カラスを騙し対話するドローンを作りたい！

Ryosuke Shibato / academist @RShibato

I'm at デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス - @dhuniv in 千代田区, 東京都 swarmapp.com/c/5PjVzYIE6pE

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デジタルハリウッド大学院／総合研究大学院大学共同主催セミナー「カラスを騙し対話するドローンを作りたい」に参加しています！#カラスドローンセミナー

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カラスによる農作物被害は約21億円（農林水産省／平成24年）。他にも、営巣による配電トラブルや騒音、糞害、ゴミを漁るなど、さまざまな被害がある。どうにか防ぐことはできないだろうか？#カラスドローンセミナー

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塚原さんは学部4年生の頃から13年間カラスの研究をしている。当時の指導教員の方から、カラスがどのような会話をしているのかを調べたらどうか？と提案されたことがきっかけ。#カラスドローンセミナー

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カラスの鳴き声を音声解析した結果、「求愛」「餌ねだり」「威嚇」など、41種の異なる特徴を持つ鳴き声を確認した。観察の結果、カラスが逃げる時の行動パターン（警戒声⇨威嚇声⇨逃避声）を発見し、カラス撃退装置を開発した。#カラスドローンセミナー

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現在は、遠くのカラスまで音が届くようなカラス撃退装置を開発している。しかし、音だけでカラスをコントロールすることは難しい。そこで、ドローンの研究をする末田さんと共同することで、カラスを騙す仕組みを実装していくことにしたとのこと。 #カラスドローンセミナー

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酪農家での深刻なカラス被害もある。農家の方々はカラス被害を減らすするために、カラスの死骸をつるしたり、既存の「カラス撃退製品」を利用したりすることで、対策している。しかし、何回か利用すると効果がなくなってしまうとのこと…。#カラスドローンセミナー

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都内のカラス生息数は約15000羽、捕獲数は約11000羽（捕獲されるカラスは自然淘汰されるような頭の良くない？カラス）。カラス対策予算は6600万円。現在は「箱罠（箱の中に食べ物を入れておく！）」を利用してカラスを捕獲している。#カラスドローンセミナー

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捕獲されたカラスをただ殺処分するのであれば、食べてしまおう！ということで、カラスのモモ肉のパイ包み焼き、燻製などを作成中。安全性に関して平塚のカラスで調べたところ、特に問題はなさそうである。#カラスドローンセミナー

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カラス胸肉はコレステロールが低く、タウリンが多いとのこと。長野県の上田地方ではろうそく焼きと呼ばれる形でカラスが食べられている。また、韓国では滋養強壮の漢方として、古典フレンチの高級食材として食べられているとのこと。#カラスドローンセミナー

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塚原さんも、タンドリークロウ、マーボー豆腐（塚原さんオススメ！）、カレー、餃子など、さまざまな形でカレーのレシピ開発を行っている。academistのリターンでも、胸肉の燻製の試食会に参加できる権利が…! #カラスドローンセミナー

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ドローンの話。電子部品が安くなった結果、個人レベルでもドローンを作ることが可能になった。ほとんどのドローンは中国で作られている。規制もまだ緩い。ものすごいスピードで進化している。#カラスドローンセミナー

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コンピュータでドローンを制御できるようになった。もしなんらかの理由でドローンが制御できなくなっても、自動的に出発点に戻れるようになっている。また、あらかじめ位置座標を入力することで、自動制御ドローンを作ることができる。#カラスドローンセミナー

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80年代のマイコンブームのように、ドローンのブームがやってくる。末田さんが働くシンガポールは、ドローンそのものを産業化する流れがあるので、実験環境は大変良い。#カラスドローンセミナー

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FPVゴーグルとヘッドトラッキングを使うことで、飛んでいる物体の視点（＝実際に飛んでいるような視点）になり、ドローンレースのようなことができる。頭の動きとドローンの向きが連動しているので、リアル感も満載！#カラスドローンセミナー

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ここで実物の紹介。塚原さんの向きに合わせて、ドローンのカメラの向きが変わります。#カラスドローンセミナー pic.twitter.com/rGGFJ65QVF

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末田さんは、毎朝ドローンを利用した空中散歩をしている。現在は飛行機型を利用している。ヘリとは異なり、その場で機体を維持することができない。試行錯誤をし続けた結果、今では飛行ロボをゼロから作れるようになった。#カラスドローンセミナー

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開発する過程で、ドローンで会話をしたくなった。これがカラスドローンプロジェクトのきっかけ。現在は「スピーカー内蔵の剥製カラス」と「カラス型ドローンの試作（鳥型機体の政策、羽毛迷彩）」の作成を進めている。#カラスドローンセミナー

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日本でドローンを飛行させるためには、アマチュア無線免許を取り、技適申請を行った上で、飛行を行う必要があるとのこと。操縦はドローンに任せて、カラスを探したり、カラスと対話をすることに専念している。 #カラスドローンセミナー

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動物と当たり前に暮らしているロボットはあまり見かけない。Talking Droneの研究を行うことで、カラスとコンピュータが対話する世界観を作りたい。#カラスドローンセミナー

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クラウドファンディングに挑戦する理由と意義について。大学間競争激化に伴う研究成果の流通がグローバル化している。その結果、引用されやすい研究をフォローした研究が増えることになる。そうなると、異分野間や若手の研究者が新しい研究を始めることが難しい。#カラスドローンセミナー

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ファーストステップとなる資金がなかなか取りにくい。カラスを食べるというような突飛で実績のないアイデアは国からの支援を得ることが難しい。そこでクラウドファンディングに挑戦することにした。#カラスドローンセミナー

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動画の紹介中。大画面で見ると迫力が…！ pic.twitter.com/INDOh8OciC

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質疑応答。「カラスを騙す実験はどこでやるのか？どれくらいのスケジュール間で進めていくのか？」 #カラスドローンセミナー

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塚原さん「日本で進めていく予定。（シンガポールでは即射殺されるらしい…）まずは日本での課題を解決していきたい。スケジュール感としては、だいたい１年くらいを考えている。」#カラスドローンセミナー