それはそうと、本編はライバルポジ・シャマンとの対決、邪動帝国の様子といった感じの話に焦点を当てている。シャマンは今の所特に抜けもなく、邪動帝国の面々も何かシリアスな面子(ドクターバイブルぐらいが例外か)が揃っており、ワタルと差別化されているような気がしなくもない
2015-12-13 23:39:21あと余談ながら量産型の敵ポジことヘルメタルについて。彼に関してはロボット姿が何処となくギガノス軍のメタルアーマー(ゲルフっぽい)を彷彿させる姿 pic.twitter.com/MxuxvyOhxk
2015-12-13 23:41:28第3話……ガスがウィンザートを呼びだす話。ただガスがウィンザートを呼びだそうとするきっかけ、魔動弓を弾けるようにするきっかけ、ウィンザートの活躍辺りなどと全体的にメインとなる要素は薄味気味か…… pic.twitter.com/tpyKrMNe4m
2015-12-13 23:42:51それはそうと、ウィンザートだが、アクアビート共々脇の魔動王は喋ってくれないらしい。そこら辺はちょっと寂しいところだが、ワタルの魔神も喋るのは主役だけだったのでその点は仕方がない所か。
2015-12-13 23:44:50また、仮に3人共々喋るとなると意志を持つロボット軍団として同期に展開されていたTFシリーズとイメージが重複してしまう事情もあったのだろう。そんでもって翌年のSD路線(ラムネ、ムサシロード、ヘポイ、てやんでぇ)で喋るSDロボの群衆劇になったのはTFシリーズの終焉もあってか
2015-12-13 23:46:19一応演出上の都合でグランゾートだけしか喋らせていない(一応他の2機も喋っているということになる)設定もあるらしいが、真相は果たして……
2015-12-13 23:47:05そんでもって、グランゾートのナレーションだが良く「母さん~」の出だしから始まる大地の独白が多い。月面の冒険も母さんへ旅行しての日記のように楽しんでいる様子で語られており不覚にもほほえましくなる訳だが…… pic.twitter.com/DS4TusMM0t
2015-12-13 23:49:52ここら辺、大地の母がどんな人物なのか現時点では不明ということもあり、妙な想像に掻き立てられながらも恵まれたまともな家庭で育った少年だと実感できそう。最終回も「ただいま、母さん」とのサブタイトルだそうでよほど母想いなんだろうなぁと pic.twitter.com/35w22zfS7g
2015-12-13 23:51:28そんな訳で3話で格闘家の鍛錬にちょうど良いとレスラーバーで無謀な勝負を挑むガスへ賭ける観客がいない為、賭けが成り立たない事で大地がガスが賭けるかどうかとの葛藤で微笑ましいナレーションが使われているかと。
2015-12-13 23:52:42ここら辺は、母さんはギャンブルは良くないと良く言うけれど、父さんは時には思い切ってやることも大事だと答えていたと言ってた。ここは父さんの言葉を信じて賭ける!という経緯のネタで、ガスを応援しようという大地の意気込みが伝わる訳だが……1コインしか賭けていない事は気にするな!(汗)
2015-12-13 23:54:07といったところだろうか。今の所そこそこ面白い訳で次回から3人の中で人気の高いラビと、出番の少なさに定評のあるアクアビートが出てくるらしい。果たして……
2015-12-13 23:54:51グランゾートの方から。4~6話までについてで大体主役の面々の中では特に人気のあるラビと、出番の少なさに定評があるらしい魔動王アクアビートという両極端なコンビが参戦する辺りの話について。
2015-12-17 08:10:50そんでもって、世界観の特異な組み合わせが中々癖になる訳で仄かに富野作品っぽいテーマがにじみ出ている辺りがなかなか個人的には面白い。ワタルから続くSDロボットアニメの空気を維持しつつもちょっと背伸びした感じがあるかも。
2015-12-17 08:12:38ここら辺は”月の内側世界を舞台に魔法と兵器を交えた冒険と戦争"という感じで、SFっぽい世界観に魔法ファンタジーとミリタリー路線が折衷されているような。
2015-12-17 08:14:30サンライズ的にザブングル(西部劇)、ダンバイン(ハイファンタジー)、ガリアン(スペースSF)が三位一体というような感じだろうか。
2015-12-17 08:16:43ちょっとwikiで見たら月の内側世界に兵器同士の戦争と魔法ファンタジーが共存している一方、地球人が移民して成り立った世界という背景もなかなか奥行きが広いものが。ガスの名字がヤマモトというのはどうやら地球から月への移民した家系の子孫だったというのを考えると納得
2015-12-17 08:18:17なので、魔法ファンタジーのようでスペースSFのようでミリタリー系戦争路線のようでと結構グランゾートって贅沢な作品だなぁと思いつつ。
2015-12-17 08:19:23あと戦争路線辺りについて、魔動王が純粋に魔法で召喚される神秘の結晶として描かれている事に対して、邪動神が同じ神秘の結晶っぽい胴体をベースに兵器として生産された手足を組み合わせて運用されている辺りがイデオンやオーラバトラーと似たような概念を感じる。
2015-12-17 08:20:41一応ワタルの魔神についても魂の入れ物として軍需メーカーが魔神を製造しているという設定があるので、この2作品でのメカの描き方って親しみのあるロボットの一方で、サンライズリアルロボットらしい兵器としての面も備えていそう(ワタルが高橋作品、グランゾートが富野作品的な)
2015-12-17 08:21:57また、グランゾートでは邪動族側のゲストパイロットが結構戦死する描写が多い訳で、ここら辺はその世界の階層のボスを倒せば元の善良な人々に戻るワタルと違って少しシビアな要素もあるかも。
2015-12-17 08:23:22無論、そのゲストパイロットの大半が粘土から生み出されたり、死者の部位や遺品から蘇生されたりという経緯であって、ゲストパイロットの戦死についても大分緩和されてはいる訳だけど。
2015-12-17 08:24:35そのゲストパイロット達が大地達の魔動力の覚醒に対して「こんな子供に押されている!?」って感じで狼狽して敗れる描写が結構多い。ここ辺り子供=ニュータイプの宇宙世紀のガンダムシリーズと似たような立ち位置で魔動戦士が扱われているのかも。
2015-12-17 08:25:481st~ZZ辺りの3作で主人公ら子供=ニュータイプ、大人=オールドタイプの図式が出てきてニュータイプがオールドタイプを打破するという図式が結構出来上がった感じだが、グランゾートの子供と大人の対決も結構この頃のガンダムシリーズっぽい気がしなくもない。
2015-12-17 08:27:22なので、個人的にグランゾートはライトなノリのSDロボットアニメとしてもそうだけど、結構80年代のサンライズリアルロボットアニメがお好きな方でも意外とノレるのでは?と。硬軟一体というか。
2015-12-17 08:29:40