『科学報道とジャーナリズムに関する2つの論文』添田孝史さんのツイートまとめ(2015.12.12作成)

2
添田孝史 @sayawudon

新聞の科学報道とジャーナリズムの規範的機能(2009) dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/handle/… 水俣病、薬害エイズ報道の失敗までしか分析されていないが、これに福島が加わるわけですね。筆者の言う「『科学部』ジャーナリズム」が失敗を繰り返すのはなぜか、そこがもう少し知りたい。

2015-12-12 20:38:13
添田孝史 @sayawudon

柴田鉄治氏は科学報道をこう区切っていたそうです(1996)。 1950年代〜60年代 科学技術をわかりやすく説明する「解説の時代」 1970年代 公害が社会問題かした「批判の時代」 1980年代 科学技術のプラスとマイナス面を見据える「複眼の時代」

2015-12-12 21:05:20
添田孝史 @sayawudon

1990年代 脳死や遺伝子治療など一等両断では切れない「難解の時代」 そしてそれ以降は先を見通すことが期待あれる「洞察力の時代」としていたそうですが、なんだかいまや50年代レベルにかなり戻っている気がしないでもない。

2015-12-12 21:07:13
添田孝史 @sayawudon

価値観が入る、ことは科学者側でもまだ理解は広まっていない気がします。トランスサイエンスなんて昔から言われてますが、科学者(それも政策に密接にかかわる分野)の多くは認めておらず、なんでも方程式で正解が出てくると思ってるのかもしれません twitter.com/werekuma/statu…

2015-12-12 22:15:45
クマ @werekuma

@sayawudon 社会的影響が大きい科学分野は、みんな一刀両断に報道できないのでは。たいていは、お金や人員、政策や価値観の話が出てきます。わかりやすい文章が書ける「サイエンス・コミュニケーター」をほしがる人は多いけど、それだけでは、一般社会と離れた「趣味の世界」になりますね

2015-12-12 22:09:17