エネルギー消費50%削減を目指す住宅設計「自立循環型住宅設計講習会 温暖地版in新潟」
建物形状と熱損失の関係。同じ断熱仕様で正方形総2階建の熱損失を1とすると、同面積の平屋では1.18倍、長方形プラン(鰻の寝床のような奥に長い)2階建で1.24倍の熱損失に。
2015-12-10 14:41:35水と生ゴミ処理と効率的利用。これはまだ効果測定には至っていない。直接省エネには繋がらないが節水とゴミ問題もあるので削減率を例示しながら紹介。
2015-12-10 14:50:45コージェネレーションシステム。簡単に言えば小さな発電所のようなもので電気と熱を作る。通称でエネファーム、エコウィルなどのシステムがある。
2015-12-10 15:09:45この作った電気と熱を全部使えば一番だが実際は中々難しい。住宅では電気と熱の発電割合が合わないのが実情。悩ましいところ。
2015-12-10 15:15:30照明設備計画。電球型蛍光ランプ、Hf蛍光ランプ、LEDランプがある。LEDが優れている。蛍光ランプは今は少なくなったがHfが付いてない蛍光ランプもまだあり、効率が悪いので値段だけで比べて安いからと買わないように。
2015-12-10 16:02:58高効率の観点では今はLED1択。LEDは高寿命だし、紫外線もほぼゼロなので蛍光灯のように家具の紫外線焼けの心配も無くなる。
2015-12-10 16:07:50続いて、高効率家電機器の導入について。ここは建築設計とは関係ない分野だが、住宅全体のエネルギー消費の1/3に影響を及ぼしてるので大切。
2015-12-10 16:13:04家電の省エネは物凄く進んでいる。目標レベル0は2010年頃の消費電力。レベル-3が最低で60%増加。レベル2が40%削減。という幅。
2015-12-10 16:16:08家電の一次エネ消費割合は大きい順に、レベル0の住宅で、液晶テレビ22%、冷蔵庫20%、温水暖房便座22%(1、2階で2台想定)、ドライヤー9%。テレビ、冷蔵庫が2強。
2015-12-10 16:19:16テレビの消費電力は周辺の明るさの変化で変わる。支障がない範囲で部屋の明るさを落とすとテレビの消費電力は下がる。ものによって最大50%削減。
2015-12-10 16:34:36電気ポットはなるべく魔法瓶型を選ぶ。電気ケトルと都度ガスでヤカンでお湯を沸かすのどちらが得か?はほぼほぼ同じ。厳密には僅かにガスがCO2削減に繋がる。が、実際はヤカンで沸かしたお湯はその都度使い切りますか?という事も加味する必要がある。
2015-12-10 16:39:17太陽光発電の話。ここはちょっと他と違う。太陽光発電は創エネ。他は省エネ。作って売ればプラマイゼロという理屈が成り立つ世界。エネルギーの話とお金の話は切り離して使うこと。
2015-12-10 16:47:19何をもって、自立循環型住宅言えるのか言えないのかについては、特にこの数字とかこれぐらい削減したらというものはない。大切なのは今日触れた各要素技術を意識して設計したものが自立循環型住宅である。
2015-12-10 17:26:22今回の講習会受講者に限り、本人が使用することを前提で「自立循環型住宅への設計ガイドライン(蒸暑地版、準寒冷地版)」「自立循環型住宅設計実例Vol.1」が購入可能。受講者の通し番号が振られた専用用紙で発注する。なんて厳重な・・
2015-12-10 18:42:13準寒冷地版のテキスト前から欲しかったけど、新潟にいる限り対象地域がもっと北だから手に入らなかった。講習会を受講しない限り絶対販売・配布しないからなこれ。早速ポチろう。
2015-12-10 18:44:21