★Merry Christmas in Wonderland★【12/25】

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凛「ふぁ～ハル、もう起きてたのか？」 遙「おはよう。昨日の余りじゃ足り無さそうだからな」 凛「なんか手伝うか？」 遙「ここはいいから早朝ランニング行ってこい」 凛「おう、悪いな」

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宗「なんか手伝うぞ」 遙「宗介。じゃあこの皮を剥いてくれ」 渚「ふぁ～おはようハルちゃんソウちゃん」 怜「おはようございます」 遙「渚、怜、おはよう」 渚「僕このへんのごちゃごちゃ片付けるね～」 遙「帰ってきてからやるからいいぞ」 怜「僕らが落ち着きませんから」 渚「うん」

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凛「ただいま」 遙「おかえり」 凛「なんだ？真琴と貴澄はまだ起きてないのか？」 宗「そろそろ起こした方がいいな」 渚「あ！ボクあれやってみたかったんだけど…」 遙「なんだ？」 渚「フライパンとオタマ貸して！いくよ」 ガンガンガンガン！！ 真「うわ！何？何？？」

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凛「あの音でも起きねぇって…図太い神経してんな」 真「しょうがないよ…ハル。この前みたいに耳元で言ってあげて…」 遙「わかった……貴澄、朝だぞ起きろ」 貴「…ん、ハル？…あ、おはよ～」 真「さすが…あんだけ大きい音だしても起きなかったのにハルの一言だけで起きれるなんて…」

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凛「準備済んだかー？」 渚「バッチリ！」 真「衣装や小道具も持ったし…」 凛「あ！そういえば帽子屋の帽子のタグが外れそうだったの忘れてた；」 遙「見せてみろ」 凛「ああ」 遙「……これ安全ピンが取れてるだけだ。……ほら、付けたぞ」 凛「お、サンキュ」

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江「みなさ～ん！こっちです！」 真「あ、あの子は」 凛「あ？誰だ？」 江「花ちゃん！昨日の私のデート相手で、この幼稚園の先生だよ」 渚「わー！花ちゃんだ！久しぶり～。え、花ちゃんって保母さんだったの！？」 花「あ、いえ…正確には今、実習でこちらにお世話になってるんです」

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江「昨日今日の話したら花ちゃんが実習行ってる先でビックリしたの」 花「まさか今日の劇を水泳部だった皆さんがやってくださるなんて思いもしなかったので、知っていればもっとご協力できたんですが；」 真「素人ばっかりで申し訳ないけど、よろしくね」 花「こちらこそ！それではこちらへどうぞ」

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宗「ステージが想像してたぐらいの広さで良かったな」 真「大道具ももう設置してあるし、とりあえず衣装に着替えてリハーサルしようか」 似「おはようございます！」 渚「あ、愛ちゃん！」 凛「おい愛、ちょっと遅いぞ」 似「すみません！降りる駅を間違えてしまって…」 宗「似鳥らしいな」

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江「じゃあ始めま～す とあるお屋敷の庭で……」 貴「やっぱりハルのアリス姿可愛い～♪」 宗「あ。そういえばビデオ…」 花「江から頼まれてますので、本番は私がビデオ撮りますよ」 凛「マジか！悪いな、サンキュ」

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花「いいえ～こちらとしてもイケメンの方ばかりで他の先生方もすっごく楽しみにしてらっしゃいますから」 渚「さっき挨拶行った時、すごかったもんね～」 怜「正直、少し怖かったです…」 花「あはは、すみません；」

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真「急げ急げ！」 江「待ってウサギさん！ねえどこに行くの？」 真「あー！もうこんな時間！」 江「もー待ってよ！あれ？ここ、どこ？ アリスはへんてこな部屋に入ります」 凛「お、そろそろ俺たちの出番だな」 宗「そういやネムリネズミ役はまだ来てねぇのか？」 貴「あ、確かにそうだね？」

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渚「首をはねておしまい！」 怜「申し訳ございません！」 似「ごめんなさい！ 」 江「待って！赤と白じゃダメなの？」 花「渚くん可愛かったのにイケメンになったな～」 凛「あいつの成長が一番驚いたな」 宗「似鳥も負けてないぞ」 貴「あの子メイドやってた子でしょ？彼も大きくなったね～」

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凛「アリスは重罪をおかしました」 渚「首をはねるしかないわね」 江「待って！私はあのウサギを追っかけてただけで…」 真「私は知りません」 江「そんな…」 渚「ひっとらえよ！」 宗「ここで颯爽に現れてアリスを助けるっていうのもいいな」 花「え？」 宗「なんでもない」

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江「どうだった花ちゃん！？」 花「すっごく良かった！！」 江「わ～良かった…あとは本番あるのみね！」 凛「ところでハル、 ネムリネズミ役は来てないが…大丈夫なのか？」 遙「ああ、昼前には来るって言ってたから大丈夫だ」 江「ネムリネズミは寝てるだけなのできっと大丈夫です！」

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ぐきゅるるる 渚「あーお腹空いた～」 遙「おにぎりとサンドイッチでよかったら持ってきたぞ」 貴「ええ！朝から作ってくれてたんだ～ハル～ありがと～」 宗「その間横でずっと寝こけてたよなお前」 貴「ごめんってば～」 真「まぁまぁ、いただきます」 全「いただきます」

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怜「き、緊張してきました…」 凛「お前の役少しだけだろ」 怜「そうですけど！」 渚「大丈夫大丈夫！怜ちゃんが失敗しても僕がフォローしてあげるから」 怜「いいえ！そういうわけにはいきません！立派にトラ ンプ兵を演じてみせます！ね、似鳥くん！」 似「は、はい！」

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渚「うわ～園児ももちろんだけど、保護者の人たちもたくさん入ってきたね～」 凛「最近の親って若いよな」 貴「同い年の人もいるんじゃない？」 真「うわ～みんな可愛い」 花「橘先輩、相変わらずだね…」 江「ええ。相変わらず天然イケメンなの」

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遙「あ…」 尚「ごめんごめん遅くなったな。俺はどの衣装を着ればいいんだ？」 真「尚先輩！」 尚「台本これ？俺の役は確かネムリネズミだったよね」 遙「はい」 尚「えっと…ふーん。うん、わかった」 江「あ、あの。よろしくお願いします」 尚「うん、こちらこそよろしくね」

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江「お兄ちゃん、あの綺麗な人って誰？」 凛「あーなんかハルと真琴の中学の先輩で芹沢って人だ」 江「すっごく迫力のある美人さんだね」 凛「うさんくさい笑顔だよな」 江「そ、そんなこと言っちゃダメだよ！」 貴「芹澤先輩って昔なんか迫力あって逆らえないオーラあるんだよね～」

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江「それでは皆さん、準備はいいですか？」 凛「ああ」 貴「いつでもいいよ」 宗「お前の出番まだあとだけどな」 怜「はい！」 似「大丈夫です！」 渚「おー！」 尚「ふふ」 遙「じゃあ行くぞ」

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ナレーション(江)⇒ナ アリス(遙)⇒ア 白ウサギ(真琴)⇒白 帽子屋(凛)⇒帽 チェシャ猫(貴澄)⇒チ ハートのクイーン(渚)⇒ハ 三月ウサギ(宗介)⇒三 ネムリネズミ(尚)⇒ネ トランプ兵(怜、似鳥)⇒黒、赤

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ナ「川の土手に座っていたアリスのそばを、突然服を着た白いウサギが駆け抜けていきました」 白「大変大変！間に合わないよ！」 ナ「アリスは白うさぎを追い、大きな穴に飛び込みました。すると鍵の掛かったドアが並ぶ広間へ出ますが、ウサギは見あたりません」 ア「ウサギさんどこ行ったんだろう」

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ナ「するとそこには小さな鍵があり、ドアを開けると、細い道がありますが、体が大きすぎて通れません」 ア「ん？なんだろうこれ…Romantist Swimmer？」 ナ「そこには不思議なドリンクがありました。アリスがとりあえず飲んでみると…体が小さくなってしまいました」

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ナ「ところが、ドアのカギは、テーブルの上に置いたまま。今度はテーブル下の小さな丼ぶりを発見します。そこには…」 ア「Abroad HardTraining？」 ナ「またしてもアリスは意味がわかりませんでしたが、それを食べてみました。すると…今度は体が大きくなりました」

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ナ「またウサギが慌てた様子で走っていきます」 ア「ねえウサギさん待ってよ！」 白「へ！？」 ナ「話しかけたアリスにビックリしたウサギは、扇を落として行ってしまいます。そこには… ア「HighSpeed？」 ナ「そう書かれており、アリスがその扇を使ったところ、体が縮みました」