! ∧∧ (*゚ 0゚)彡 / | ~(,,_,ノ 妻が滅多にない動揺する僕を不思議そうに見ていた。 この時、僕は直感とエゴの狭間で混乱していたのだ。
2015-11-29 20:55:23不動産会社に連絡すると、僕ら以外に連絡をしてきた人はまだいないそうだ。見学は週末になることを伝えると、他に希望者が来ても先約があると優先してくれることを約束してくれた。
2015-11-29 20:56:53そして家に帰ると、郵便ポストに一通の不在通知表が… なぜか届かなかったアパートの契約書だった。 もし、昨日までに契約書が届いていたら…すでに契約書を郵送してしまっていたら…ギリギリだった。
2015-11-29 20:58:26週末になり、僕は再びB町を訪れた。そして物件を見学すると、そこはすべての条件をクリアした素晴らしい家だったのだ。これがその家の部屋からの眺め。 pic.twitter.com/KZ1eejxmDV
2015-11-29 20:59:50まさに僕がイメージした理想の景色だった。僕はこんな風に家の玄関を一歩出たら大自然の中で、いつでも山を観ながら瞑想ができるような家に住みたかったのだ。
2015-11-29 21:01:05そして家の前には、自由に使える庭があった。家庭菜園をするには十分な広さで、農薬や肥料にまみれていない、自然農法をするのに最適な低い雑草の生えた土地があった。 pic.twitter.com/imXM5zAvo0
2015-11-29 21:02:35